ニキビは青春の証と言う人もいますが、思春期を過ぎた大人になっても吹き出物として出来ます。ケアをしっかりしているつもりでも、不衛生と思われかねず、接客や営業面でも評価は良くありません。
また、顔にできたニキビを見せたくないからと前髪を長く下ろしたりして消極的になってしまったり、人と話すことを避けてしまうなどのストレスとなり、内面的な悪影響もあります。
そこで今回は、ニキビの予防法をご紹介します。きちんとした予防をすればニキビのない綺麗な肌を手に入れることは簡単です。綺麗な肌で明るい毎日を過ごしましょう!
ニキビの良くない食べ物を知る
【脂っこい食事】血液の中性脂肪の量を増加させます皮膚分泌が過剰になり毛穴を塞ぎます。
【辛いもの】内臓に負担をかけてしまいニキビができる原因になります。
【甘いもの】食べ過ぎると余分な脂肪を作り、脂肪の過剰分泌につながり毛穴詰まらせます。
【炭水化物】もち米が原料となり糖分と炭水化物が含まれ、胃の中で消化されると糖分になり分解されて脂肪分に変化します。
以上のことから「チョコレート」「揚げ物」「ケーキ」「お煎餅」などはニキビ中は控えた方が無難だと言えます。
アルコールも醸造酒である物「ビール」「日本酒」「チューハイ」は糖分が結構多く含まれているので注意してください。蒸留酒「焼酎」「ウィスキー」「ブランデー」は糖分が含まれないので大丈夫です。
正しい洗顔をする
ニキビができてしまう原因として肌の汚れや皮脂がきちんと落ちきれず、毛穴につまってしまうことがあげられます。そのため洗顔はとても重要な役割を担っています。
まず、1日1回は確実に顔の汚れを落としましょう。これはニキビ予防の大前提です。
洗顔料についてですが、こだわりがないのであれば100円程度の石鹸で充分です。市販の洗顔料には皮脂を落としすぎてしまうものもありますので、無添加や天然成分が豊富な肌への負担が少ない物にしましょう。
女性でメイク落としにクレンジングを使われる方は、肌への刺激が少ない弱酸性のものや洗い流すタイプのクレンジングがおすすめです。
油分の多いクレンジングは洗顔力も強いですが、肌に良い成分(善玉菌)まで落としてしまう結果になり、肌のバリアを低下させ刺激や乾燥を直に受けるためあまりよろしくありません。
また、洗顔の基本ではありますが、洗う際は優しく洗いあげましょう。顔の皮膚はとても弱く敏感です。間違ってもゴシゴシ押し付けたりすることは避けてください。
洗い終わったらしっかりと残さず洗顔料を洗い落とす。洗顔料の洗い残しがニキビの原因になってしまいます。
洗い流す際もゴシゴシせず優しくしっかりと汚れを落としましょう。洗顔後は化粧水や保湿美容液、乳液などを使用し、肌をたっぷり保湿して肌乾燥を守りましょう。
ニキビができる原因を知ってケアする
【思春期】成長過程で分泌される成長ホルモンの影響により皮膚分泌が活発になるのが原因です。⇒一過性のものです。深く悩まずストレスと感じない程度にケアを心がけましょう。
【ストレス】交感神経と副交感神経のバランスが崩れ男性ホルモンの分泌が高まることで皮膚分泌が盛んになりニキビができやすくなります。⇒半身浴やアロマ、マッサージに行くなどしてリラックスできる時間を作りましょう。
【睡眠不足】体の血流が滞ることから栄養が肌に行き渡らず肌の免疫力が下がりニキビができやすくなってしまいます。⇒暖かいホットミルクやハーブティーを飲んでみると深い上質の眠りへ導くことによりホルモンのバランスや代謝が変化してきます。
【運動不足】体内バランスが崩れると肌のバランスも崩れます。⇒1日5分の散歩や寝る前に軽いストレッチをする習慣をつけましょう。
【紫外線】活性酸素が増加し、ニキビが炎症を起こしてしまい、悪化したりニキビ跡が残ったりしてしまいます。⇒外出時は日焼け止めを忘れずにつけましょう。
大人ニキビは理由も様々です。不規則な生活や栄養のバランスや洗顔のやり方も原因にもなるでしょう。ニキビの原因を探り生活を改善することでニキビ予防ができます。
ニキビの良い成分を知る
【ビタミンA】毛穴の詰まりを解消してくれます。
【ビタミンB2】角化を調整してくれて肌を正常に保ちます。
【ビタミンC】抗酸化作用で美肌を保ちます。
【ビタミンE】高い抗酸化作用を持ち血液の循環を良くします。
【ミネラル】ホルモンバランスを整えて肌のターンオーバーを促進します。
【食物繊維】便秘や肥満の予防、脂質代謝の調整をしてくれます。
【コラーゲン】アミノ酸として吸収、新しい肌を作ります。栄養素を細胞に届けてくれます。
上記の成分をもとにニキビ予防におすすめメニューとして、水炊き鍋や魚介類スープ、ポトフなど如何でしょうか?水溶性のビタミンCは効率良く摂取でき、鍋物やスープは身体を温め新陳代謝も良くします。
また、外食をするなら、コラーゲンが豊富な食材が多い「やきとり屋さん」やビタミンE、Aがたくさん摂取できる「ウナギ屋さん」がおすすめです。
睡眠時間を考える
ニキビ予防にとって質の高い睡眠時間も重要ですが、それよりももっと重要なのは寝床に入る時間です。
深夜4時に「夜更かししたから昼までたっぷり8時間寝れば大丈夫」というような、ただ寝れば良い訳ではありません。
お肌のゴールデンタイムとも言われる、夜22時~深夜2時までの時間帯に寝ることが予防には効果的です。
なぜこの時間が効果的かというと、夜22時~深夜2時は身体の成長を促進する成長ホルモンが大量に分泌され、活発に新しい細胞が作られるからです。
新しい細胞が作られることで肌のターンオーバーが行われ、角質を落としてくれたり毛穴を引き締めてくれたりといいことずくめの効果が期待できます。
ニキビで悩んでいる人には最高の時間ですね。
家事や仕事をしていると22時に寝ることは難しいかも知れませんが、最低でも午前0時までに寝床に入り質の良い睡眠時間を確保しましょう。
肌はもちろん健康面にも良く習慣にしていくことでリズムが整うでしょう。
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