思わぬ危険が潜んでいる車中泊での注意点

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旅行にレジャーにアウトドアと様々な場面で車中泊をする機会はあります。車中泊は知識がないと周囲の方に迷惑をかけてしまったり、最悪の場合死亡事故を引き起こしてしまいます。今回は車中泊をする際の注意点と快適に過ごすためのチェックポイントを紹介します!

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死亡事故も実際にあります!絶対守りたい車中泊の際の注意点!

車中泊は非常に危険な行為でもあります。車中泊の仕方を間違えますと死亡事故を引き起こしてしまう事もあります。ただ、車で寝るだけなの行為なのですが、思わぬところに危険は潜んでいます。実際に死亡事故の例はありますので、しっかりと正しい方法と注意するべき点を理解して、安全な車中泊をしましょう!

換気を忘れずに!

車中泊の際にエンジンを始動したまま眠りについてしまいますと、排気ガスが車内に入り込んでしまって一酸化炭素中毒になってしまう恐れがありますし、窓を完全に閉め切ってしまいますと車内は気密性が非常に高いので酸欠を引き起こしてしまう可能性があります。最低二箇所は換気のために少しだけでいいので必ず窓を開けるようにしましょう。結露対策にもなりますので必ず行ってください。冬季に発生してしまう結露はサビやカビの発生原因になりますし、不快な臭いを発生したり電装系の侵食を引き起こします。換気をしておく事で防げる事ですので、忘れずに換気を行いましょう。冬季の車中泊で寒いからといって、暖房を効かせて閉め切って寝てしまうのは非常に危険ですので、絶対に避けてください。

気配りを忘れずに!静かに眠りにつきましょう!

車中泊は、サービスエリアやパーキングエリアの駐車場で眠るので、周りにも車中泊の方々がいる場合がありますので基本的には静かに眠りましょう。車中泊の際に目立ってしまうのは、エンジンのアイドリング音、ドアを開け閉めする音、会話、オーディオやラジオの音です。道の駅などといった静かな場所であるほど上記の音は目立ちます。エンジンは極力停止し、ドアの開け閉めにも気を使い必要最小限の回数で静かに閉める気配りをしましょう。窓を少しだけ開けておけば、気密性の観点から半ドアになりにくいですので、ドアを何度も締め直すという事がなくなります。
また、マフラーなどをカスタムしている車両は特にアイドリングには気を配りましょう。夏場などですと、窓を開けて眠りについている方もいますので、基本的にはエンジンオフを心がけてください。

ゴミ捨ては徹底的に行いましょう!

基本的に、ゴミはそこで購入したもの以外は全て持ち帰るのが基本です。購入したものは、車内に持ち込むゴミを最小限にするためにも清算後に不要な包装や箱を外してその場でゴミ箱に入れましょう。また、車内で発生してしまったゴミに関しては極力小さくまとめて袋にまとめます。小さくまとめる事で不思議と臭いの発生まで抑えてくれます。小さくまとめる事でコンパクトで車内でかさばるといった事もありません。間違っても、誰も見ていないからといってゴミのポイ捨てだけはやめてください。ゴミは必ず所定の場所に捨てるか持ち帰るのが基本です。

以外と忘れがちな、光に対する気配りを!

以外と車中泊をする際に忘れている方が多いのが、ライトオフです。車のライトがどうしても必要な際は極力ポジションで対応する事を心がけましょう。基本的にはエンジン停止ですから用事が済みましたらすぐに消灯してください。バッテリーあがりの原因になってしまいます。フォグなどのライト類は当たり前ですがオフにして、周囲の方への気配りを忘れないようにしてください。車中泊をしている方は遊んでいる人だけではないです。出張などの商用で車中泊をしている方も多くいます。特に、商用車などはスモークを貼っていない場合が多く光対策がされていませんので、心配りが大切です。

ガソリン給油は早めに!常に満タンの気持ちで!

普段の街乗りで運転する際にはガソリンの給油ランプがついてから給油するといった方が多いと思います。しかし、車中泊の場合はそれではガス欠を引き起こしてしまう可能性が高いです。車中泊は車での走行ももちろんですが、車内で過ごす時間が多いので必要以上にガソリンを使用してしまいます。また、慣れない土地に足を運ぶケースが多いはずですので、ガソリンスタンドの営業時間が不明な場合が多く、夜に給油する予定だったのに、スタンドが閉店していたなんて事もよくある事です。特に田舎の観光地などは閉店時間が早い傾向があります。特に注意したいのが、気温が非常に高くなる夏や、寒くなる冬はエアコンを多く使用しがちです。早めの給油も車中泊を快適に行うコツです。
ちなみに、給油ランプが点灯してから走る事が可能な距離ですが、多くの車が点灯後10Lのガソリンが残っています。目安としては40~50km走行可能になっていてSA間の距離は最低でも走行できるようですが、土地によっては100km近くSA間の距離が開いていたり、ガソリンスタンドのないSAが続く場合もありますので注意が必要です。

夏場の車中泊は注意が必要です!

真夏に行う車中泊は充分に注意が必要です。夜ならまだしも、昼間に睡眠をする場合は熱中症や脱水症状に気をつけて下さい。駐車する際は極力日陰の場所を探す事をオススメします。気陰と日向では4℃近い温度差があります。また、エアコンを効かせていても直射日光による脱水症状を引き起こす可能性があるのでサンシェードを利用して直射日光を遮る事をオススメします。

防犯対策はしっかりと行ってください!

車中泊をする際は以外と気が緩んでしまいます。車上荒らしの被害も多く発生していますので、ドアロックは必須です。また、車内の目隠し対策はしっかりと行いましょう。特に女性が車中泊を行う際などは目隠しが必須になります。スモークフィルムが貼ってある車両などでも油断は禁物で、プライバシーと安全を守るために確実に行ってください。最近では、車内から全ての窓に取り付ける事ができるタイプのサンシェードが販売されていますので、そちらの利用が効果的です。

以外と重要な駐車場所!

何度か車中泊を重ねますと、いい駐車場所というのがわかってきます。ですが、初めての車中泊だったり経験が少ないとどのようなところに駐車すればいいかわかりませんよね。駐車する場所が悪いと、眠れなかったり、我慢して睡眠をとった結果、次の日に大きな影響がでたりします。駐車場所を選ぶ際のポイントを紹介します!

隅を選ばない!

人目を避けて暗がりを求めますと、自然と隅の方に駐車してしまいがちです。ですが、隅のほうに行けば行くほど、周囲の目がなくなってしまい物騒になってしまいます。窓に目張りをする事で、以外と車内は暗くなり人目も気にならなくなります。

進入路は避ける!

高速道路のサービスエリアやパーキングエリアを利用して車中泊を行う際には、進入路の近くに駐車する事は避けましょう。エンジンブレーキの音や、加速音などは以外と耳障りになってしまいます。万が一の事故の可能性を考えると進入路付近の駐車は危険ですので極力避ける事をオススメします。

雨の日は!

雨の日は、木の近くへの駐車は極力避けましょう。雨天の際に、木から落ちてくる雫がルーフに当たりますと停車中の車内では非常に耳障りに感じてしまいます。雨が降っていたり、降りそうな天候の際は極力離れた場所に駐車する事がベターです。

人気のある場所では!

人気のあるサービスエリアやパーキングエリアは比較的に、エンジンを掛けっぱなしの車両が多いので避けれる場合は避けるほうが賢明です。また、トラックなどが多く車中泊を行っている場所は基本的に避けるようにしましょう。トラックのアイドリング音は乗用車に比べて非常に大きな音ですし、排気ガス量も多いです。

快適睡眠の為のチェックポイント!

サービスエリアやパーキングエリアで車中泊を行う場合はまず、駐車スペースにゴミなどが落ちていないか確認しましょう。タバコの吸殻や空き缶が大量にポイ捨てされていますと、集会場所として利用されている可能性があります。そのような場所は極力避けるようにしましょう。
駐車時の自動車の傾きも重要なチェックポイントです。傾斜に止めてしまいますと、車内は予想以上に傾くので睡眠の妨げになります。間違いなく翌日に影響がでてしまいます。どうしても傾斜地しかない場合は、タイヤに踏み板をするなどして解消する事をオススメします。傾斜地に駐車する場合はサイドブレーキを絶対に忘れないでくださいね!

車中泊の際のオススメグッズ!

様々なメーカーから車中泊に関するグッズが多く販売されています。自宅でのベットの様にフカフカのベットで快適にというわけにはいきませんが、少しでも快適な環境を整える事ができるグッズがありますので紹介します!

効果絶大!車用網戸!

車中泊をする際に窓を二ヶ所以上空けておく様にと上記で紹介いたしましたが、夏場などの山間部ではその隙間から虫の侵入がどうしても気になる点になります。窓を二ヶ所空けておく事で、風の通り道ができますので換気能力も高いのですが、レジャーやアウトドアの際に窓の開けっ放しは少々厳しいものがあります。そこで、車用の網戸の装着をオススメします。効果は家庭用の網戸と同じ効果があり、窓を開けっ放しにしていても虫などの侵入を防いでくれます。装着も非常に簡単ですし、快適な車中泊を行う事ができますのでオススメです。

10℃以上も車内温度を下げてくれる!サンシェード!

真夏の車内は時に60℃近くまで上昇します。ダッシュボードやハンドルは70℃以上になる事もあります。ハンドルが暑すぎて触れなかったなんて経験ありますよね。サンシェードの用途は夏の車の日よけに使用されるものですが、夏場になりますと使用している車両を多く見かけます。夏場の車中泊で車内温度が60℃近い中で睡眠をとってしまう事は考えるだけでも恐ろしい事です。
そこで、サンシェードを使用しますと車内空間は約10℃、ハンドルやダッシュボードに関しては20℃抑止する事ができ、効果抜群です。サンシェードは比較的安く入手する事が可能です。サンシェードは車内の目隠しにもなりますし、車中泊以外でも使用する事ができます。

保温効果抜群!寝袋!

冬場の車中泊は、暖房を切った状態でどこまで体を温めることができ、快適な睡眠につけるかが重要です。そこで、非常に便利なのが寝袋です。寝袋はキャンプ用の物でも構いません。一つだけではなく、二つほどあるとクッション代わりにもなりますので冬場の車中泊では重宝します。合わせて、エアーマットや枕を使用するとより快適に車中泊を行うことができます。

まとめ

車中泊のメリット

車中泊をする上でのメリットは、時間の自由がきくことです。ホテルや旅館などの宿泊施設を利用する際には、チェックインやチェックアウトの時間がありますし朝食時間が決まっており、宿泊施設の時間帯に縛られますが、車中泊であれば時間の使い方はまさに自分次第で、早朝や深夜の出発でも気を使う必要がないですし、無理に早起きする必要もないです。また、非常に経済的です。宿泊費用はかかりませんので経済負担が非常に少ないです。アウトドアやレジャーを楽しむ方の多くが車中泊を行う大きな理由でもあります。
そして、意外なことにも自分と向き合う貴重な時間になることが多いです。一人での車中泊の場合は特に一人の時間ができます。起きている間は、キャンピングカーのような設備が整っている車両ではない限り、テレビなどの娯楽とは離れることになります。このような時間は普段の生活ではあまりないので、自分の人生を見直して設計しなおす貴重な時間に変わります。

安全第一で快適な車中泊を!

車中泊の魅力、快適な睡眠のとり方と合わせて車中泊の危険性を紹介しました。車中泊は注意するべき点をしっかり守れば、非常に魅力に溢れています。車中泊グッズも様々なメーカーから多くラインナップされていますし、自宅のベットのようにフカフカの布団でグッスリ睡眠とまではいきませんが、快適に睡眠をする事ができます。
メリットとリスクをしっかりと理解すれば車中泊は旅行やアウトドア、レジャーの際の強力な味方になります。快適な車中泊を行いましょう!

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