ニキビやくすみ、シワ、乾燥…。肌トラブルを起こした肌だと外出も億劫になりますよね。
高級化粧品やサプリメントなどで肌荒れ改善を目指す前に、毎日の食べ物にほんのちょっと気をつけるだけで、肌荒れ知らずのピカピカ素肌を叶えることができるのです。
今回は、美肌の底力アップを目指せる肌悩み別の5つの栄養食材をご紹介させていただきます。
カサカサが気になる乾燥による肌荒れには【ビタミンA】が豊富な食材で解決!
乾燥が気になるカサカサ肌の改善には、肌の潤いをグンとアップさせる【ビタミンA】を摂ることです。
ビタミンAは、肌のターンオーバーを促進するため、みずみずしく健康的で透明感ある新しい皮膚を生まれやすくします。肌循環自体がよくなるので、あらゆる肌トラブルが起こりづらい肌を作りだすことができますよ。
●おすすめの食材【ビタミンA】
鶏レバー・うなぎ・モロヘイヤ・ニンジン・ほうれん草・かぼちゃなど。
過剰な皮脂分泌や毛穴の開きが気になるときは【ビタミンB1、B2】で改善!
皮脂分泌が過剰になると、ニキビなどのトラブルを起こす原因になります。また、毛穴が開いたままの状態になったり、毛穴の黒ずみを作り出してしまいます。
皮脂分泌を正常な状態にするためには【ビタミンB1、B2】を摂ることがおすすめです。
皮脂分泌が過剰になる原因の一つが、炭水化物の代謝がしっかりと行われていないことにあります。ビタミンB1は、炭水化物の代謝をスムーズに行う栄養素なので、肌の脂質バランスを取るには最適です。
●おすすめの食材【ビタミンB1】
豚肉・ピーナッツ・焼きのり・たらこ・ごま・玄米など。
また、ビタミンB2は皮脂の分泌調整を行う栄養素なので、ビタミンB1の食材と合わせて取ることで、皮脂の悩みを一気に解決することができます。
●おすすめの食材【ビタミンB2】
レバー類・納豆・まいたけ・卵・ぶりなど。
くすみのない透明肌を実現したいなら【鉄分】がおすすめ!
くすみがちの肌は、元気がなく暗い印象を周囲に与えてしまいます。
くすみは血行の悪さが原因で現れてきます。そのような血行不良の状態を改善する栄養素が【鉄分】です。鉄分は、血液中の酸素を体の隅々まで運ぶヘモグロビンの材料となります。
ですので、鉄分を豊富に含む食材を積極的に取ることで、夕方までくすみの気にならない、透明感ある肌を維持できます。
また、気になる目元の青くまも同時に改善することができるので、イキイキとした瞳にもなれますよ。
●おすすめの食材【鉄分】
高野豆腐・ひじき・あさり・がんもどき・昆布・小松菜・赤身のまぐろなど。
老け顔の象徴のシワ。内側からハリのある肌を目指すなら【ビタミンA・C・E】!
老けた印象を与えてしまう顔のシワ…。目尻や口元のシワを一気に取り去り、いつまでも若々しい表情でいたいと願う方には、抗酸化物質が豊富な食べ物を摂ることをおすすめします。
抗酸化物質は、老化の原因となる活性酸素を除去する働きをします。
皮膚内には元々、ウロカニン酸やグルタチオンなどの抗酸化物質があるのですが、これらは年齢とともに、減少してしまうため、食べ物などから補給する必要があります。
その補給にもってこいなのが【ビタミンA・C・E】。
これらは、抗酸化効果を最も期待できる栄養素なので、この3つをバランス良くとることで、内側からハリのある若々しい肌になれます!
●おすすめの食材【ビタミンA】
うなぎ・モロヘイヤ・ニンジン・春菊・ほうれん草・かぼちゃなど。
●おすすめの食材【ビタミンC】
赤、黄パプリカ・菜の花・ブロッコリー・ゴーヤー・ピーマンなど。
●おすすめの食材【ビタミンE】
アーモンド・ツナ缶・たらこ・アボカド・するめいかなど。
たるみ知らずのキュッと引き締まったすっきりフェイスを目指すなら【食物繊維】が豊富な食材!
現代人の食事傾向は、やわらかいものを良く食べているという点が挙げられます。
やわらかい食べ物は、咀嚼する回数が少なくてすむため、顔の筋肉をあまり使うことがなく、筋肉自体が緩み、たるみが出やすくなるのです。
そのような緩んだ表情筋を鍛える手軽な方法は、できるだけ噛む回数を増やすような硬い物や食物繊維が豊富な食材を選ぶことです。
噛む回数が増えることで、少量でも満腹感を得られるようになるため、ダイエットにも繋がります。
●おすすめ食材【食物繊維】
おから・大豆・納豆・ごぼう・えのきだけ・ブロッコリーなど。
●おすすめの食材【歯ごたえのあるもの】
手羽先・砂肝・レンコン・昆布・大根・たこ・いか・乾燥フルーツ・アーモンドなど。
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