嘘も方便・・・嘘をつくことは悪いことではあるが、時と場合によっては嘘が必要なときもあるということ。
嘘も方便というような言葉を聞くと、そうかもしれないけれど嘘は出来るだけ無い方がいいと思う人もいるでしょう。でも嘘をつくということにより、相手を安心させることも出来ます。
それが悪意の無いものであれば、嘘をつくことにより結果としてお互いの関係を良い方向に持っていくことも出来るのです。どのような場面や言葉で嘘をつくのかということが重要だと思われます。コミュ力をアップさせるためには、どのような嘘のつき方をすると良いのでしょうか。
1.負けるが勝ちのやり方
実際には負けていないのですが、とりあえず負けたことにしておくというのも一つの方法です。言い合いになったり、お互いの意見が合わないというような時に、ひとまず引いてみて、相手の言い分の方を通してあげるということも時には必要なことなのです。
相手は、勝った!というように思うかもしれませんが、これこそ負けるが勝ちということになるのです。相手に対して「そうだね、きみの言う通りだ」というように、思っていなくても言うことにより、その場が丸く収まります。
そして、なるほどこのように言えば相手が落ち着くんだということが分かるでしょう。
2.忙しい時の嘘の使い方
忙しい時に、人から用事を頼まれると困りますよね。そういう時に今忙しいからという言葉を言うだけでは、相手は納得をしないこともあります。優先順位はどっちなんだというように思われて、怒り出す人もいるでしょう。
そういう時には「これをすぐに終わらせて、そちらに向かいますね。そちらの方が大事なので」というようにして優先順位はそちらだというように思わせるような言い方をするといいでしょう。
それなら待っておくか・・というように相手は思うことでしょう。本当は最初にしていることの方が大事でも、それを言わないようにするのです。そうすれば相手も安心して待つようになるでしょう。
3.知らないことを知らないと言わない
例えば仕事でやりとりをしていて、知らない言葉や内容が出て来た時に、それを知らないとはっきり言ってしまうと、頼り無いというように思われることもあります。知らないという言葉を言える相手と、言えない相手がいます。
知らないと言っても大丈夫な相手もいれば、知らないと言う事により、相手との関係が悪くなることもあるのです。そういう時には知っているというように対応する方が賢明でしょう。
そして相手に安心感を持ってもらうようにしましょう。
4.お金や貯金が無いことを言わないようにする
人から聞かれた時、もしくは恋人に対してお金のことを聞かれた時に、お金が全然無いというようなことを言うと、この人は金銭管理が出来ない人だというように思われがちです。
お金が本当に無い場合に出来ることは限られてくるかもしれません。でもそこをうまくすり抜けるようにしましょう。
お金が無いということをはっきり言うことにより、自分は足らない人間だというように言っているように取られてしまうこともあります。
現在無職というようなことであれば、それは仕方が無いのかもしれませんが、定職に就いているのなら、お金が無いということをはっきり言わずに「今月はピンチだ」程度にしておく方が良いでしょう。
5.将来の夢について語れるようにしよう
将来の夢が特に無いという人もいるでしょう。でも人と話をする時に、出来れば自分はこうなりたい、このような職業に就きたいというようなことを言える人間の方が、魅力があります。前向きに生きているというように取られるからです。
そしてそういう人物となら、やりとりをしていきたいと思われることもあるでしょう。将来や未来に対して希望が持てないというようなことがあったとしても、それを出すことにより、相手まで暗い気持ちにさせてしまいます。
相手のことを思うのなら、前向きな自分を演出することが必要なのです。
6.結婚願望について聞かれた時には
結婚願望が無いというようにはっきり言ってしまうと、恋人からすると「この人は先のことを全然考えてくれていない」というように思われて去られてしまうかもしれません。
結婚についてピンとこないというようなことがあっても、それとなく「結婚って良さそうだな」というようなことを言うようにしましょう。
お互いに年齢を重ねている場合でしたら、それを言うことで相手を引きとめてしまうことになりますので注意が必要ですが、そうではないのでしたら、結婚願望が無いわけではないというように相手に伝えた方が、相手は安心することでしょう。
7.仕事にやりがいを感じないとしても
仕事をしていて、なんだかやりがいが無いなと思ったとしても、それを上司や同僚に伝えないようにしましょう。それなりにやりがいを持っているというように伝えておくことが無難です。
そしてその上で改善出来る方法、つまりはどうしたらやりがいが持てるようになるかということを自分なりに考えて提案するようにしてみましょう。
今もやりがいはあるけれど、更に良い方向に向かうためには・・というようにして提案をするのです。そうすれば同僚や上司も、ちゃんと話を聞いてくれるでしょう。
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