日本三大名城として知られ、金のシャチホコで有名な名古屋城は、名古屋駅からのアクセスもよい人気の観光地です。最近では、ご当地ユニット「 名古屋おもてなし武将隊」のイベントも盛んで、季節ごとに数多くの催事も行われています。2018年には本丸御殿も復元予定の注目のスポット…そんな名古屋城の見どころから入場料・駐車場情報、ひつまぶしなど周辺のランチスポットまでWills読者の皆様にバッチリとご紹介します。
- 日本三大名城・名古屋城へ行こう
- 名古屋城の基本情報
- 1分でわかる名古屋城の歴史
- 名古屋城の見どころ紹介
- 名古屋城のシンボル・金の鯱(シャチホコ)
- 名古屋市に凛とそびえる天守閣
- 間もなく復元予定の本丸御殿
- お堀に住む天然の鹿・堀鹿
- 石垣で存在感を放つ清正石
- 名古屋城天守閣の展示案内
- 障壁画を中心とした一階での展示
- 江戸時代の暮らしがわかる三階での展示
- 武器武具類が充実している四階での展示
- 体験ものが充実している五階での展示
- 名古屋おもてなし武将隊
- 桜の名所でもある名古屋城
- 四季の花木も美しい名古屋城
- 映画作品に数多く登場した名古屋城
- 名古屋城のゆるキャラたち
- 名古屋城周辺のおすすめ観光&ランチスポット
- オーロラや竜巻が体験できる名古屋市科学館
- 恋人の聖地に指定されている・名古屋テレビ塔
- 名古屋文化を感じる名古屋能楽堂
- ひつまぶしなら「しら河 浄心本店」
- 味噌煮込みうどんの名店・山本屋本店 エスカ店
- 味噌カツならここで決まり・みそかつ矢場とん
- おわりに:まだまだ魅力の尽きない名古屋
日本三大名城・名古屋城へ行こう
名古屋を訪れたら、絶対に外せない観光スポット……それが名古屋城です。名古屋城に行かなければ、名古屋に行ったとは言えないかも知れない……というくらいの定番スポットですよ。
日本三大名城の一つに数えられる名古屋城は、そのシンボルでもある金のシャチホコで知られています。「名城」や「金城」の別名・愛称を持っており「尾張名古屋は城で持つ」と言われるほど、古くから地域の人々に親しまれてきたお城です。
このように、名古屋のシンボルでもあった名古屋城ですが、残念なことに、昭和20年の空襲によってその大部分が焼失してしまいました。しかしながら、戦後の再建工事により現在はほぼ元の姿に復元されています。
そんな、江戸時代から名古屋のランドマークとして市民に親しまれてきた名古屋城を徹底的にご紹介するとともに、近隣のおすすめ観光&グルメスポットもご紹介します。こちらにも、デートにおすすめの場所がたくさんありますよ!
次の休日は、名古屋城に出かけましょう!!
名古屋城の基本情報
名古屋駅からや車でのアクセス・駐車場・入場料などはこちら
名古屋城は高速道路のインターチェンジからも近く、名古屋駅からのアクセスも良好です。詳細な基本情報は以下の通りです。
■ 基本情報
・名称: 名古屋城
・住所: 愛知県名古屋市中区本丸1−1
・アクセス:
[市バス]
●市バス 栄13号系統(栄~安井町西) 「名古屋城正門前」
●なごや観光ルートバス「メーグル」で「名古屋城」下車
●基幹2号系統「市役所」下車、徒歩5分
[地下鉄]
●名城線「市役所」下車、7番出口より徒歩5分
●鶴舞線「浅間町」下車、1番出口より徒歩12分
[名鉄]
●瀬戸線「東大手」下車、徒歩15分
[車]
●名古屋高速1号楠線 「黒川」 出口から南へ8分
●名古屋高速都心環状線 「丸の内」 出口から北へ5分
・営業時間: 9:00~16:30(天守閣・本丸御殿への入場は16:00まで)
・定休日: 12月29日~31日、1月1日(4日間)
・電話番号: 052-231-1700
・料金: 大人500円(中学生以下は無料、名古屋市在住65歳以上の方は100円)
・駐車場
●正門前駐車場
・営業時間:午前8時45分~午後9時30分
・収容台数:普通車319台 大型車28台
※宵まつり期間中は午後10時まで
※二輪車・原付も可
※12月29日~31日、1月1日(4日間)は休業
●二之丸東駐車場
・営業時間:午前8時30分~午後6時30分
・収容台数:普通車202台
※さくらまつり期間中は午後8時まで。宵まつり期間中は午後10時まで
※12月29日~31日、1月1日(4日間)は休業

1分でわかる名古屋城の歴史
間もなく完全に復元される名古屋城
●戦国時代
・名古屋城は、16世紀前半に今川氏が尾張進出の拠点として築いた「柳ノ丸」が起源とされています。
・1532年(天文元年)には、織田信秀が今川氏豊から奪取し、「那古野城」と改名されました。
・1555年(弘治元年)には、織田信長が清須城に本拠を移転したため廃城となりました。
●江戸時代
・1609年(慶長14年)に、徳川家康は九男・義直の尾張藩居城として、名古屋に城を築くことを決定しました。
・1610年(慶長15年)に、西国諸大名の天下普請によって築城が開始されました。
・1612年(慶長17年)に大天守が完成し、同年、徳川義直は名古屋城に移りました。以後、長らくにわたり、城下町名古屋の中心として栄えました。
●明治時代以降
・1879年(明治12年)には、廃城も検討されていた名古屋城ですが、姫路城の城郭とともに保存が決定されました。
・1945年(昭和20年)5月14日の名古屋大空襲により、本丸御殿、天守閣、金鯱などほぼ全ての構造物が焼夷弾の直撃を受けて焼失しました。
・1959年(昭和34年)には、全国からの寄付金により再建・復元され、金鯱とともに名古屋市のシンボルとなりました。
・2007年(平成19年)に、文化庁によって本丸御殿復元工事が許可されました。
・2008年(平成20年)には、復元工事が着工されました。
・2018年(平成30年)の一般公開を目指し、総工費150億円が投じられて復元予定です。
名古屋城の見どころ紹介
それでは、まずは名古屋城の見どころをご紹介していきたいと思います。
金のシャチホコや天守閣内の博物館、四季折々に咲き誇る場内の美しい花々、ご当地ユニットやゆるキャラなど見どころ満載……デートで行っても盛り上がること間違いなしです。
名古屋城のシンボル・金の鯱(シャチホコ)
長い歴史のなかで、さまざまな変遷をたどった名古屋城のシンボル
名古屋城のシンボルといえばやはり「金の鯱(シャチホコ)」です。1612年に竣工した当時のものは、高さは約2.74m、一対でなんと大判1940枚分=純金にして215.3kgもの金が使われたというから驚きですね!
長い歴史のなかで、藩財政悪化にともない金の純度が下げられたり、盗難防止の金網が張られたり、1873年(明治6年)にはウィーン万国博覧会にも出品されました。
太平洋戦争の空襲では、その大半を焼失してしまいましたが、残骸から金が取り出され、「冠頭」や「金茶釜」に加工保存されています。現在の金鯱は復元されたもので、天守閣の5階では実物大レプリカも展示されており、直接触ったり乗ったりすることができます。
名古屋市に凛とそびえる天守閣
天守閣のなかは博物館・展望室になっている
現在の名古屋城の天守閣は復興天守閣で、閣内では名古屋城が保有する数多くの貴重な所蔵品をはじめとして、江戸時代の城主や城下の様子を知ることのできるさまざまな展示が行われています。
天守閣の最上層は展望室になっておりは、眼下には名古屋市街地が、遙か遠くには濃尾平野をはじめとして、木曽や飛騨の山々、白山や伊吹山などを眺望することができます。
間もなく復元予定の本丸御殿
2018年に一般公開された
かつて、名古屋城の本丸、天守閣の南側には本丸御殿と呼ばれる居住施設がありました。この御殿は、「近世城郭御殿の最高傑作」と言われ、京都二条城・二の丸御殿とならび武家風書院造の双璧とも称されていました。
このため、本丸御殿は、城郭としては国内で初の国宝に指定されましたが、残念なことに、太平洋戦争の空襲により完全に焼失されてしまいました。現焼失前の本丸御殿を可能な限り忠実に再現するため、昔ながらの材料・工法による復元工事が2017年に完了しました。
徳川・江戸時代の幕開けのシンボルともいえる名古屋城が完全に再建されるとあって、海外メディアからも注目されている大事業でした。
空襲を逃れた重要文化財もある
空襲により完全焼失した本丸御殿ですが、その空襲のさなか、運び出すことが可能な物品のなかには空襲被害を免れて、現在にまで大切に保管されているものもあります。それらは重要文化財に指定され、手あつい保護を受けています。
竹林豹虎図(玄関一之間東側襖絵)は、狩野派の絵師により描かれた障壁画で、これをはじめとした1,047面が重要文化財に指定されています。名古屋城本丸御殿は、日本画最大の画派であった「狩野派」の絵師たちによって床の間絵、襖絵などが描かれ華やかに彩られていました。
現在、本丸御殿再建にむけ、焼失された狩野派芸術をよみがえらせようと、当時と同じ素材や技法を用いるとともに、当時の資料をコンピューター解析してミクロ単位での復元作業が行われています。
お堀に住む天然の鹿・堀鹿
名古屋城内堀に棲む最後の2頭の鹿
名古屋城の内堀には、昭和27年に地元・東山動物園から寄贈された3頭の鹿を由来とする鹿が住んでいます。ピーク時には56頭もいたのですが、城の改修工事にともなう餌の減少などが原因となり激減してしまい、現在では2頭が生息するのみとなりました。
現在は、人工餌料や干草などが与えられ、大切に飼育されているとのことです。見かけたら、そっと見守ってあげてくださいね。
石垣で存在感を放つ清正石
石垣に残された石工たちの刻印に当時を偲ぶ
名古屋城の石垣のなかでも一際巨大で圧倒的な存在感を放っているのが清正石です。この石は、加藤清正公が運んできたことで知られており、他の石と比べるとその大きさの差は一目瞭然です。
天下普請の名目により、加藤清正や黒田正則が名古屋城の築城に関わったことは有名ですが、このほかにもおよそ20家もの外様大名が築城に関わっています。
天守台には、当時働いた石工たちが残した刻印が数多く残っており、ひそかな見所となっています。
名古屋城天守閣の展示案内
ここからは、さまざまな趣向を凝らした展示で、名古屋城についてわかりやすく知ることのできる名古屋城天守閣での展示についてご紹介していきます。
障壁画を中心とした一階での展示
桃山文化の象徴・本丸御殿障壁画
一階のメインの展示となっているのが、重要文化財の本丸御殿障壁画の展示です。この障壁画は、江戸時代前期に日本を代表する狩野派絵師により描かれたもので、桃山文化の象徴ともいえる貴重なものです。空襲をまぬがれた現存するこれら障壁画が、展示替えされつつ公開されています。
名刀の数々・木子コレクション
木子コレクションは、名古屋城に寄贈された膨大数量の「故木子進發氏収集資料」から、至宝ともいえる刀剣や刀装具が展示されています。
名古屋城の生きものを知ることができる・ビデオコーナー「名古屋城の自然と生き物」
ビデオコーナー「名古屋城の自然と生き物」では、名古屋城の敷地内で観察することのできる樹木、野鳥、昆虫などがビデオと写真パネルで紹介されています。
精巧に再現された模型コーナー
模型コーナーでは、江戸時代の名古屋城全域を精巧勝つ忠実に再現したジオラマ模型のほか、本丸御殿の縮尺20分の1模型などが展示されています。
江戸時代の暮らしがわかる三階での展示
当時の武士の暮らしがわかる「藩主の暮らし」
藩主の暮らしコーナーでは、ジオラマ展示「藩主の間」などが再現されており、当時の城内での仕事や食事といった、藩主・藩士の暮らしを知ることができます。なお、この藩主の間は、「本丸御殿対面所上段之間」を参考にして作られているそうです。
なかでも、見どころは、当時の記録にもとづいて再現された「祝い膳」の展示です。
当時の町並みが再現された「城下の一日」
城下の一日コーナーでは、木戸・五条橋とその周辺の店などが再現されており、江戸時代の名古屋城下町の様子を知ることができます。また、照明効果によって、朝・昼・夜と城下町の1日の変化が再現されています。
※約5分間で、朝・昼・夜の城下町を見ることができます。
匠の技が光る「本丸御殿上洛殿上段之間8分の1模型」
本丸御殿上洛殿上段之間8分の1模型は、地元に住む職人たちを集めて組織された「名古屋城本丸御殿・匠工房」で制作された非常に精巧な模型です。本丸御殿再建に向け磨かれる地元職人たちの匠の技が結集された出来栄えとなっています。
また、8分の1スケールでは表現が難しい「飾金具」「土壁」「蒔絵」「畳襖」などは、実物大にて制作されています。
武器武具類が充実している四階での展示
名古屋城の石垣が再現された「石垣コーナー」
石垣コーナーでは、帯鉄が鋲で打ちつけられた門柱と、その両側に石垣が再現されています。石垣に刻まれたユニークなしるしは、「刻紋」と呼ばれるもので、当時、名古屋城築城工事を分担した各大名とその家臣たちのしるしです。
目を見張る数々の品・武器武具類の展示
武器・武具類の展示コーナーは当時の木造天守閣の内部構造を再現した造りになっており、そこでは、鎧・兜・火縄銃をはじめとした武器・武具類の展示が行われています。どの品も目を見張るような迫力と風格に満ちています。
デジタル再現されたバーチャル駕篭乗り体験コーナー
駕篭乗り体験コーナーはデジタル再現された小窓(液晶画面)に流れる映像を見ながら、まるで本物の駕篭に乗って名古屋城へ向かうようなバーチャル体験が楽しめます。
華麗な障壁画のパネルが見事
本丸御殿コーナーでは、見事で華麗な障壁画のパネルを鑑賞することができます。
体験ものが充実している五階での展示
触って乗れる実物大金鯱模型
実物大金鯱模型は、青空を背景とした展示エリアで、実際に金鯱に触ったり、またがって記念写真を撮ることができます。なかなかレアな体験ですよ!
当時の苦労が偲ばれる石引き体験コーナー
石引き体験コーナーでは、名古屋城築城当時に石垣の石が運びこまれる様子が再現されています。実際に体験してみると、当時の苦労が偲ばれます。
総まとめとしての名古屋城の歴史展示
名古屋城の歴史コーナーは、「尾張名古屋は城でもつ」と呼ばれる名古屋城の歴史に関して、尾張地方出身の三人の英雄、名古屋城の築城の様子、明治維新における扱い、太平洋戦争での戦災による焼失……そして戦後の復元までの長い道のりを、年表・資料を用いてわかりやすく解説している「名古屋城の総まとめ」としての展示となっています。
名古屋おもてなし武将隊
地元で人気急上昇中のご当地ユニット
名古屋おもてなし武将隊は、武将の都市でもある名古屋をPRするために結成された部隊です。
名古屋が生んだ三人の戦国の英雄、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康をはじめとして、名古屋にゆかりのある武将6人、陣笠隊の4人で結成されています。こちらの部隊は、土日を中心として二の丸広場で、「おもてなし演武」を披露しています。お見逃しのないように!
桜の名所でもある名古屋城
季節には1000本もの桜が咲き誇る
名古屋城は、名古屋でも屈指の桜の名所としても知られています。花の見ごろは3月下旬から4月上旬にかけてで、ソメイヨシノやシダレザクラを中心としたおよそ10種類1000本もの桜が咲き誇ります。
なかでも、緑色の花を咲かせる珍しい桜「ギョイコウ」が人気で、その見ごろは4月中旬頃です。また、桜の開花時期に合わせてライトアップも行われています。
美しく咲き誇る桜はロマンチック……ライトアップはさらに幻想的でデートにおすすめです。
四季の花木も美しい名古屋城
四季折々に咲き誇る数々の花たち
桜だけでなく、名古屋城には数多くの花木が植えられており、四季折々に咲き誇る花々も見どころの一つです。以下に、それぞれの季節で見られる花木をまとめましたので、名古屋城を訪れる季節にあわせてお楽しみください。
デートでのんびり散策するのにもぴったりですよ!!
名古屋城内で見られる春の花(3月~5月)
・アヤメ(アヤメ科)植栽場所:御深井丸
・ドウダンツツジ(ツツジ科)植栽場所:二之丸・御深井丸
・ツツジ(ツツジ科)植栽場所:一円
・シラン(ラン科)植栽場所:御深井丸
・シダレザクラ(バラ科)植栽場所:一円
・カンヒザクラ(バラ科)植栽場所:二之丸
・ギョイコウ(バラ科)植栽場所:本丸
・ソメイヨシノ(バラ科)植栽場所:一円
・マンサク(マンサク科)植栽場所:御深井丸
・フジ(マメ科)植栽場所:二之丸
・ボケ(バラ科)植栽場所:二之丸
・ゴテンツバキ(ツバキ科)植栽場所:本丸
・ウメ(バラ科)植栽場所:一円
・ヒトツバタゴ(モクセイ科)植栽場所:西之丸
・ロウバイ(ロウバイ科)植栽場所:二之丸
・ボタン(ボタン科)植栽場所:二之丸
・ソシンロウバイ(ロウバイ科)植栽場所:二之丸
・シャクヤク(ボタン科)植栽場所:二之丸
・ハナミズキ(ミズキ科)植栽場所:二之丸
・サザンカ(ツバキ科)植栽場所:一円
・アジサイ(アジサイ科)植栽場所:二之丸
名古屋城内で見られる夏の花(6月~8月)
・アヤメ(アヤメ科)植栽場所:御深井丸
・フヨウ(アオイ科)植栽場所:御深井丸
・ムクゲ(アオイ科)植栽場所:二之丸
・ハナショウブ(アヤメ科)植栽場所:二之丸
・サルスベリ(ミソハギ科)植栽場所:西の丸
・シラン(ラン科)植栽場所:御深井丸
・ギボウシ(ユリ科)植栽場所:御深井丸
・アジサイ(アジサイ科)植栽場所:二之丸
名古屋城内で見られる秋の花(9月~11月)
・スイフヨウ(アオイ科)植栽場所:御深井丸
・フヨウ(アオイ科)植栽場所:御深井丸
・ボケ(バラ科)植栽場所:二之丸
・ムクゲ(アオイ科)植栽場所:二之丸
・ウスギモクセイ(モクセイ科)植栽場所:本丸
・キンモクセイ(モクセイ科)植栽場所:一円
・サルスベリ(ミソハギ科)植栽場所:西の丸
・サザンカ(ツバキ科)植栽場所:一円
名古屋城内で見られる冬の花(12月~2月)
・マンサク(マンサク科)植栽場所:御深井丸
・ボケ(バラ科)植栽場所:二之丸
・サザンカ(ツバキ科)植栽場所:一円
・ソシンロウバイ(ロウバイ科)植栽場所:二之丸
・ロウバイ(ロウバイ科)植栽場所:二之丸
・ウメ(バラ科)植栽場所:一円
映画作品に数多く登場した名古屋城
何度も怪獣に破壊された名古屋城
名古屋市のシンボルである名古屋城は、映画やゲームなどの映像作品にも数多く登場しています。なかでも、怪獣映画には多く登場し、劇中では何度も破壊されています。
■名古屋城が登場した主な映画作品
・「モスラ対ゴジラ」:ゴジラが堀で転んで天守閣を破壊する場面がある。
・「大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス」:空中飛行で名古屋を襲撃したギャオスに屋根を破壊される。
・「ゴジラvsモスラ」:出現したばかりのモスラのライバル・バトラに破壊される。
名古屋城のゆるキャラたち
これが名古屋城のゆるキャラカルテットだ
2010年、名古屋が開かれて400年を迎える記念として、名古屋市が企画したゆるキャラが「はち丸」「エビザベス」「だなも」「かなえっち」の四人です。
開府400年記念事業終了にともない四人は「名古屋市のマスコットキャラクター」となり、名古屋まつりなどの公共イベントや名古屋城おもてなしなどを行っています。
名古屋城周辺のおすすめ観光&ランチスポット
名古屋メシのランチスポットもばっちりご紹介
ここまでは、名古屋城の見どころや関係する様々なユニット、キャラクターなどをご紹介してきましたが、ここからは、名古屋城周辺のおすすめの観光&グルメスポットをご紹介していきたいと思います。
デートにぴったりな人気のスポットや、これぞ「名古屋メシ」というランチスポットです。
オーロラや竜巻が体験できる名古屋市科学館
プラネタリウムはデートにもおすすめ
名古屋市科学館は、名古屋城のすぐ近く白川公園のなかにある「みて、ふれて、たのしめて」をコンセプトにした博物館で、近未来的な大きな銀色の球体オブジェが目印です。実は、この球体、プラネタリウムドーム「Brother Earth」の外観で、その規模は世界世界でも最大級なんですよ!月ごとにテーマが変えられ、天体に関する最新映像機器を駆使しながら美しく、わかりやすく、そして幻想的に解説してくれます。
このほかにも、マイナス30度の極寒の室内でオーロラ鑑賞がバーチャル体験できる装置、高さ9メートルもの人工竜巻が体験できる装置など、自然の驚異を気軽に体験できる展示が人気を集めています。
■ 基本情報
・名称: 名古屋市科学館
・住所: 愛知県名古屋市中区栄二丁目17番1号 芸術と科学の杜・白川公園内
・アクセス:
●地下鉄東山線・鶴舞線 「伏見」駅下車、4・5番出口 から南へ徒歩5分
●名鉄バス「白川公園前」下車、北へ徒歩5分
・営業時間: 9:30~17:00
・定休日: 月曜日、第3金曜日、年末年始
・電話番号: 052-201-4486
・料金: 展示室とプラネタリウム 大人800円、大学・高校生500円、中学生以下無料
恋人の聖地に指定されている・名古屋テレビ塔
展望台からの夜景やライトアップはロマンチック
名古屋テレビ塔は、日本で最初に完成した集約電波塔です。その高さは180メートルで、地上100メートルにある展望台からは、名古屋市街が一望できます。夜になるとロマンチックな夜景が楽しめます。
また、テレビ塔自体もライトアップされ、近くにはオアシスもあるため、デートスポットとしても人気の高い場所で、「恋人の聖地」にも指定されています。
■ 基本情報
・名称: 名古屋テレビ塔
・住所: 愛知県名古屋市中区錦3-6-15先
・アクセス: 名古屋市営地下鉄栄駅から徒歩3分
・営業時間: 10:00~22:00 ※1~3月は~21:00、土・日曜・祝日は11時~
・定休日: 無休
・電話番号: 052-971-8546
・料金: 大人700円、高校生600円、小中学生300円、シルバー(65歳~)600円
名古屋文化を感じる名古屋能楽堂
伝統芸能の振興や交流推進のための施設
名古屋能楽堂は、名古屋市中区の名古屋城正門前にある能楽堂です。
元々は1931年に東区に建築されましたが、1945年の名古屋大空襲で焼失してしまったため、1997年に中区・三の丸に再建されました。「能」や「狂言」といった伝統芸能の振興や交流推進を目的として立てられ、1997年には「まちなみ建築賞」を受賞しています。
施設のなかには舞台と見所(客席)のほか、稽古室、楽屋、会議室などがあり、付属のレストランでは名古屋名物の食事をいただくこともできます。
■ 基本情報
・名称: 名古屋能楽堂
・住所: 愛知県名古屋市中区三の丸1-1-1
・アクセス:
●名古屋市営地下鉄鶴舞線「浅間町」下車、1出口より徒歩約10分
●名城線「市役所駅」下車、徒歩約12分
●市バス栄13系統(栄~安井町西)「名古屋城正門前」下車すぐ
・定休日: 年末年始(12月29日〜1月1日)
・電話番号: 052-231-0088
・料金: 展示室・見学無料
ひつまぶしなら「しら河 浄心本店」
1杯目はそのまま、2杯目は薬味をかけて、最後はお茶漬で
名古屋名物の一つである「ひつまぶし」ですが、名古屋城周辺で美味しい「ひつまぶし」がいただけるのが、昭和28年創業の老舗「しら河 しら河 浄心本店」です。
こちらのひつまぶしには、ほどよく脂がのったウナギがのっており、表面はカリカリッと香ばしく焼き上げられています。さすが老舗の焼き具合です。
意外と知られていない「ひつまぶしの食べ方」ですが、1杯目はそのままで、2杯目は薬味をかけて、最後は出し汁をかけてお茶漬にしていただくのが定番ですよ!
名古屋を訪れたなら、是非に味わいたい一品です。名古屋城観光のランチにおすすめです。
■ 基本情報
・名称: しら河 浄心本店
・住所: 愛知県名古屋市西区城西四丁目20-12
・アクセス:地下鉄「浄心駅」2番出口より徒歩2分
・営業時間: 11:00~14:00 17:00~22:00
・定休日: 無休
・電話番号: 052-524-1415
味噌煮込みうどんの名店・山本屋本店 エスカ店
新幹線で名古屋を訪れたならアクセスも最適
名古屋めしの代表格「味噌煮込うどん」の名店といえば山本屋本店 エスカ店です。明治40年創業の老舗・有名店で、名古屋駅新幹線地下街エスカにあります。
コシの強い手打麺と濃厚な味わいのスープのコラボレーションは絶妙な味わいです。こちらも名古屋城観光のランチにぴったりですよ!
■ 基本情報
・名称: 山本屋本店 エスカ店
・住所: 名古屋市中村区椿町6-9新幹線地下街エスカ
・営業時間: 10:00~22:00(ラストオーダー21:30)
・定休日: エスカ地下街と同じ
・電話番号: 052-452-1889
味噌カツならここで決まり・みそかつ矢場とん
全国的にも有名な味噌カツの名店
名古屋名物として全国的にも有名な「みそかつ」の有名店といえば、「みそかつ矢場とん」です。
豚肉には南九州産の最高級肉を使用し、秘伝のみそだれがたっぷりとかけられた味噌カツは、濃厚な味わい……人気ナンバーワンメニューは「わらじとんかつ」で、通常の2倍ほどある巨大なトンカツを、みそだれとソースの2種類で味わえます。
がっつり食べたいカップルのランチやディナーにイチオシです。
■ 基本情報
・名称: みそかつ矢場とん 矢場町本店
・住所: 愛知県名古屋市中区大須 3-6-18
・アクセス: 名古屋市営地下鉄名城線「矢場町」駅より徒歩5分
・営業時間: 11:00~21:00
・定休日: なし
・電話番号: 052-252-8810
おわりに:まだまだ魅力の尽きない名古屋
今回は、名古屋のシンボル・名古屋城と、その周辺のおすすめ観光&グルメスポットをご紹介しましたが、名古屋には、今回ご紹介し切れなかった名古屋港水族館、東山動植物公園、熱田神宮などなど、まだまだたくさんのおすすめスポットが盛りだくさんです。
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