生理中は海に入れる?衛生面は大丈夫?病気にならない為にも絶対に気をつけるべきポイント!

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もうすぐ沖縄旅行!海外の海で友人とアクティビティ!と、海で楽しいイベントを予定していたときに、生理になってしまった、ということはありませんか。女性とは切っても切り離せない生理。ただでさえ憂鬱なのに、もしかしたら生理中は海には入らないほうが良い?タンポンだけど大丈夫?そんな悩みにお答えします!

 

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生理中に海に入ると危険?!


海で遊んでBBQ、ダイビング、海外の海でバカンスなど、海には楽しいイベントがいっぱい!でも、女性と「生理」は切っても切り離せない運命ですよね。生理中は生理痛などの症状が出たりカラダが冷えやすくなるので、出来れば海水浴などの日に生理が重ならないようにしたいですが、そういうわけには行かない時もありますよね。でも、生理中に海に行ってもいいのでしょうか?

生理(月経)とは、子宮の内側にある子宮内膜という膜が、受精卵を着床させやすくする為に分厚くなった後、受精卵が着床しなかった場合に剥がれ落ちて、体外に排出されることによって起こる現象です。子宮の出入り口はとても細いため、経血がすべて排出されるのには何日もかかります。

それでは、そんな生理の時に海に入るとどのような影響があるのでしょうか。

身体に影響はあるの?

生理中の海水浴で一番心配なのが体の冷えです。もともと生理中は冷えやすいので、冷たい海水に長時間はいると冷えを助長することになるので、あまりお勧めできません。海に入っている途中に急に体調が悪くなって、周りにも迷惑をかけてしまうというようなことがないように、可能な限り海に入りっぱなしにならないようにしましょう。スキューバダイビングのドライスーツなどを着た場合でも同じです。

鮫(サメ)をおびき寄せるって本当?

数年前、家族でヨット遊びをしていた生理中の女子中学生が、サメに襲われて亡くなるという痛ましいニュースがありました。サメは嗅覚が発達しており、遠くからでも血のニオイが分かるとも言われています。

サメも危険を冒して遠くにいる人間をわざわざ襲いにくるということは珍しいようで、生理だからといってサメが近づいてくる危険性というのは必ずしも高くないといわれています。ただ、サメは弱った動物を食べようとしますから、近くに血のにおいがする物が泳いでいると、そうでないものに比べて狙われる確率は少しは高くなるそうです。

どうしても気になる場合は、出来るだけ浅瀬にいるのが賢明かもしれません。

生理日に海に入ると不衛生なの?


結論から言うと、デリケートゾーンに傷があったり、感染症など気になることが無い場合は、海に入っても衛生面では特に問題は無いようです。ただ、経血が漏れないように対策はしなければいけません。皆の前で漏れてしまうという恥ずかしいことにならないよう、もし生理中に海に行く可能性がある場合は予め準備しておくことが大切です。

そして、生理用品は使い方に気をつけなければ、逆に不衛生になってしまいます。使い方をしっかりと把握しておきましょう。

また、あまりにも気をつかいすぎて、頻繁に膣の内部を洗浄するビデを使う人も居るようですが、膣内部は自己洗浄能力があります。気を使って洗いすぎてしまうと、逆に雑菌が一緒に中に入り込み、不衛生になる場合もあるようなので、海水浴の後などは使わないほうが良いようです。

海外の女性たちはどうしてるの?

夏のバケーションが大人でも3週間や1ヶ月以上もある欧米の人たちは、夏休みには海辺の別荘に行ったり、リゾートホテルに長期滞在したりして、日本人よりも海で過ごす機会が多いようです。特に暑いスペインやイタリア、ギリシャなどの地中海沿岸では、毎日ビーチでのんびりするのが日課にしているのだとか。

欧米の女性たちは、生理中だからと言って海に出るのを遠慮することはほとんどないそうです。夏は海で日焼けして健康的になるのが日課になっているため、たかが生理でそのリズムを崩すようなことはせず、当然のようにタンポンを身につけて、毎日海へ通います。

日本人のように、海に行くのは年に数回の特別な日という感覚ではないので、大して問題にもしていないようです。

ナプキン VS タンポン 海に入るならどっちを選ぶ?


生理中に海に行くことになった場合、どんな生理用品を身につければ良いのでしょうか。

海に入るのは、お風呂に入るときと同じで水圧があるため、実は何もつけていなくても血が出ることはほとんど無いのだそうです。しかし、水中にいるときには良くても、陸に上がった途端に圧力の関係で一気に出てくることも少なくないようです。これでは、何もつけずに海に入るのは心配ですね。

海のアクティビティでも、ダイビングなど着るものが選択できる場合は、ドライスーツを選びましょう。ドライスーツとは、中に水が入ってこないタイプのものなので、スーツの中は普通の下着を着用できます。ドライスーツなら、タンポンになれていない方でも、ナプキンをつけたままでも大丈夫!逆に、ウェットスーツは中が濡れるタイプなので、中に水着を着用する必要があり、生理の時には適さないものだといえます。

また、どうしても水着でビーチや海の中に行く場合は、ナプキンかタンポンか迷ってしまいますね。どちらが衛生面や快適さ、周りにバレにくいかなどを比較してみましょう。

ナプキンをつけて海に入ったら?

ナプキンは大きく分けて、使い捨ての紙ナプキンと布ナプキンに分けられます。海に行く場合は、実はどちらもお勧めできません。

まず、紙ナプキンは水分の吸収率が非常に高いため、海水を一気に吸収して膨らんでしまいます。生理だからといって取り付けたナプキンでも、血液を吸収しなくなってしまうため、つける意味がほとんどありません。しかも、長時間水に入っていると、剥がれてずれてしまったり、ぼろぼろになったりする可能性があります。

布ナプキンはコットンベースなので、紙ナプキンほど高い吸収率はありませんが、取り付け方法を考慮すると、水着からはみ出たりずれたりする可能性が非常に高いといえるでしょう。

タンポンは衛生上問題は無いの?

タンポンが海水を吸ってしまったとか、タンポンをつけていると砂が膣の中に入ってしまうという話を良く聞きますが、きちんとした方法でタンポンを着用していればそのようなことは殆どないようです。

タンポンを使い慣れていないと、どうしても浅めに挿入してしまうため、違和感だけでなく海水や汚れが入りやすくなってしまうので、使用するときにはしっかりと説明書を読んで、正しい使い方をしましょう。

また、タンポンに付いている紐から水を吸いあげて子宮まで雑菌が入らないか心配という方が意外と多いようですが、海水がタンポンを伝って子宮に入り込むという例はないそうですよ。

普段タンポンを使用しない人は、海で使用する前にきちんとした使い方を確認し、事前に練習しておいたほうがいいかもしれませんね。使い方が分かれば、本当に便利で快適なので、タンポンは生理中の海遊びにはとっても便利なんですよ。

海でタンポンと使うときに気をつけたい7つの注意点


タンポンをつければ何も心配ないというわけではありません。実はタンポンを使う際にも注意しなければいけない点が沢山あるんです。しっかりと準備して、海でエンジョイしましょう!

トイレの場所は事前にチェック

意外と忘れがちなのがトイレの場所のチェックです。ビーチやダイビングの際には、必ず一番近いトイレを確認しておきましょう。出来れば、まずはじめに入って、生理用品を交換することが出来るか、ティッシュが沢山あるかどうかもチェックしておくといいですね。

遊びに夢中になりすぎて、気づいたら交換しないといけないけれど、トイレが近くに無くて困ったということがないように気をつけましょうね。

紐は絶対に切らないこと!

タンポンの紐が水着からはみ出たらイヤだとか、タンポンの紐から海水が入るのが怖いという理由で、紐を切って使う人が多いようですが、これは絶対にやめましょう。

紐がないと、取り替えるときに指で行わないといけないので、不衛生になってしまいますし、紐を切ることで取り出せなくなったり、取り出すのを忘れがあるケースも多いそうです。

タンポンをつけていても、よほど激しい動きをして波に揺られたりしない限り、紐がはみ出る事もありません。生理中は水着からタンポンの紐が出るほどはしゃぐのは止めて、おとなしく遊びましょうね。

アプリケーター付きのものを使用

衛生面を考えるとアプリケーター付きのタンポンを使用したほうが良いでしょう。指で入れるのとは違い衛生的で、初心者でも正しい位置に簡単に挿入することが出来ます。海遊びの途中で交換したくなったときでも、汚れた手を入れることなく交換できるため安心です。

量が少なくてもこまめに取り替えること!

量が少ないからとか、一日中つけていても漏れないからという理由で、目安時間(通常8時間)以上の装着を続けることは危険だといわれています。TTS(トキシショック症候群)というものがあり、突然の発疹や高熱、嘔吐、倦怠感、下痢、粘膜の充血、そして血圧低下という急性疾患を起こす問題が近年増えています。

TTSの原因としては、長時間のタンポンの装着や不衛生な使い方など、タンポンの使用方法を間違えるということが挙げられます。タンポンは生理の経血がもれないためにつけるものですが、付けていることを忘れたり、いつも大丈夫だから今日も丸一日付けていよう、という考えで使用することは止めましょう。

激しい動きは避けましょう

沢山海遊びをしたいからタンポンで、と思うかもしれませんが、あくまでも生理中と言う事は忘れないようにしてください。親しい友人と楽しく海でのイベントを過ごしたいと思っても、他の人と同じように激しい動きをしたり、アクティビティに参加したりしてはしゃぎすぎるのは、たとえ海に入らなくてもお勧めできません。

生理中は心身ともに不安定になる時期です。整理中に海に入るのであれば、そのことを十分に理解したうえで、適度に楽しむようにしましょう。

長時間海に入って体を冷やさないこと

生理中には体が冷えやすくなり、お腹を壊したりする人も少なくありません。体の冷えは万病の元というほど、冷えによって体調が悪くなることも沢山あります。生理の始めの数日は、特に下腹部が冷えやすく、下痢や便秘に悩まされる人も沢山いますね。暑い時期に行く海でも、海水の温度は体温に比べてかなり低いため、長時間海に入ることはお勧めできません。

もしもの時ために濃い色のタオルを持っていく

タンポンを適切に使っていても、漏れる可能性はゼロではありません。もしもの時にとっても重宝するのが、濃い色のビーチタオルです。濃い色を準備しておけば経血が付いても目立ちませんし、腰にまわしておくだけで目隠しとして使用できます。お手洗いまでの道のりでも、周りに漏れてしまったことがわからないので安心です。

海外の海に行くときには特に注意が必要!

海外の海に行く予定がある方は、普段よりも更に気をつけていたほうが良いことがあります。生理が重なってしまったら残念ですが、誰にでもそういうことはありますので、前もって気持ちも生理用品も用意しておくと、その時になってあわてることはありませんよ。日本では当たり前だと思っていることが海外ではそうではありませんから、生理中には特に気をつけましょう。

トイレが少ない、または不衛生なトイレが多い

海外に行ったときに誰しもビックリするのは、酷いトイレ事情ではないでしょうか。日本のようにどこへ行っても清潔なトイレがあるというのは夢の世界です。まず、トイレの数自体がかなり少なく、レストランやカフェ、デパートのお手洗いくらいしか外出先で行くところが無いのは普通だと思ってください。

ビーチの近くでキレイなトイレを見つけるのは、ほぼ不可能だと思いますし、やっとの思いでトイレを見つけても、驚くほど不衛生なところが沢山あります。先進国でも便座が無かったり、トイレットペーパーが無いのが普通のようです。

トイレ除菌の専用ウェットシートやティッシュを多めに持ち歩くことをお勧めします。生理中は特に必要ですね。

同じメーカーでもタンポンのサイズが違う

もし海外旅行中に生理になったら、現地で生理用品を購入しようと思う人も少なくないかもしれません。荷物が多くなるのは嫌ですからね。しかし、海外の生理用品は日本のものに比べると質が悪く、ムレやすかったり、厚すぎたりするものも多くあります。

そして、タンポンのサイズも、同じメーカーのものであっても国によって変わってきます。世界各国で販売されているTAMPAXの商品も、日本の多い日用(Super)と、アメリカやヨーロッパのSuperでは、サイズが微妙に変わってくるんですよ。

アプリケーターの形や素材まで違うようなので、使い慣れたものを準備しておいたほうが良いかもしれません。

まとめ

生理中は体調が優れず体も冷えやすい上に、免疫力が弱くなっているため、どうしても海に入る場合は、出来るだけ短時間にしておきましょう。タンポンを使い慣れていない人は、海に出かける前に何度か練習しておくと安心ですよ。

衛生面に気をつけて、海のアクティビティを十分楽しんでくださいね。

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