早寝早起きって一度は誰もが試みますよね。でも、実際にそれを習慣化出来る人は多くありません。ですが、世界的に「成功者」や「億万長者」と言われる人の多くが早朝に起床しているのです。それにはきっと何か理由があるはず。ということで、今回は本気で朝早く起きれるようになりたい人のために、早起きすることのメリットやその方法について書き進めていきたいと思います。
「睡眠時間の少なさなんて、なんの自慢にもならない」
世界的な成功者ほど、睡眠時間はしっかりと確保している
「睡眠時間の少なさなんて、なんの自慢にもならない」
これは、ハミルトンポストの創始者でもあるアリアナ・ハフィントンさんが放った言葉。
この言葉通り多忙な彼女ですら、一日きっちり7時間睡眠をとっているということ。
更にアップルのCEOでもあるティム・クックさん。
彼は毎日9時30分には寝て、毎朝4時30分に起きているということ。
世界的な成功者や資産家と言われる人の多くが、7時間ほどの睡眠を毎日しっかりとっているのです。
「仕事が忙しいから」「自分の時間がないから」そんなことを言い訳にはしていませんか?
早起きを習慣にして感じた「朝起きること」の4つのメリット
メリット①朝起きてからの1時間は1日の内で最も生産性のある「ゴールデンアワー」
早起きをして徐々に感じてきたのは、朝起きてからの1時間の生産性が半端じゃないこと。
私はこれを勝手に「ゴールデンアワー」と読んでいます。
1番フラットな状態で物事を考えられたり、仕事が出来たり、読書をしたり。
一日の内で夕方に同じ行為をするのと、早朝にするのとではこんなにも生産性が違うのか、と気づいた瞬間の喜びは相当なものです。
そして、この早朝のゴールデンアワーに関して面白い情報があります。
早起きを習慣としている人は、朝の時間を使って、「すぐに結果に結びつかないが、長期的に考えて利益になる」ことに対して投資する傾向があり、それは大きく3つのカテゴリーに分かれます。
1. キャリアに栄養を与える–戦略を立てて、仕事に集中する。
2.人間関係に栄養を与える–家族や友人と過ごす時間にあてる。
3.自分自身に栄養を与える–運動や瞑想、クリエイティブなことに時間をあてる。
出典: lrandcom.com
要するに、その人にとって1番大切だと思うことをすれば良いということ。
ここでポイントなのは「長期的に考えて利益になる」ことだと思います。
雑念がなにもない朝の時間を有効に使って行きましょう。
メリット②時間に追われる生活から抜け出せる
普通に生活していると、どうしても時間に追われている感が否めません。
これが終わったらあれもして、その次はこれをして、と分刻みで時間に追われる。
あれもこれもとなっている内に日は沈んで、気づけば残業。
身も心も疲れ果てて、夜遅くに帰宅。
ビールを何本か飲んで、それが1日の内で至福の時間。
自分のしたいことをする時間もなく、寝て起きてはまたすぐに仕事に行く。
ただただこのローテーションの繰り返し。
私にはこの生活が悪いと言うことは出来せん。
そうせざるを得ない状況は人生に一度は必ずあると思うからです。
ですが、そんな生活を続けていると、仕事にやりがいを感じたり、時間に価値を感じられなくなるというのは間違いないと言っても過言では無いのではないでしょうか?
自分のペースで仕事が出来ることと、時間に追われて仕事をするのとでは、仕事に対する考え方もモチベーションも180度変わってくると私は考えています。
なので、まずは早起きをすることで、自分が時間にコントロールされるのではなく、時間をコントロールして物事を進めていくということをするべきだと思うのです。
メリット③普段しない運動をする時間が確保出来る
大人になると運動する機会ってめっきり減ってしまいますよね…。
特に会社や仕事を始めるとしたくても出来ないという状況に陥ってしまいます。
ですが、それも早起きをすればアッサリ解決できるのだということにも気づけました。
夜会社が終わってからジムに行こう。
休日の空いてる時間にランニングをしよう。
いろいろと考えて挑戦してみるものの、継続することってなかなか難しい。
でも、早朝2〜3時間いつもより早起きするだけで、その時間も簡単に確保することが出来るというわけなのです!
また、運動をすることで脳細胞は活性化し、脳も発達していきます。
気分もリフレッシュできますし、良いことしかないのです。
メリット④夜型よりも圧倒的にデメリットが少ない
朝型に切り替えると、必然的に夜は早く寝ることになります。
そうすることによって当然メリットと共にデメリットも出てくるということ。
朝型のデメリットは夜型のメリット。
友達や同僚と飲みに行けたり、ワイワイ出来るということが1番に考えられるでしょう。
特にお酒が好きな方は、どうしても夜型になってしまいがちです。
だけど、夜型のメリットと朝型のメリットをくらべてみると朝型の方が寄りメリットは大きいのではないでしょうか?
短期的に見れば、しんどいことのほうが多いかもしれませんが、長期的に見れば良いことばかりです。
本気で朝型に切り替えたい人が持つべき心構え
皆が皆朝型に向いているわけではない(自分のクロノタイプを知る)
皆さん一度は体内時計という言葉を耳にしたことがありますよね。
その体内時計の基準というのは人それぞれ異なります。
それがどういった傾向を持つのかというのがクロノタイプ。
このクロノタイプは半分くらいは遺伝子に影響されていると言われいます。
なので、根本的に朝型に向いていない人もいるということ。
自分が夜型のクロノタイプなのに、無理に朝型にしてしまうと逆に体調を崩してしまったりすることもあるそうです。
なので、まずは自分のクロノタイプは何なのかというところを判断していきましょう。
クロノタイプを診断する
1日で朝型に切り替えられるわけではないことを理解する
明日から朝型に切り替えようと今決めたとします。
だけど実際に完全に朝型が習慣化するのは3ヶ月後だと考えておいた方が良いです。
もしくはそれ以上かかることだって十分にあり得ます。
失敗する人の多くは、急に明日から毎朝6時に起きようと決めてしまいます。
毎日8時に起きていた人が、明日から急に6時に毎日起きるのはなかなか大変です。
1日目、2日めくらいはなんとかなっても、3日目には起きられずに罪悪感。
そして明日こそはと思って4日目に無理して起きても、5日目にはまた起きられなくて罪悪感。
おそらくそれの繰り返し。
そしてもう自分には無理だと諦める人がほとんどです。
なので、決めて急に朝型切り替えられる訳がない、時間がかかることである、ということを認識しておきましょう。
物事には順番があることを「認識」する
何事にも順番や順序があるということをまずは「認識」しておきましょう。
情報としてそれを知っているのと、知らないのとでは、モチベーションにも関わってきます。
これは先程の急には切り替えられないということと同じですが、急に2時間早く起きるのではなく、5分単位で毎日少しずつ起きる時間を早めるだとか、段階を踏んでいくということ。
それをすっ飛ばしてしまうと身体を壊したり、逆にそれがストレスになってしまうので注意してください。
それがはじめから上手くいかなくても問題ありません。
一週間の内に一度でもいつもより早く起きれたことを「凄い」と思って良いのです。
早起きをすることは簡単。でもそれを継続するには根気がいる。
早起きをすること自体は簡単です。
アラームをセットして、指定の時刻にアラームが鳴れば布団から出るだけですから。
だけどそれを続けるには根気がいります。
何回失敗しても続けること。
続けていればどれだけ時間がかかっても、最終的には成功するしかありません。
なので、まずは小さな成功を積み重ねるということを意識して継続していきましょう。
毎日少しずつ早めの時間帯にアラームを設定して起きる。
起きれなくても同じ時間でもう一回挑戦する。
そうすれば必然的に朝型に切り替わっていくものです。
個人的に私はそれさえできれば、小賢しい小手先のテクニックなど必要がないと思っています。
いくら目覚ましを多く設定していても、継続出来ない人が朝型の習慣を手に入れることは出来ないからです。
明日から早起きに挑戦!今日から簡単に取り組める具体的な10の方法
①早く寝て、早く起きなければいけないと思わない
プレッシャーが1番良くないので、無理に早く寝て早く起きようと思わなくて構いません。
いつもより少しだけ早く布団に入って見ようとか、明日の朝はいつもよりちょっとだけ早めに起きて、かっこ良く髪の毛をスタイリングしてみようとか、そんな気軽に構えることが大切です。
②日が暮れていくように部屋の明るさも落としていく
私たちは想像以上に強い光を浴びて毎日生活をしています。
ですが、人は光を浴びている状態で寝ても疲れをしっかりと取り除くことは出来ません。
なので、日が暮れていくように、部屋の照明も夕方になるに連れて暗く落ち着いた色にしていくこと。
結構難しいかもしれませんが、夜にテレビをつけっぱなしにしないとか、そういった小さなことから始めてもらって構いません。
③コーヒーはお昼の3時までが限度
コーヒー好きな男性って結構多いですよね。
でも、コーヒーを飲むのはお昼の3時まで。
なるべく寝る前のカフェインは避けたいところです。
寝る6時間前からはカフェインを摂取しないことを覚えておきましょう。
寝付きが悪くなってはダメですからね!
④満腹の状態で寝ない
満腹の状態で寝るのはやめましょう。
寝ている間も胃腸は働いていますが、起きている時のように活発に働いているわけではありません。
満腹の状態で寝てしまうと、寝起きがかなり悪くなってしまいます。
朝から気持ち悪い、体調がすぐれないという結果につながってしまうので気をつけましょう
⑤寝る直前のお風呂は避ける
寝る直前にお風呂に入るのは避けましょう。
逆に交感神経を刺激してしまい、眠気が飛んでしまうことがあります。
なのでお風呂は寝る2時間ほど前に入るようにすると良いです。
また、個人的なおすすめの入浴方法は、お風呂の電気を付けないで入ること。
洗面台の間接照明だけを付けて、薄暗い中で入るとよりリラックス出来ますよ!
⑥寝る前のアルコールは禁止!
お風呂あがりのビール、想像しただけでもう既においしいのですが、寝る直前のアルコールは避けましょう。
アルコールを摂取しないと眠気が来ないという方がたまにいますが、それはなかなかヤバイ状態であるということを理解してください。
アルコールが消化されないまま寝てしまうと、体内で毒素を生み出す原因になります。
なので、自分の健康のために寝る前のビールは避けましょう。
⑦寝る前はPCやスマホをいじらない
これはもう既に皆さんご存知の通り。
かなり眠りの質に影響をあたえるので、布団に入る際はスマホは机の上においておきましょう。
目にも悪いですし、先ほどのアルコールとおなzですが、自分の健康を第一に優先してください。
そうすることで睡眠の質も上がり、目覚めも良くなるというわけです。
⑧目覚まし時計を自分の近くに置かない
目覚まし時計を自分の近くに置くのはやめましょう。
確実にとめて、二度寝モードに突入することになります…。
最近は携帯のアラームを使う人が多いと思いますが、スマホの場合も同じです。
必ず寝る前に手の届かないところにおいておき、アラームがなったら起きるという習慣をつける努力をしましょう。
⑨毎日5分ずつ早くアラームをセットする
毎日5分ずつ早くアラームをセットしていきましょう。
急に30分早くや、1時間も早くは確実に失敗する原因になってしまいます。
5分ずつがキツイ人は1分単位でも最終構いません。
とにかく普段より少しずつ起きる時間を早めるというのを意識することが大切です。
⑩休みの日でも同じ時間に寝て、同じ時間に起きる
休日は特に緩みがちです。
休みだから今日はゆっくり寝よう、という気持ちもわからなくは無いですが、習慣と言うのは崩してしまうと立て直すのが大変です。
なので、毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きる。
寝るのが遅くなっても、次の日は同じ時間に起きるというのを心がけて行きましょう。
「継続」することが成功への近道です!!
記事中でもちらっとお話しましたが、継続するということが何よりも大切です。
成功する人とと、しない人の違いはここにあると私は考えています。
何度失敗しても構いません。
とにかく行動して、それを継続させること。
そうすれば知らない内にそれが習慣となっています。
これまで10の方法もご紹介してきましたが、これはあくまでも目覚めを少しでも良くするための方法です。
必ずこれをしたからと言って全員が全員朝早く起きれるようになるということではないのです。
そのことをきちんと理解して「継続」すること。
テクニックよりも覚悟が大切とういことです。
何も早起きに失敗して怒られることもありません。
自分のライフスタイルをより質のたかいものにするためにも、諦めずに継続していく心を持ちましょう。
まとめ
以上、いかがでしたでしょうか?
朝早く起きることで時間を有効に使うことが出来ます。
唯一皆平等に与えられている時間。
これを上手く自分でコントロールして、より楽しい生活を手に入れていきましょう!
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