就活のモチベーションを維持する6つのセルフコントロール術

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モチベーションとは本来、動機づけという意味ですが、会社において意欲、やる気と言う意味に使われるようになって、今ではそれが主流になっています。

就活におけるモチベーションは、「就職したい」という欲求が具体的な行動(会社訪問、説明会、面接など)に至るまでの持続的な意志力のような意味だと言うことができます。

入学試験しか経験していない学生にとっては初めての経験ですから、緊張しながら進行していく就活の中で意志力を持続させるのは大変なことです。

意志力をダウンさせないで持続させる、ということが、結果としてモチベーションをあげる、ということにつながっていきます。

そのために必要なことは、セルフコントロールです。

大変な就活の時期に自分なりの方法を見つけておけば、これから巡り合ういろいろな場面で必ず役に立ちます。コントロールとは、抑制するだけではなく、緩和するという面もあります。

意志力のレベルが落ちそうになったら上げるように、気負いすぎて上がりそうになったら抑制する、という方法です。

今回は、就活のモチベーションを維持する方法をご紹介します。

自分の気持ちに沿った方法を使って、就活を乗り越え、そして身につけることで今後のさまざまな場面で活用できるようになってください。

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関連づける


誰でも小さい時からいろいろな関連づけをしています。食べたら歯を磨く、寝る時はパジャマに着替える、家に入る時は靴を脱ぐなど、さまざまな関連づけをして生活しています。

こういう関連づけも、ある出来事に対して自分が操作することによって自分の行動をコントロールする方法の一つです。

自分の思考パターンにも、この関連づけが使えます。

気持ちが落ちそうになったら、好きなことをしたり、環境を変えたりしてうまく気を紛らわす、こういうことが関連づけという方法になります。

大なり、小なり誰でもやっていると思いますが、これもセルフコントロールの方法だとは認識していないと思います。

自分を監視する


睡眠時間、勉強時間、食事量、運動の時間といった具体的な数字だけではなく、喜怒哀楽の感情面からも自分を把握するためにモニターする、ということです。

最初は大変ですが、これをやっておくと自分がやり過ぎていることとか、あるいは自分が足りないところが認識できるようになっていきます。

永久にやり続けるわけではないですし、就職が決まるまでの一時期だけでもこういうモニターする習慣をつけることは、自分を知るうえでも意味があります。

やり過ぎているところは抑えて、足りないところは増やして、ということがセルフコントロールになります。睡眠、食事、運動は生活習慣ですから、過不足がないようにきっちり把握してください。

自分に言葉がけをする


過去の成功体験を思い出して、自分に「きっと大丈夫。やれる」と言葉をかけたり、憧れの人になりきり、「自分もなれる」と思いこんだりすることが、行動のコントロールにつながり、気持ちの落ち込みを救ってくれます。

怒りをバネに、あるいはライバルを思って自分に言葉がけをすることも、セルフコントロールになります。

契約をする


友人、恋人、家族と契約を結ぶことも方法の一つです。

「就職が決まったら、旅行へ行こう」とか、「パーティーをしよう」とか、具体的に詳細に契約を結びます。

他人を巻き込むことで喜怒哀楽をともにすることができ、結びつきも強くなりますし、自分の感情をコントロールできやすくなります。

褒美と罰を設定する

自分の行動に自らが褒美と罰を設定します。

就職ができたら、という最終目標での褒美と罰ではなく、その過程でも褒美と罰を設けておくと、励みにもなります。

言葉を置きかえる


ダイエットする場合、食事量を抑えるのも運動を増やすのも、どちらも持続させるのは大変です。コントロールにはどうしても努力や我慢する要素がついてまわります。

そういう時、単純ではありますが、言葉遊びのように言葉を置き換えてみることで楽しみになったり、励みになったりすることもあります。

ダイエットをする、のではなく、新しい食べ方を見つける、あるいはゲームとして楽しむといったように自分に合った言葉に置き換えてみるのです。

就活は、「大人の階段登る」第一歩です。

大人の定義を自分なりに設定して、就活を言い換えてみてください。

就活という言葉にこだわっていた時とは別の感情が生まれてくると思います。大人の定義には大人への憧れの気持ちも入ってくると思いますので、重い言葉だけにはならないでしょう。

モチベーションにしろ、セルフコントロールにしろ、そういう言葉を使う時点で、今までの学生生活との違いがはっきりしてくると思います。

大人への初めの一歩を、どういう形で迎えるか、あるいは迎えたいかを考えることも就活のモチベーションを高めるやり方になるでしょう。

そして、この一歩をうまくできる方法を見つけられれば、その経験は次の大事な段階になったときにもきっと生かせると思います。

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