人間不幸になりたいと思っている人よりも、幸せになりたいと思っている人のほうが多いはず。幸せになりたいと願っていても、届かないのが世の常というものです。
幸せになりたいと思っているのは、著名人や偉人と呼ばれた人たちも同じ。彼らも幸せについて考え、感じたことを名言として残しています。
偉人と呼ばれた人たちが残した、幸せになれる名言をお伝えします。
偉人たちが残した「幸せになれる10の名言」から人生の本質を感じよう
- 「幸せとは「瞬間」的なものだ。ほとんど毎日、幸せな瞬間なら、少なくとも一度はある」
- 「幸福というものは、一人では決して味わえないものです」
- 「人を喜ばせると、自分も喜べる。誰かを喜ばせることは、自分をも喜びでいっぱいにする。どんなに小さな事柄でも、人を喜ばせることが出来ると、私たちの両手も心も喜びでいっぱいになるのだ」
- 「幸福人とは過去の自分の生涯から満足だけを記憶している人々であり、不幸人とはそれの反対を記憶している人々である」
- 「幸せを数えたら、あなたはすぐに幸せになれる」
- 「幸せを手に入れるんじゃない。幸せを感じることのできる心を手に入れるんじゃ」
- 「もっとも平安な、そして純粋な喜びの一つは、労働をした後の休息である」
- 「楽しい顔で食べれば、皿一つでも宴会だ」
- 「幸福の便りというものは、待っている時には決して来ないものだ」
- 「なんだ、あれが僕たちの探している青い鳥なんだ。 僕達はずいぶん遠くまで探しに行ったけど、本当はいつもここにいたんだ」
- まとめ
「幸せとは「瞬間」的なものだ。ほとんど毎日、幸せな瞬間なら、少なくとも一度はある」
この言葉は、「82歳の日記」「一日一日が旅だから」などの著書で知られる、ベルギー系アメリカ人作家のメイ・サートンが残した言葉です。
幸せはいつまでも続いているものではなく、その瞬間その瞬間に訪れるものです。
最低でも一日一回はあるであろう、幸せを感じる一瞬を見逃さないように生きていきたいものです。
「幸福というものは、一人では決して味わえないものです」
ソ連の劇作家「アルーブーゾフ」の作品、「イルクーツク物語」の中で使われている表現で、幸せを語るときに様々な場所で引用されている有名な言葉です。
幸せを感じたいと考えるのなら、人との関係を大切にし、感動や苦労を共有することで幸福を味わいやすくなるでしょう。
「人を喜ばせると、自分も喜べる。誰かを喜ばせることは、自分をも喜びでいっぱいにする。どんなに小さな事柄でも、人を喜ばせることが出来ると、私たちの両手も心も喜びでいっぱいになるのだ」
「神は死んだ」などの概念で知られるドイツの哲学者ニーチェが残した言葉です。
ニーチェが説いているのは、人を喜ばせることが自分の幸せにつながるという「Give & Give」の考え方です。人に与えることで喜ばせることができれば、自ずと自分も喜びを感じることができるでしょう。喜びを与えることが幸せを得る第一歩です。
「幸福人とは過去の自分の生涯から満足だけを記憶している人々であり、不幸人とはそれの反対を記憶している人々である」
「日本近現代詩の父」と呼ばれ、「月に吠える」「青猫」「十条小曲集」などの代表作を残した萩原朔太郎の言葉です。
幸せに生きるためには、不幸な出来事は早く忘れ、できるだけ幸せだった記憶を残しておくべきだと語っています。良い記憶だけを残しておくことで幸せになれるでしょう。
「幸せを数えたら、あなたはすぐに幸せになれる」
芸術論、自殺論で有名な19世紀のドイツの哲学者、ショーペンハウアーの言葉です。今自分が持っている幸せがいくつあるのか実際に数えてみましょう。
人脈でも、仕事でも、家族でも、恋人でも、趣味でもなんでも良いです。それを実際に思い起こすことで、自分がどれだけ幸せなのかを実感できるはずです。
「幸せを手に入れるんじゃない。幸せを感じることのできる心を手に入れるんじゃ」
ロックバンド、ブルーハーツや、ザ・ハイロウズのボーカルである甲本ヒロトの言葉です。
幸せを追い求める前に、幸せを感じることのできる心を手に入れることをしなければ、どんなに良いことがあったとしてもそれを幸せとして認識することができないでしょう。
幸せになるためには、感受性の豊かな心を持つことが大切なのです。
「もっとも平安な、そして純粋な喜びの一つは、労働をした後の休息である」
18世紀の哲学者、イマヌエル・カントのこの言葉は、幸せを得るためのもっとも具体的な提案を行っています。
一生懸命に働いた後の冷えたビールはなにげに幸せを感じますよね。そういうホッと一息ついた瞬間が幸せなんだと教えてくれる言葉ですね。
「楽しい顔で食べれば、皿一つでも宴会だ」
スペインの詩人ブルデンチウスの名言です。ブルデンチウスが何者かわからなくともこの言葉は聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
自分がおかれた状況がどんなものであれ、意識をちょっと変えることができれば、それだけで幸せに変えることができるでしょう。
「幸福の便りというものは、待っている時には決して来ないものだ」
「走れメロス」「人間失格」など数々の名作を生み出した小説家・太宰治の言葉です。
幸せになりたいと思い続け、幸せを待っているだけでは幸せはやってきません。自分から動くことで幸せを感じることができるようになるのです。
「なんだ、あれが僕たちの探している青い鳥なんだ。 僕達はずいぶん遠くまで探しに行ったけど、本当はいつもここにいたんだ」
メーテルリンク作の童話「青い鳥」からの一節です。幸せとはいつも身近にあるものです。
どんなに探し回ったところで、実は一番近くにあったことに気づくでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
偉人たちも本気で人生の本質や幸せについて向き合い、素晴らしい言葉を残しました。
私たちも生きることがつらかったり苦しいときもありますが、人生の本質に気づいて幸せな毎日を送れるといいですね。
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