妊活中の方から妊娠中の方まで重要な栄養素の葉酸。
女性だけではなく、妊活中は男性も摂取するのがおすすめされています。
食事だけではなかなか十分に摂れないので自分にあった葉酸サプリを見つけて上手に摂取しましょうね!
おすすめの葉酸サプリってどんなもの?
葉酸はビタミンB群のうちのひとつで、水溶性のビタミンです。
ビタミンB群は葉酸以外にビタミンB1、B2、ナイアシン(ニコチン酸)、B6、パントテン酸、ビオチン、B12の8種類です。
葉酸は1944年にほうれん草の「葉」から発見されたようです。
最近ではドラッグストアや通販など色々なタイプがあるので、自分にあったものを探したいですね。
葉酸サプリが必要な人ってどんな人?
妊娠中、授乳中の人
葉酸を妊娠前1カ月から妊娠3カ月ごろの妊娠初期に多めに摂取することで、神経管欠損症(NTD)など胎児の先天性奇形の予防効果があると言われています。
妊娠すると女性は栄養が今まで以上に必要になってきます。
葉酸の効果・効能は、神経管欠損症(NTD)など胎児の先天性奇形の予防や貧血の予防、母乳の出を良くするなどなので、妊娠後の授乳中の人にも良いと言われています。
妊活中の男女
妊活中の男女に葉酸はの摂取はとても大事です。
厚生労働省からも1日400μgの葉酸摂取が摂取推奨量とされていて、健康的な毎日を送るために特に必要な栄養素です。
また、併せてザクロには男性の生殖機能改善の効果があると言われています。
女性であればザクロを摂れば、女性ホルモンが補充されたのと似た状態になります。
また、妊活中によく言われるマカには、血流を良くする効果とホルモンバランスを整える効能があります。
男性に必要と思われがちですが、女性であれば生理周期や排卵機能を整えるために飲むのが良いです。
ですが、マカとざくろについてはあくまでも妊活中のみの摂取で、妊娠の可能性のある時や妊娠時期に取るとホルモンバランスを崩してしまう可能性がるそうなので、あくまでも妊活中に摂取すると良いようです。
葉酸サプリを選ぶ時のポイント
安心して飲めるものを選ぶ
まず、放射能や残留農薬の心配は無いか?
葉酸サプリの原料には沢山の野菜が使われていますから、当然放射能や農薬の心配もあるかもしれません。
出来るだけオーガニックな環境で育ったものを使用してるかその辺りの安全性もチェックしましょう。
添加物を使っていないか?
妊活中・妊娠中のデリケートなこの時期、外国製の安価な葉酸サプリを選んだり、よく聞く大手メーカーだからと安心したりしてはいけません。
中には香料や着色料、保存料、防腐剤など添加物が使われているものがあります。葉酸サプリは無添加のものを選びましょう。
GMPに適合認定されている製造工場かどうか?GMPは、(Good Manufacturing Practice)の略で、原料の入庫から製造、出荷にいたる全ての過程において製品が「安全」に作られ、「一定の品質」が保たれるように定められた規則とシステムのこと。
GMP認定かどうかもチェックしたいですね。
十分な量の葉酸が取れるものを選ぶ
葉酸は大きく分けて2種類あります。
1つが、ほうれんそうなどの食品に含まれている食事性葉酸(天然葉酸)、もう一つが工業的に製造されているモノグルタミン酸型の葉酸(合成葉酸)です。
厚生労働省がサプリメントで1日400ug(0.4mg)の摂取を推奨しているのは、「モノグルタミン酸型葉酸=合成葉酸」のほうになります。
サプリメントに添加されている合成葉酸は、体内での利用効率が85%なのに対して、天然葉酸(食事性葉酸)は、代謝過程に多くの段階を踏むために利用効率が50%程度に低下してしまうとの結果が出てるようです。
ですので、天然の方が安心…と選んだ場合、例え1日400ugを摂取しても吸収されるのはそれより少ない可能性があると言われています。
飲みやすいものを選ぶ
葉酸サプリではにおいが気になって飲みにくい…という話も聞きます。
つわりなどの時期ただでさえ臭いに敏感な時に、嫌な臭いのサプリを飲まないといけないのは辛いものです。最近では臭いが少ないサプリメントもたくさん出てますので購入前に調べてみるのもいいかもしれませんね。
また、サプリメントの1粒の形状にもこだわった方が飲みやすいかもしれません。
海外製品のものは1粒がとても大きいものがよくあるので、飲みにくくて結果飲まなくなり別のを購入した…なんてこともあるようです。
そこも気をつけたいところですよね。
オススメの葉酸サプリは?
ベルタ葉酸サプリ
葉酸サプリで有名なベルタ葉酸サプリ。
こちらの会社は株式会社ビーボという東京にある会社が製造しています。
こちらの1番の特徴は天然酵母葉酸を使用してるところです。
天然酵母葉酸とは合成葉酸を効率良く吸収されるように酵母で発酵培養させさらに栄養価の高い原料を配合したものだそうです。
もちろんこちらもモノグルタミン型葉酸で体内への吸収率が高いものとなっています。
また安心の無添加、安全のGMP認証済みで、葉酸の1日の巣方摂取量400μg、ほか27種類のビタミン、鉄分16mgカルシウム232mgなど、妊娠中に必要な栄養素がたくさん配合されているのも人気の秘密だと思います。
ママニック葉酸サプリ
ママニックは2015年7月に発売が開始されていて、数ある葉酸サプリの中でも後発の商品です。
その分、既存の商品を徹底的に研究しつくしており、今までの葉酸サプリで物足りなさを感じていた部分も徹底的にカバーしているところが良いところです。
栄養機能食品の準拠数「12種類」は数ある葉酸サプリの中でも1位です。
まだまだ認知度が低いのですが、商品の品質は充分に満足できるものとなっています。
市販でオススメの葉酸サプリ
葉酸カルシウムプラス
赤ちゃんブランドのピジョンから出てるサプリです。
ピジョンの商品の研究開発、品質管理は「ピジョン中央研究所」にて行なわれていて、品質チェック等はこの研究所で行われており、高い品質を保っています。
成分は葉酸、ビタミンB6、ビタミンB12、鉄分、カルシウムと妊婦さんに必要な栄養素をを一度に摂取出来ますし、添加物の割合や種類も抑えられている製品です。
ワダカルママ葉酸
ママ雑誌で有名なこのサプリ。
こちらはワダカルシウム製薬という会社が製造しています。このサプリにはビオチンという栄養素が配合されています。
ビオチン欠乏症になることは極めて少ないと言われていますが、もし欠乏症になると胎児に奇形が誘発される確率が高くなると言われているので、葉酸サプリに配合されているのは安心ですよね。
また、着色料、保存料、香料などの添加物は使用されていない点も安心ですね。
市販の葉酸を選ぶ時のポイント
添加物に注意!
ビタミンB12が配合されてるものを選ぶ
葉酸が欠乏することによって胎児の胎児発育延滞、神経管閉鎖障害、ダウン症と関連性があるという報告があるようです。
また、葉酸の不足が原因で赤血球が大きくなってしまい、体内が酸欠状態になる悪性貧血ですが、これは葉酸だけしっかり摂取していても防ぐことが出来なくて、赤血球を守るために、葉酸と同じくらいしっかりとビタミンB12を摂取することが重要となります。
葉酸を摂取していも、ビタミンB12が不足していればやはり正常な赤血球がつくられず悪性貧血を発症しやすくなります。そのため、どちらもバランスよくどちらも不足することなく摂取する必要があるんですね。
葉酸を妊娠前1カ月から妊娠3カ月ごろの妊娠初期に多めに摂取することで、予防効果や上記のような症状になる確率を軽減できると言われているので、用量を守りながら積極的に摂取しましょうね。
まとめ
妊活中の方から妊娠中の方まで葉酸は非常に重要なサプリといえそうです。
妊娠初期に非常に重要な栄養素となるらしいので、妊娠してから飲むのではなく妊娠2~3カ月前から飲むことを推奨するお医者さんもいるようです。
今年中には…なんて考えている人は、そろそろ自分にあったのを見つけておいてもいいかもしれませんね。
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