すぐできる仕事術!『モチベーション』を飛躍的に上げる4つの方法「できない理由は100でも挙げられるが、できる理由は1つしかない。『やる気(モチベーション)』だけである」と、言われるくらいモチベーションはビジネスパーソンにおいて重要な要素の一つです。
しかし、下がってしまったらなかなか上手く上げられない、好調時をなかなか維持できないのが悩みの種。
モチベーションが下がった時、自分で自分を鼓舞して「チェンジ!」とか、今だったら「この仕事、いつやるか?」「今でしょ!」と、言い聞かせるようにモチベーションを上げようとした経験は誰もが持っていることではないでしょうか。
モチベーションが下がると何が問題なのでしょう。あなたのモチベーションが下がった体験を思い出してください。
「仕事の立込み具合」「仕事を推進する上での対人関係」「今取り組んでいる仕事への情熱とか意義」「言いようのない不安や焦り」等々、モチベーションが上がらない・維持できない理由はさまざまですが、結果的にモチベーションは以下の事に直結しています。
好調時に比べて
1.仕事のパフォーマンス低下
2.仕事のスキル向上(成長)鈍化
という事態を生じてしまうということです。限られた時間の中で一定の成果を常に求められる私達にとって、仕事のパフォーマンスが低下するということは、死活問題です。
今回は、仕事のモチベーションを上げる・維持していく方法をご紹介します。
1.時間管理・調整を意識する
体力(体のパワーエネルギー)・意志力(メンタルパワーのエネルギー)・人の支援や協力(人間関係のパワーエネルギー)全てのエネルギーに共通して重要なのが『時間』です。
あらゆる仕事は、その取組み方によって意欲的で、創造的な自分にプラスとなる「仕事(ワーク)」にもなりますし、いわゆるやらされ仕事・こなし仕事といわれる労働(レイバー)にもなります。仕事の期限が短かかったり、仕事の予定が詰まってくると、こなし仕事になりがちでその分、意志力は低下します。
また、時間が足りないと休憩や休養・睡眠時間を削って対応しなければならず、体力も低下していきます。
さらに、時間が足りない時は人に相談することもなかなかできません。1人で抱え込んでしまい、人の支援や協力を得ることもできません。
仕事の予定が詰まっていない段階から、早めに仕事へ取り掛かる習慣をつけ、時間の管理や調整を心がけましょう。突発的な仕事の出現には、今抱えている仕事の優先順位を付け直し対応するなどの手立てを講じましょう。
2.仕事の整理術について人と話す
モチベーションが低下している時は、あなたの周りをゆっくり見回して見ましょう。
そして「仕事をイキイキとしていて、それでもって仕事のボリュームもそれなりに持っている。」そんな人を見つけたら、仕事の整理術についてディスカッションしてみましょう。
ディスカッションによって、活用ツールや過去データの共有、パソコン内のデータ整理など、更に時間を有効に活用する具体的なアプローチ方法の発見があるかもしれません。
スケジュールの立案方法や、リスケジュールの行ない方など仕事の進め方自体に新しい発見があるかもしれません。
また、仕事の手を止めてみて誰かと話すことは、それ自体息抜きにもなりますし、1人で考えすぎるとかえってモチベーションを下げてしまう傾向の抑止にもなります。
但し、ディスカッションでは世間話程度の話をおりまぜて行うのは問題ありませんが、仕事の愚痴などを言うことは必ず避けてください。自分のモチベーションを更に下げてしまうばかりか、相手のモチベーション低下の要因になるかもしれません。
3.ビジュアライズ(映像化)でモチベーションを上げる
その仕事を達成した瞬間をイメージ(ビジュアライズ(映像化))し、モチベーションを上げる方法があります。この方法をもう少し、ステップアップさせた方法をご紹介します。
これは、「イメージするのは苦手」「そもそも達成もしていないのにイメージなんて出来ない」という方にお勧めかもしれません。
達成感のある仕事を完了した時の表情を写真として保存し、モチベーションの下がったときに見る。というものです。絵心がある方は、イラストでもかまいません。これで、達成イメージを補うのです。
中には、長期的な目標(家を買う・車を購入する)を織り込んだ写真(購入したい家と同等の家の前で撮影する・購入したい車とツーショット。とか)を活用しモチベーションを上げるのに利用したり、維持しようとされている方もいらっしゃいます。
4.感情の勢いで越える
「今すぐ、瞬時に、モチベーションを回復させたい!」
という方には、感情をテコにモチベーションを上げていく方法があります。時間管理も、すでに仕事が詰まっていて思うようにできない。ディスカッションをしようにも皆急がしそう。する人もいない。
という時には、自分の感情に頼り、「これが済んだら、○○をやろう!」など、具体的なニンジンをぶら下げて、自分のモチベーションを上げていくのがこの方法です。
しかし、注意しなければいけないのは、この方法ばかりでモチベーションを上げていると、マンネリ化し効果が薄くなります。
この方法は、即効性がありますので、いざという時のモチベーションを上げる方法として『最後の手段』という認識の方がよいかもしれません。
まとめ
すぐできる仕事術!『モチベーション』を飛躍的に上げる4つの方法
1.時間管理・調整を意識する
2.仕事の整理術について人と話す
3.ビジュアライズ(映像化)でモチベーションを上げる
4.感情の勢いで越える
モチベーションは、私達を『行動』に導くエネルギーです。このエネルギーは、体力・意志力・人の支援や協力など、それぞれのエネルギーの総和から出来ています。その内の1つでも欠けると、モチベーションは減退していきますし、それぞれが関連しているわけですから、1つ悪くなるとその次が・・・と連鎖反応を起こしてしまう場合もあります。
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