テレビを見ているとよくモデルさんが、痩せるために何か努力していることは?という質問を受けています。たまに何もやっていませんというモデルさんがいます。しかし、そう答える人はほとんどの人が痩せる生活習慣を送っています。そこで今回は痩せる生活習慣とは、どんなものか紐解いていきたいと思います。
痩せる生活って一体どんなもの?
痩せたいって思う人は結構聞いたことがあることかもしれませんが、痩せている友達に何か痩せることをしているの?って聞いたら、特に何もしてないよ!って返答が返ってきた経験ってないですか。私は色々な人にその質問をしましたが、だいたい7割の人は何もしていないという風に返答が返ってきます。
でも、痩せている子が何もしていないという風に聞いて信じられますか?私は何か隠してるんじゃないかなと正直疑ったことも何回かあります。しかし、その答えは何か考えると生活習慣が違うという結果にたどり着きました。ではなぜ、何もしていないって言ってるのに痩せているのでしょうか?
とても簡単なことで、一日の生活の中に当たり前のように痩せる仕組みができていて、本人は痩せるために何かをしているという実感を持っていないためです。痩せたい人が内容を聞くと、それってダイエットじゃん!っていう風に思うことでも、本人にとっては「イヤイヤ!それ普通でしょ!」という認識を持っています。
つまり、2人の思っていることがお互い違うのでこういった状況になってしまうのです。それでは、まず初めに、なかなか痩せることができない人の生活習慣ってどういったものがあるでしょうか?解き明かしてみましょう。
なかなか痩せることができない人の特徴
①カロリーが高い食事をしている
なかなか痩せない人は、自分が思ったよりもかなり高カロリーな食事を摂っている可能性が高いです。私も今思うと相当高いカロリーの食事を摂っていました。
具体例をあげると、炭水化物、脂身、揚げ物が多くお肉中心の生活になっているということです。そういう食事は、だいたい食事の色も白と茶色が中心になった色の食事になります。特に野菜が少なくなるにつれて、そういった色合いも目立つようになります。
自分も1人暮らしをしていると、それが普通って思ってしまい感覚がだいぶ鈍っていました。それが当たり前の生活になってしまうと、是正するのがとても難しくなってしまいます。
②普段から楽ばかりしている
これもなかなか自分で気づくことって少ないと思います。自分は結構動いているつもりでも、意外と動いていないことに気が付きます。
<具体例>
・テレビを見る際にリモコンを使っている
・歩いて10分くらいの距離でもバスや電車を使う
・自分では動かず人に動いてもらう
・家の中では常に動かない
・ちょっとの階段でもエスカレーターやエレベーターばかり使う
上記の中で思い当たる節はありませんか?意外と自分では当たり前じゃん!と思っていることかもしれないですが、これが何年も積み重なるとだいぶ変わってきます。ちりも積もれば山になるという言葉の通りで、楽な生活をしすぎると、どんどん脂肪になってしまいます。そうなるとますます痩せにくい身体になってきてしまいます。
③常に何かを食べている
これもあるのではないでしょうか?ちなみに私は、間食をよくしていました。間食では菓子パンを2つから3つほど食べていました。またひどい時には、1日で飴を1袋食べたこともありました。その頃は、いくら運動をしても痩せることも全くなかったんだろうなという風に思います。
特に20歳の頃は休日に1日5食とっていて、しかも脂ものや炭水化物ばかりとっていたので、すぐブクブク太っていきました。その時は1年間で体重が15kg増えてしまいました。そうなった時は今まで着ていた服やズボンが1枚も着ることが出来なくなってしまい、すべて買い換えた覚えがあります。
④食事を摂る時間が不規則
これは私が社会人になった時が常にそうでした。小売業で働いていたので、シフト制のため、常に始業時間と就業時間がバラバラでした。そのため食事をする時間もバラバラでした。
毎日食事の時間が統一されていたらよかったのかもしれないですが、夜11時以降に食事を摂るということが普通にあったので、なかなか痩せることもなかったです。いくら仕事のときにたくさん動いても、動けば動くほどご飯を食べてしまい、結局体重が減ることはなかったです。
⑤ストレス発散で暴飲暴食をしている
これも私に当てはまるのですが、何かあったらすぐにストレス食いをやっていました。イライラするから食べ放題でたくさん食べまくろうとか、酒を飲みまくろうとか常にそういったことばかりやっていました。若いときはそれがとても快感で気持ち良かったのですが、何年か経ったときにこれはマズいっていう風に思いました。
歳をとるにつれて、今まで同じ量を食べていてもお腹が出てくるスピードも早かったですし、何といっても食べる量を減らすだけにしても、なかなか痩せにくい身体になってきていることに気付きました。何年か経った後にしまった~と思いましたが、もう後の祭りです。
⑥極端に食事を抜く
体重が増えてしまったって思ったら1日食事を抜こうっていう風に極端な断食をしようとする人が多いです。1食抜いたらすぐに体重が減るだろうと思っているのですが、実際にはなかなかそういうわけにはいきません。
なぜかというと、1食抜いたらどうしても断食後にたくさん食事をとってしまいます。そうなるとその食事量が基準となってしまって、せっかくの断食も意味のないものになってしまいます。ご飯を抜かしたからといって、なかなか痩せるものではありません。普段の食事に気を付けていかないことには、痩せていくのはほぼ不可能でしょう。
⑦家に閉じこもりっぱなし
だいたい太っている人がやりがちなことは、家の中に閉じこもりっぱなしということです。家の中でずっといるので、全く動くこともなく休みの日もただゴロゴロしている。そういった人は、休みの日には何もすることがないので、テレビを見てお菓子を食べての繰り返しをする人が多いです。
常に家の中にいることが好きなので、会話をすることもありません。その内、誰とも話さなくなり性格も暗い性格になってしまいます。そうなると結局ストレスを発散する場所がないので、お菓子を食べてしまうの繰り返しになってしまいます。
痩せる生活習慣を身につけるには!?
①ローカロリーな食事をしている
これはどういうことかというと、脂肪分、炭水化物の量が少ないということです。痩せる生活習慣の人は、緑黄色野菜、魚を中心にとっている人が多いです。また揚げ物も少なく、非常に身体に優しい食事をしている人が多いです。
また外食でも、ジャンクフードのようなものはあまり取らずに、和食などさっぱりしたものを摂る人も多いです。そうすることで、太りにくい身体が作り上げられていき、痩せやすい身体になっていきやすくなります。
<理想の食事>
・ご飯(雑穀入り)1善
・味噌汁
・根菜物(2品)
・魚か肉を使った料理
上記のような食事を心がけると良いでしょう。こういった食事に変えるだけで、とても痩せやすい身体を手に入れることが可能になります。
また、油でも魚の油はたくさん摂ると身体に良いと言われていますが、肉の脂は身体に悪いものが多いので、できるだけ魚の油を摂ると良いです。
②歩く習慣をつける
とにかくたくさん歩きましょう。テレビも本体まで行ってつけに行ったり、エスカレーターもなるべく階段を歩くようにしてみましょう。それだけで、歩数もだいぶ増えてきます。それが積み重なると、カロリーも消費しやすい身体になってくるので、痩せやすくなります。
また歩数を増やそうと思ったら、ウォーキングを取り入れてみても良いでしょう。夕方の涼しくなった時期に30分~1時間程度毎日歩くだけでもだいぶ違ってきますよ。痩せるためには、まず身体の脂肪が燃えやすい身体を作っていくのが大事です。1日、1万歩歩くことを意識して動いてみましょう。
③間食をしない
これも相当大事なことです。間食をしないことが、カロリーを減らすことにもつながります。カロリーが減るということは体重も増えにくい身体になります。その結果、徐々にカロリーを減らしていくことで、身体も慣れてきます。すると、自然に摂取する量も減るので結果的にどんどん体重も減りやすくなっていきます。
もし、間食をなくすのが難しいという人は、摂取量を減らしてみましょう。例えば今までパンを食べていた人であれば、パンよりもカロリーが低いものに変えましょう。オススメは酢こんぶやあたりめやガムなど、カロリーが低くて何回も噛むことができるものに変えてあげると良いです。
④食事を摂る時間を統一する
出勤日も休日も、毎日食事を摂る時間を統一しましょう。そうすることで身体のリズムも整い、不要なものも出やすくなります。
<具体例>
・朝6時30分に起床後、水を1杯飲む
・朝7時に朝食
・昼12時に昼食
・夜19時に夕食
・夜22時に就寝
上記のように時間を設定し毎日守るようにしましょう。尚、夕食については遅くても20時までには摂った方が良いです。それ以降だと、身体の活動が停滞している時間帯なので、余計カロリーを吸収しやすくなってしまうそうです。
また、寝る時間も22時~深夜2時までは肌を修復する時間帯になっています。別名、お肌のゴールデンタイムとも言われているくらいなので、日がまたぐまでには寝ておいたほうが良いと言えます。
⑤運動をすることでストレス発散をする
ストレスが溜まった時でも運動によって発散をしている人もいます。よく聞くのはランニングをする人という人です。仕事が休みの日に緑が多いところを走ることで、心も癒されますし気持ち良いようです。
また、汗がベタベタするのが嫌だという人は、水泳でも良いでしょう。泳げない人でも水中ウォーキングをすることで、普通のウォーキングよりも1.2倍~1.5倍ほど効果が高くなるようです。市営の施設に行くと安い料金で利用することもできるので、行ってみても良いでしょう。
⑥家に閉じこもらない
何も用事がなくても、ひとまず家の中じゃなくて外出するのが良いでしょう。外出することで心がとても穏やかになりますし、気分転換にもなります。ウインドウショッピングとかちょっとしたことでも良いです。とりあえず、外に出ることで歩く量は増えるので、習慣化していくと良いです。
そうすると、次第に外へ出るのが楽しくなってくると思いますし、なんといっても表情も明るくなります。身体の脂肪だけではなく、心の脂肪も落ちてくるのでとても身軽になります。身体だけではなく、心の中身も磨いていくことで、モチベーションもだいぶ変わってくるので大切です。
⑦なるべくたくさんの人としゃべる習慣をつくる
この最大の目的は、顔を引き締めるという目的があるということです。たくさん喋る人は、顔の周りにある表情筋が鍛えられ、とても引き締まっている人が多いです。歳をとってからも顔がたるみにくい状態にもなるので、顔の引き締め効果も抜群です。
また、これ以外にもストレスを解消してくれる効果もあります。仲の良い友達とたくさんしゃべることで、心の中もキレイになります。しゃべる時に、たくさん笑うことで身体にも良い効果が期待されます。できるだけ社交的になり、色々な人と交流の場を持ちましょう。
痩せる生活習慣を身につけた先に待っているもの
痩せるための生活習慣について紹介させていただきました。痩せる生活習慣を身につけた先には何が待っているでしょうか?色々考えることができるでしょうが、私には2つの幸せが待っていました。
1つ目は、周りからの見られ方が変化したということです。単純に言うと、女性と話す機会が増えたということです。私は今まで女性と話すのも得意な方ではなかったので、とても嬉しかったです。
2つ目は、身体が軽くなったということです。痩せていくと、何をするにも身体が楽になってきます。特に階段を登る時が楽だなと思いました。今までは、ひざにとても負担が来ていましたが、痩せてからはだいぶ楽に歩けるようになりました。
この2つの幸せを手に入れたことで、生活スタイルはだいぶ変わりました。今まで以上に楽しくなりました。痩せる生活をするまでには、とても苦労がありましたが、苦労を乗り越えた先には楽しみが待っています。ぜひ生活を変えてみてはどうでしょうか?
コメント