高山市には、その古い歴史から日本の原風景とも言えるノスタルジックな観光スポットが豊富にあります。また、温泉地としても有名で、日々の疲れを癒すのにも最適な観光エリアです。そんな、懐かしさと癒しにあふれた高山市のおすすめ観光スポットを15選してご紹介します。
- 日本の原風景に出会える街、それが高山市
- 第1位:まずは訪れたい古い町並さんまち通り
- 第2位:日本唯一の現存する陣屋・高山陣屋
- 第3位:高山祭りの迫力を体感できる高山祭屋台会館
- 第4位:高山市民に親しまれている宮川朝市
- 第5位:飛騨高山のシンボル・宮川中橋
- 第6位:高山駅から最寄りで便利な飛騨高山温泉
- 第7位:うさぎ雑貨が可愛すぎる!高山うさぎ舎
- 第8位:古民家群がノスタルジックな飛騨の里
- 第9位:日本で一番高いところにある鍾乳洞・飛騨大鍾乳洞
- 第10位:1600年もの歴史を誇る桜山八幡宮
- 第11位:有名な紅葉スポット・宇津江四十八滝
- 第12位:現存する数少ない国分寺の一つ・飛騨国分寺
- 第13位:とにかく可愛らしい!リスの森 飛騨山野草自然庭園
- 第14位:人気の景勝地・美女ケ池
- 第15位:名作の題名にもなった野麦峠
- 高山市を訪れたら
日本の原風景に出会える街、それが高山市
岐阜県・高山市エリアでは、一言で表現すれば「日本の原風景」に出会うことができる街です。
高山市には歴史的に価値のある建物が数多く保存されており、近代化が進んだ今の日本にはない古き良き風景があります。このため、由緒ある史跡・観光スポットも豊富です。
また、高山市周辺エリアには温泉地も多く見られ、ゆったりとお湯につかりながら日々の疲れを癒すのも、高山観光の楽しみ方の一つです。
そんな、古き良き時代の日本の原風景を残したノスタルジックな街・高山市のおすすめ観光地を15選してご紹介します。
第1位:まずは訪れたい古い町並さんまち通り
情緒にあふれた雰囲気を醸しだしている
古い町並さんまち通りは、高山城の北側に広がっている城下町です。かつては城下町の中心地域として栄えた場所で、現在の区画では上三之町・上ニ之町・上一之町と呼ばれています。
昔は商人の町として栄えた古い町並には、昔のままの建物や飾りが現代でも残り、情緒にあふれた雰囲気を醸しだしています。
伝統工芸品をはじめとして、地元名物グルメの「みたらし団子」を売るお店などもあり、高山市の雰囲気を味わうためには、まずは訪れたい観光スポットです。
■ 基本情報
・名称:古い町並さんまち通り
・住所:岐阜県高山市上一之町ほか
・アクセス: JR高山駅から徒歩12分
・電話番号:0577-32-3333(高山市観光課)
第2位:日本唯一の現存する陣屋・高山陣屋
国の史跡にも指定されている
高山陣屋は、かつて江戸幕府が飛騨国を管理・統治する目的で造られた代官所(陣屋)です。現在まで陣屋が残っているのは、日本でも高山市だけと貴重な建物で、昭和4年には国の史跡に指定されています。
施設内では、江戸時代の年貢のとり立て、塩の販売といった様子がわかりやすく展示されています。
■ 基本情報
・名称:高山陣屋
・住所:岐阜県高山市八軒町1-5
・定休日:年末年始
・電話番号:0577-32-0643
・料金:個人420円、団体370円、高校生以下無料
第3位:高山祭りの迫力を体感できる高山祭屋台会館
巫女さんがお祭りの詳細を教えてくれる
高山祭屋台会館は、高山祭で使用される屋台を展示・公開している施設です。
こちらの会館は、秋の高山祭の舞台である「桜山八幡宮」の境内に立地しています。高山祭の屋台が展示されているのは、同会館だけなので、祭りに来られない方でも迫力ある祭りの雰囲気を体感することができます。
また、桜山八幡宮の巫女さんが祭りの詳細を解説してくれるのも大きな魅力の一つです。
■ 基本情報
・名称:高山祭屋台会館
・住所:岐阜県高山市桜町
・営業時間:8:30~17:00
・定休日:年中無休
・電話番号:0577-32-5100
・料金:大人820円、小人410円
第4位:高山市民に親しまれている宮川朝市
新鮮な地元の味が賞味できる
宮川朝市は、古くから高山市民に親しまれている朝市です。
市は、高山陣屋のすぐ近くで毎朝開かれており、高山で採れた地元の新鮮な食材をはじめとして、漬物など加工食品、お土産にしたい民芸品などを売る、バラエティー豊かなお店が軒を連ねます。
宮川朝市は、スイーツ好きにおすすめしたいスポットで、昔ながらの名物「みたらし団子」、地元素材がたっぷり入った「飛騨高山プリン」などが選りどりみどりです。新鮮な高山の味を、ぜひ、お楽しみください!
■ 基本情報
・名称:宮川朝市
・住所:岐阜県高山市下三之町宮川沿い
・アクセス: JR高山駅から徒歩約10分
・営業時間:6:30~12:00(冬期は8:00~12:00)
・定休日:無休
・電話番号:080-8262-2185(飛騨高山宮川朝市協同組合)
第5位:飛騨高山のシンボル・宮川中橋
四季折々で魅力的な景観をみせるスポット
宮川中橋は、橋全体が鮮やかな赤色をしていることから「赤い中橋」とも呼ばれ親しまれています。
この橋は、飛騨高山のシンボルであり観光名所であるだけでなく、地域の生活にも根差し、地元の人たちからも愛されています。春には桜が美しく、冬には雪景色と、四季折々で魅力的な景観をみせるスポットです。
■ 基本情報
・名称:宮川中橋
・住所:高山市本町1丁目~上三之町
第6位:高山駅から最寄りで便利な飛騨高山温泉
無料の足湯コーナーも何ヵ所かある
飛騨高山温泉は、高山市の中心地である高山駅の周辺に温泉施設が点在しているため、足を運ぶのにも便利な立地です。
数ある温泉施設のなかには、日帰り入浴ができる宿泊施設や、温泉のみの施設もあり、気軽に立ち寄り温泉を楽しむことができます。
また、無料の足湯コーナーも何ヵ所かありますので、要チェックですよ!
■ 基本情報
・名称:飛騨高山温泉
・住所:岐阜県高山市本町1丁目2番地(飛騨・高山観光コンベンション協会)
・アクセス:JR高山駅周辺
・電話番号:0577-36-3315(飛騨・高山観光コンベンション協会)
第7位:うさぎ雑貨が可愛すぎる!高山うさぎ舎
女子ウケ間違いなしでデートプランにもおすすめ
高山うさぎ舎は、動物好きや雑貨好きの人におすすめしたい雑貨店です。
お店は「古い町並」のなかにあり、古民家を使った風情ある雰囲気があります。ハンカチ、置物、お財布、バッグなど様々な「うさぎ雑貨」が売られています。女子ウケ間違いなしのお店なのでデートプランにもおすすめですよ!
また、一番人気のうさぎグッズは、飛騨名物「さるぼぼ人形」をモチーフにした「うぼぼ人形」です。
■ 基本情報
・名称:高山うさぎ舎
・住所:岐阜県高山市上三之町37番地
・アクセス:JR高山駅から徒歩12分 さんまち通り内
・定休日:不定休
・電話番号:0577-34-6611
第8位:古民家群がノスタルジックな飛騨の里
冬にはライトアップされ幻想的な姿に
飛騨の里は、飛騨高山の集落をテーマにした博物館です。この地域に独特の「合掌造り」の古い民家を移設し、当時の暮らしや民族資料などを紹介しています。
同博物館は、年間を通して数多くの人が訪れる人気の観光スポットで、冬にはライトアップされ幻想的な姿を見せてくれます。
■ 基本情報
・名称:飛騨の里
・住所:岐阜県高山市上岡本町1
・営業時間:8:30~17:00
・定休日:なし
・電話番号:0577-34-4711
・料金:700円
第9位:日本で一番高いところにある鍾乳洞・飛騨大鍾乳洞
冬には氷柱がライトアップされ美しい
飛騨大鍾乳洞は、国内でも一番標高の高いところにある鍾乳洞です。
その標高は900メートルと高く、鍾乳洞のなかは真夏でも気温約12度と肌寒いくらいの涼しさがあります。また、真冬には、鍾乳洞から駐車場までの道にできる高さ30メートルもの氷柱がライトアップされ、幻想的な景観が楽しめます。
■ 基本情報
・名称:飛騨大鍾乳洞
・住所:岐阜県高山市丹生川町日面1147
・アクセス:JR高山駅からバスで約30分 濃飛バス「鍾乳洞口」バス停より送迎バスで3分
・営業時間:4~10月 8:00~17:00 11~3月 9:00~16:00
・定休日:無休
・電話番号:0577-79-2211
・料金:大人1,100円 小人550円
第10位:1600年もの歴史を誇る桜山八幡宮
秋の高山祭の舞台としても全国的に知られている
桜山八幡宮は、今から約1600年前に作られたとされる、古い歴史を誇る神社です。
同神社は、秋の高山祭の舞台としても全国的に知られています。
応神天皇が祀られた境内には、高山祭りの屋台がいつでも見られる「高山屋台会館」があり、こちらも人気の観光スポットです。
このほかにも、結婚式などに使われる「参集殿」もあり、古くから地域に根差した神社として地元の人たちからも親しまれています。
■ 基本情報
・名称:桜山八幡宮
・住所:岐阜県高山市桜町178番地
・電話番号:0577-32-0240
第11位:有名な紅葉スポット・宇津江四十八滝
「21世紀に残したい日本の自然100選」に選定された名勝
宇津江四十八滝は、雄大な自然が魅力の観光スポットです。
1982年には「21世紀に残したい日本の自然100選」にも選定された名勝で、毎年県内外から数多くの観光客が訪れます。
宇津江四十八滝は、春から夏にかけても美しいですが、秋の紅葉が美しいことが有名です。また、石畳造りの遊歩道は整備が整っており、散策しやすいので、デートにもおすすめですよ!
■ 基本情報
・名称:宇津江四十八滝
・住所:岐阜県高山市国府町宇津江
・アクセス: JR高山駅より車で約30分
・電話番号:0577-72-3948(宇津江四十八滝総合案内所)
・料金: 大人200円 小人100円(清掃協力金として)
第12位:現存する数少ない国分寺の一つ・飛騨国分寺
樹齢1000年を超えるという大イチョウは必見
飛騨国分寺は、かつて聖武天皇により全国に建立された国分寺のなかでも、その姿を現在にとどめる数少ない一つです。
飛騨国分寺の本堂が建てられたのは室町時代にさかのぼり、飛騨地方では唯一となる三重塔で知られています。
また、樹齢1000年を超えるという大イチョウは必見ですよ!
■ 基本情報
・名称:医王山飛騨国分寺
・住所:岐阜県高山市総和町1-83
・アクセス: JR高山駅から徒歩5分
・営業時間:9:00~16:00
・定休日:12月31日、1月1日
・電話番号:0577-32-1395
・料金:宝物拝観のみ一般300円 小中学生250円
第13位:とにかく可愛らしい!リスの森 飛騨山野草自然庭園
約100匹のリスを見ることができる
リスの森は、高山市の山中にある小さな施設ですが、ニホンリスを中心に7種約100匹のリスを見ることができる隠れた人気スポットです。
施設のなかで売られているリスの餌を、手からあげることができるなど、可愛らしいリスと触れ合うことができます。デートプランにはかかせませんね!
また、併設された飛騨山野草自然庭園は美しい散策スポットとして知られています。リスの森と合わせてデートコースに組み入れると良いでしょう。
■ 基本情報
・名称:リスの森 飛騨山野草自然庭園
・住所:岐阜県高山市松倉町2351-7
・アクセス: JR高山駅から車で約20分
・営業時間:9:00~17:00
・定休日:月曜日(祝日の場合は営業) 、12月16日~3月14日
・電話番号:0577-33-9232
・料金:大人780円 小人380円
第14位:人気の景勝地・美女ケ池
設備が充実しており気軽に行きやすい
美女ケ池は、木曽街道に近い美女高原に位置する美しい池で、景勝地として人気のスポットです。
池のまわりの湿地帯には1万株にもなるミズバショウが植えられ、初夏には爽やかな花が満開になります。飛騨地方では一番初めにミズバショウの花が咲くことで知られており、その見頃は4月中旬頃です。
美女ケ池は駐車場からすぐの場所にあり、ウォシュレットトイレなども整備されていますので、気軽に行きやすい景勝地としておすすめですよ!
■ 基本情報
・名称:美女ケ池
・住所:岐阜県高山市朝日町見座
・アクセス:JR久々野駅から車で10分
・電話番号:0577-55-3820(美女高原観光開発組合)
第15位:名作の題名にもなった野麦峠
現在は自然公園としてハイキングや散策を楽しめる
文学作品や映画などで知られる名作「ああ野麦峠」の題名にもなった、長野県との県境に位置する峠が野麦峠です。
同作品のなかで、飛騨の少女たちが過酷な労働環境の長野県にある製糸工場へ向かうため、野麦峠を越えたことから題名ががつけられました。
現在は自然公園として整備されており、ハイキングや散策を楽しむことができます。
■ 基本情報
・名称:野麦峠
・住所:岐阜県高山市高根町野麦峠
・アクセス:高山市街地から361号線で南東に行き高根乗鞍湖を左に行って39号線に入る
・営業期間:5月~11月上旬(お助け小屋)
・電話番号:0577-59-2326(高根村観光開発公社)
高山市を訪れたら
高山市を訪れたら、ぜひ賞味したいのが名産品として名高い飛騨牛です。
飛騨牛は、岐阜県内において14ヶ月以上飼われた黒毛和牛で、肉質等級が3以上のものとされています。
多くの飛騨牛は高山市を中心とした飛騨地方で飼育されており、筋肉繊維が細かく非常に柔らかく甘味があることが特徴です。
数ある飛騨牛をいただける名店のなかで、おすすめしたいのが「飛騨牛食事処 天狗」になります。
同店は飛騨牛専門高級店で、ほかのメニューはないという徹底ぶりですから凄いですね。しゃぶしゃぶ、網焼き、網焼きステーキなどでいただくことができます。
■ 基本情報
・名称: 飛騨牛食事処 天狗
・住所: 岐阜県高山市本町1-21
・アクセス: JR高山駅から徒歩10分
・営業時間: 11:00~16:00
・定休日: 火曜日
・電話番号: 0577-32-0147
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