山形市は日本でも有数の温泉地として知られ、観光地も数多くあるエリアです。また、山形城跡をはじめとして、明治~大正時代の古い建物も現存し、由緒ある史跡も多いだけでなく、さくらんぼに代表される豊かな山の幸にも恵まれ、グルメスポットも豊富です。そんな、山形市のおすすめ観光地10選とグルメスポット5選をご紹介します
蔵王連峰の豊かな恵みの地・山形市
山形市は、県内各地にに温泉があり、日本でも有数の温泉地として知られています。なかでも、「最上高湯」とも称される蔵王温泉は、「奥羽三高湯」の一つに数えられています。
また、山形市内には山形城跡をはじめとして、明治~大正時代の古い建物が数多く見られ、その歴史を感じることができます。
また、それだけでなく、さくらんぼに代表される豊かな山の幸にも恵まれ、四季折々の果物・作物が堪能できるグルメスポットも豊富です。
そんな、山形市のおすすめ観光地10選とグルメスポット5選をご紹介します。
第1位:山形の象徴・蔵王連峰
蔵王ロープウェイが一年を通して運行しており、冬場にも訪れることが可能
蔵王は、山形県~宮城県にかけて位置している標高1,841メートルの山で、遠くからでも雄大な姿を厨房することができる、山形の象徴とも言える存在です。
古代から修行僧によって「修験道の場」とされてきたことから、修験道の本尊である「蔵王権現」にあやかって「蔵王」と称されるようになりました。
山形のみならず、東北の象徴とも言いるほどの景勝地で、その周辺エリアには、ロープウェイや温泉地といった、数多くの観光スポットがあります。春から夏は緑が美しく、秋には紅葉が、そして冬の樹氷など、四季折々に表情豊かな風景を見ることができます。
蔵王温泉の蔵王山麓駅と蔵王地蔵山頂駅を結ぶロープウェイ。標高1,000メートル以上の高さから山形市の壮大な風景を一望することが出来ます。
また、蔵王ロープウェイが一年を通して運行しており、冬場にも訪れることが可能です。
■ 基本情報
・名称: 蔵王ロープウェイ
・住所: 山形県山形市蔵王温泉229-3
・アクセス:JR山形駅から車で約40分
・営業時間: 8:30~17:00(冬期は8:15~16:45)※路線や気候で変動あり
・電話番号: 023-694-9518
・料金: 地蔵山頂駅行 大人・2600円 子供・1300円(往復)
第2位:1900年もの歴史を持つ名湯・蔵王温泉
泉質は疲労回復・美白効果と女性からも大好評
蔵王温泉は、蔵王連峰のふもとに位置する温泉地で、1900年もの歴史を持つ名湯です。
温泉旅館なども豊富なほか、共同浴場はとてもリーズナブルな料金で利用することができます。また、スキー場に隣接したエリアにあるので、冬場でも数多くの観光客で賑わい見せています。
なお、蔵王温泉の泉質は疲労回復・美白効果もあり、女性からも大好評…デートで訪れるのにも最適ですね。
■ 基本情報
・名称: 蔵王温泉(ざおうおんせん)
・住所: 山形市蔵王温泉708-1
・アクセス:JR山形駅から蔵王温泉行きバスで約30分
・営業時間: 6:00~22:00(共同浴場)※施設により異なる
・電話番号: 023-694-9328
・料金: 大人・200円 小人・100円(共同浴場)※施設により異なる
第3位:山形を象徴する史跡・霞城公園
石垣の桜は天然記念物にも指定されている
霞城公園は、山形城の跡地に整備された広大な敷地を誇る公園です。山形駅からも近く、山形を象徴する史跡としても広く知られています。
また、花見スポットとして有名で、石垣に植えられた桜は天然記念物にも指定されています。開花の季節には、まさに絶景スポットに変貌します。春にはぜひ訪れたい観光スポットですね。
■ 基本情報
・名称: 霞城公園(かじょうこうえん)
・住所: 山形市霞城町1-1
・アクセス: JR山形駅から徒歩10分
・開園時間: 5:00~22:00(冬場は5:30~)
・定休日: 年中無休
・電話番号: 023-641-1212(山形市公園緑地課)
第4位:松尾芭蕉ゆかりの宝珠山 立石寺
「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」
宝珠山 立石寺は、貞観二年(860年)に建立された由緒ある寺院です。
地元では「山寺」の通称で呼ばれており、かつてこの手を訪れた俳人・松尾芭蕉が詠んだ「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」で知られています。
同寺院には、根本中堂、日枝神社、対面石、仁王門といった数多くの見どころがあります。また、悪縁を切るご利益もあり、新しい人生を望む人々が全国から足を運んでいます。
■ 基本情報
・名称: 宝珠山 立石寺(りっしゃくじ)
・住所: 山形県山形市大字山寺4456-1
・アクセス: JR山形駅からJR仙山線で約20分
・営業時間: 8:00~17:00
・電話番号: 023-695-2843
・料金: 大人・300円 中学生・200円 幼児・100円(入山料)※宝物殿などは別途有料
第5位:大正ロマンを感じられる山形県郷土館 文翔館
国の重要文化財に指定されている
山形県郷土館 文翔館は、大正5年に建設された洋風の建築物です。
その建物には大正時代の雰囲気を残しており、史跡として国の重要文化財にも指定されています。また、館内のイベントホールでは不定期にコンサートなども実施され、大正ロマンの雰囲気を感じることができます。
なお、入館が無料なのも嬉しいポイントです。
■ 基本情報
・名称:山形県郷土館 文翔館
・住所: 山形県山形市旅籠町3-4-51
・アクセス: JR山形駅から市役所経由路線バスで市役所前下車
・営業時間: 9:00~16:30
・定休日: 第1・第3月曜(祝日の場合翌日休)、12/19~1/3
・電話番号: 023-635-5500
・料金: 無料
第6位:開放感満点の露天風呂が魅力の湯の花茶屋 新左衛門の湯
グルメやショッピングの施設も充実している
湯の花茶屋 新左衛門の湯は、1999年にオープンした比較的新しい温泉施設です。
魅力はなんといっても開放感抜群の露天風呂で、連日、数多くの人たちで賑わっています。
また、併設された料亭では、牛肉料理やそばといった山形の食材を存分に使った料理を堪能することができ、さらに、ショッピング施設も充実しており、大変人気の高い施設です。
■ 基本情報
・名称: 湯の花茶屋 新左衛門の湯
・住所: 山形県山形市蔵王温泉川前905
・アクセス:JR山形駅から山交バス蔵王温泉行きで45分
・営業時間: 10:00~18:30(土日祝は21:30まで)
・定休日: 不定
・電話番号: 023-693-1212
・料金: 大人・700円 小学生・400円 幼児・200円
第7位:山形土産を買うなら山形県観光物産会館
山形県の特産品が勢揃いの大型店舗
山形県観光物産会館は、山形の特産品が勢揃いした大型の店舗です。
さくらんぼをはじめとして、そばやワインなどの飲食物、コケシといった伝統の民芸品まで、多種多彩なお土産が販売されており、お土産を買うならここ、と言える充実振りです。なかでも、ずんだ餅やみたらし団子といった和菓子が大人気です。
■ 基本情報
・名称: 山形県観光物産会館
・住所: 山形県山形市表蔵王68
・アクセス:JR山形駅から車で15分
・営業時間: 9:00~17:30
・定休日: 不定
・電話番号: 023-688-5500
・料金: 入場無料
第8位:JR山形駅直結・霞城セントラル
最上階の展望ロビーからは山形市内を一望することができる
霞城セントラルはJR山形駅のすぐ目の前にある大型の複合ビルです。
その高さは115メートルと山形市でも屈指の高さを誇り、建物のなかには、行政センター、ホテル、エステ、レストランといった多種多様な施設が混在しています。
また、最上階の展望ロビーからは市内を一望することができ、特に夕刻から夜にかけては絶景です。デートコースにも盛り込みたいですね。
■ 基本情報
・名称: 霞城セントラル
・住所: 山形県山形市城南町1-1-1
・アクセス: JR山形駅から徒歩2分
・営業時間: 9:00~17:30(ビル受付時間)※店舗により異なる
・定休日:施設によって異なる
・電話番号: 023-647-7211
第9位:戦国時代を偲ばせる最上義光歴史館
2009年から入館料が無料に
最上義光歴史館は、戦国時代の大名・最上義光に関する資料が展示されている歴史資料館です。
歴史的・文化的に価値の高い遺品が数多く展示されており、歴史に興味のある方にはおすすめのスポットです。また、2009年かから入館料が無料になったのも嬉しいですね。
■ 基本情報
・名称: 最上義光歴史館
・住所: 山形県山形市大手町1-53
・アクセス: JR山形駅から徒歩約15分
・営業時間: 9:00~17:00
・定休日: 月曜日(祝日の場合翌日休)
・電話番号: 023-625-7101
・料金: 無料
第10位:陶芸体験が楽しい七右エ門窯
平清水焼の伝統に触れることができる
七右エ門窯は、平清水焼きで知られる平清水にある陶芸工房です。誰でも参加可能な陶芸教室が行なわれており、気軽に平清水焼の伝統に触れることができます。
また、オーダーで茶碗や花瓶といったオリジナル陶器を製作してもらえるため、お祝いギフトの準備などにも便利です。
■ 基本情報
・名称: 七右エ門窯
・住所: 山形県山形市平清水153
・アクセス:JR山形駅から芸術工科大行きバス「平清水」下車
・営業時間: 8:30~17:30
・定休日: 年中無休
・電話番号: 023-642-7777
・料金: 入場無料 ※陶芸教室は別途有料
山形市のおすすめグルメスポットTOP5
グルメスポット1位:いのこ家 山形田(煮芋)
いのこ家 山形田は、全国的に知られる山形の名物・芋煮をいただける郷土料理点です。こちらの芋煮に入っている肉は、もちろん名産の山形牛となります。山形を訪れたら、ぜひいただきたい地元ならではの料理が芋煮…食べずには帰れませんよ。
同店は、JR山形駅に直結した霞城セントラルのなかにあり、アクセスも良好です。また、芋煮だけでなく、旬の食材を活かした郷土料理や米沢牛なども堪能できます。
おいしい地酒もありますよ!
■ 基本情報
・名称: いのこ家 山形田
・住所: 山形県山形市城南町1丁目1−1 霞城セントラル1F
・アクセス: JR東日本・山形駅から徒歩1分
・営業時間: 11:30~14:00、17:00~23:00
・定休日: 夜・年中無休、昼・お正月(1月1~3日)
・電話番号: 023-647-0655
グルメスポット2位:香味庵 まるはち(漬物)
山形には地元ならではの冬の保存食として、野菜を漬けた「やたら漬け」、「おみ漬け」、「青菜漬け」など豊富な種類のお漬物があります。
香味庵 まるはちは、では、このような自慢のお漬物をはじめとして、漬物寿司や四季折々の郷土料理を堪能することができます。
■ 基本情報
・名称: 香味庵 まるはち
・住所: 山形県山形市旅篭町2丁目1−5
・アクセス: JR東日本・山形駅から車で6分、1.5km
・営業時間: 11:30~14:30、17:00~21:00
・定休日: 第1水曜日、年末年始
・電話番号: 023-634-4108
グルメスポット3位:味の里ばんだい(居酒屋)
味の里ばんだいは、選び抜かれた魚介類料理が豪快な居酒屋です。
新鮮な食材をその場で選び、いただくことができます。魚介類のほかにも、山形名物・山形牛、芋煮、だし、蕎麦もあります。
■ 基本情報
・名称: 味の里ばんだい
・住所: 山形県山形市小姓町3−8
・アクセス: JR山形駅東口から 徒歩10分
・営業時間:17:00~23:00(L.O.22:30)
・定休日: 日曜日(翌日が祝日の場合は営業)
・電話番号:023-622-1137
グルメスポット4位:LONDON亭(ビストロパブ)
London亭は、山形市にある50種類以上のビールとこだわりの手作り料理がいただけるビストロパブです。数あるビールのなかから、自分の口に合うビールを探すのも楽しいでしょう。
■ 基本情報
・名称:LONDON亭
・住所: 山形県山形市七日町3丁目2−1 ポールスタービル
・アクセス:山形駅から徒歩10分
・営業時間: ランチ 月~金 11:30~13:30(L.O.)
月~金 17:00~23:00(L.O.22:30) 土 18:00~23:00(L.O.22:30)
・定休日:日曜日
・電話番号:023-625-2232
グルメスポット5位:麺屋 花蔵(ラーメン)
麺屋花蔵は、あっさりスープの鶏ごぼうラーメンが人気の山形市の有名ラーメン店です。
鶏ごぼう麺は、味噌・塩・醤油のなかから選ぶことができ、鶏挽肉とごぼうの香り、もやしや水菜の食感が抜群ですよ!
基本情報
・名称:麺屋 花蔵(かぐら)
・住所:山形県山形市大字妙見寺108-5
・アクセス:JR仙山線山形駅より5.7km
・営業時間:11:00~21:00
・定休日:水曜日
・電話番号:023-642-3521
おわりに:山形市の観光土産はこれで決まり
山形と言えば、さくらんぼの名産地ですよね。こちらの銘菓「さくらんぼ・きらら」は、山形産さくらんぼがゼリーのなかに丸ごと入っている、ちょっと贅沢なお菓子です。
山形市の観光のお土産に、おすすめの一品ですよ。
■ さくらんぼ・きららの基本情報
・販売元:株式会社さくらんぼ
・販売店住所:山形県東根市大字羽入字柏原新林3008番(山形空港ビル内)
※その他、市内各所で取り扱いあり
・営業時間:9:00~17:00
・電話:0237-47-2111
・価格: 540円(6個入り)
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