身体を鍛えようと、インターネットの通販ページを検索すると、実に色々なマシンが紹介されていますよね。でも、実際、何を購入して、どう使えばいいか?そのTPOなど、迷ってしまうことも多いと思います。決して安くはない買い物ですから当然でしょう。そんな、通販で買える筋トレマシンの種類や使い方をご紹介します。
筋トレマシンの種類を用途別に分類!
最近は、通販などで購入できる家庭用筋トレマシンも性能が良くなり、中級者レベルまでなら十分実用性のあるものが、比較的リーズナブルに見受けられます。これらの家庭用筋トレマシンを、その用途で大きく分類すると以下のようになります。
①有酸素・体幹トレーニング系マシン
②ウエイトトレーニング系マシン
③フリーウエイト補助用マシン
また、それぞれのジャンルのマシンにはフィットネス・女性・初心者用、中級者用、上級者~業務用まで色々な機能と強度のものがあります。それでは、順を追って、マシンの種類や使い方などをご紹介していきます。
①有酸素・体幹トレーニング系マシンの種類や使い方
フィットネス一番人気!気軽なフィットネスバイク
ALINCO(アルインコ) クロスバイク
有酸素運動系マシンの代表格とも言えるのが、こちらのようなフィットネスバイクです。自宅で気軽に有酸素運動をし、健康維持やダイエットができるだけでなく、下半身の持久筋の筋トレにも応用ができます。
ランニング・ウォーキングと比べ膝への負担が少なく、天候にも左右されないので嬉しいですね。最近の主流は、こちらの商品のように「X」型になった、折りたためるクロスタイプになります。これだと、コンパクトに折りたためるので場所をとらず、とても便利です。また、ほとんどの商品にタイマー・消費カロリー計算機能が装備されています。
雨の日でも歩ける!ウォーキングマシン
PURE RISE(ピュアライズ) 電動 ウォーキング マシン ルーム ウォーカー ランナー プログラム 機能搭載
フィットネスバイクとならんで人気の高い有酸素系マシンが、こちらのようなウォーキングマシンです。ほとんどの商品にベルトの早さを調整する機能がついていますので、軽めのランニングマシンとしても応用が可能です。
こちらも、主流は折りたためるタイプで場所をとらず、タイマー・カロリー計算機能も標準装備されています。
■諸元性能
・速度調整 0.5~6.0km → 0.1km刻みで自由に設定可能
・5つのプログラム搭載
・緊急停止機能つき
・機能メーター搭載(時間・スピード・距離・カロリーを表示)
・連続使用時間:30分 電源:100V(50/60Hz)
・使用体重制限:100kg
上半身にも効果アリ!ローイングマシン
コーポ カウンター付ローイングマシーンボディー・レガッタ CP-780
下半身だけでなく、上半身も動員する有酸素運動系マシンがこちらのようなローイングマシンになります。下半身の屈伸運動だけでなく、上半身を使ってボートを漕ぐような動きも必要になりますので、全身ダイエットにも効果的です。
こちらも、多くの商品は折りたたみ可能で、タイマー・カロリー計算機能も標準装備されています。
■諸元性能
・本体サイズ:幅49×奥行132×高さ35cm
・重量:9.5kg
・材質:スチール・PU・PP 他
・座面高さ:3段階調節式
・負荷レベル:12段階ダイヤル調節式
・使用体重制限:100kg
バリエーションが豊富!ワンダーコア
腹筋運動を主体とした体幹系自重トレーニング用のマシンがこちらのような商品です。このマシンは、背もたれの部分に三段階に強度が調整できるスプリングが内蔵されており、トレーニング動作の補助になったり、逆に負荷を加えたりすることが可能になっています。
また、変形が可能で、フォーメーションを変えることにより…
・クランチ(通常のクランチ、逆方向クランチで腹筋と背筋を同時にトレーニング可能)
・ツイスト(シートが360°回転し、ツイスト運動が可能)
・タック(膝を屈伸し、腹筋全体を刺激することが可能)
・サイプレス(反対に座り、脚に負荷をかけるエクササイズも可能)
・バイシクル(自転車漕ぎ運動で太ももと下腹部のエクササイズも可能)
・ストレッチ(背もたれを使ってのストレッチやローラーでのマッサージも可能)
と非常にバリエーション豊かなエクササイズ・ストレッチが可能となっています。
自重系トレーニングに!チンニングラック
ファイティングロード (FIGHTINGROAD) マルチジム
こちらのような自重系トレーニングようのラックも便利です。これ一台で、背筋・上腕二頭筋に効果のあるチンニング(懸垂)、胸筋・上腕三頭筋に効果のあるディップ、体幹トレーニングのクランチ(腹筋)など、ほぼ全ての自重系トレーニングが可能となります。全身の筋トレをこれから始めたい初心者の人にはおすすめのマシンです。
■諸元性能
・サイズ:W100×D115×H140~220cm
・コンパクト収納
・高さ調節可能
ウエイトトレーニング系マシンの種類や使い方
軽くてコンパクトなのが魅力!油圧式マルチマシン
ヤマトヒューマン(YAMATO-HUMAN) 負荷調節機能付折りたたみ式マルチジム YMG-12
こちらは、油圧シリンダーによる負荷を利用した、家庭用ウエイトトレーニングマシンです。12段階に負荷調節が可能となっている3本の油圧アジャスタブルシリンダを調整することにより、筋肥大メニューからダイエットメニューまで対応することができます。油圧式以外にもゴムやスプリング式のものも販売されています。
これ一台で、12種類の基本運動が可能になっており、折りたたみ機能もついているのが嬉しいですね。
■諸元性能
・サイズ:W1400×L1450×H1630 (mm)
・サイズ(折りたたみ時):W710×L550×H1635 (mm)
・重量:38kg
・耐荷重:90kg
・負荷方式:油圧シリンダ(リターンスプリング内蔵)
・負荷調節:ダイヤル式12段階調節
・バタフライアーム高さ:1000mm~1250mm 7段階調節
ウエイト調整がピン1本で可能!ウエイトスタック式マルチマシン
IROTEC (アイロテック) NEWマルチホームジムDX150ポンドタイプV2/ベンチプレス 筋トレ 器具 ダイエット ダンベル トレーニング
ピン1本でウエイトの変更が可能なウエイトスタック式マルチマシンがこちらのような商品です。省スペース設計な上、150ポンド(約68KG)のウエイトが付属しています。上半身(プレス系・プル系)はもちろん、下半身やケーブルクランチで腹筋も鍛えることが可能です。
ジムへ通う時間がない人や、自宅で運動不足を解消したい人には嬉しいマシンですね。
■諸元性能
・サイズ:W128×D140×H204cm
・重量:112kg
・組立式(工具類は付属していません)
※必要工具:14mmレンチ1本、17mmレンチ2本、19mmレンチ1本
・ケーブル・プーリー(滑車)は消耗品ですので、定期的に点検し交換をして下さい。
・当製品は家庭用です。スポーツジム施設などでの業務目的の使用には適しません。
家庭用ハイエンドマシン!ホームジム
ボディソリッド マルチステーションジム G1S トレーニングDVD(英語版付) パワーグリップ付
ウエイトスタック式マルチマシンの堅牢性・操作性・安全性を高レベルで実現したのがこちらのようなホームジムになります。かなり高価なものになりますが、性能的にはジムユースのマシンに限りなく近くなってきます。マシン自体の重量も重くなってきますので、設置場所の床強度なども考慮する必要がでてきます。
■諸元性能
・フロアスペース:142x119x211cm
・占有スペース :186x120x211cm
・腕・肩・脚・腹・胸・背中などのトレーニングが可能
・トレーニングプログラム:チェストプレス・アップライトロー・ラットプルダウン・ABクランチ・レッグエクステンションなど
・シートパッドの高さ調節可能
・ラットバー、Tバー、チェーン、アンクルカーフ、ABクランチハーネス付属
・総重量:160kg(ウエイト75kg)
③フリーウエイト補助用マシンの種類や使い方
コンパクトで便利!マルチベンチ
トータルフィットネス(TotalFitness) マルチトレーニングベンチ
フリーウエイトトレーニング(バーベルトレーニング)の幅を広げるためのマシンがこちらのような商品になります。ベンチプレスは挟まれると非常に危険なため、セーフティーラックの併用を強くおすすめします。
■諸元性能
・幅115cm
・奥行153cm
・高さ113cm
・重量約20kg
・体重制限90kg以下
・組み立て式
ほぼ全ての筋トレが可能!マルチジム
IROTEC(アイロテック)マルチビルダーステーションR140/ ジムマシン機能を満載したマルチジム
上記のマシンにウエイトスタック式マシンの機能を追加した商品が、こちらのようなマルチジムです。これ一台で、ほぼ全てのフリーウエイト・マシントレーニングが可能となっています。100kg前後までの、中級者レベルの重量でのトレーニングにはおすすめです。
■諸元性能
・付属のバーベルには135kgまでセット可能
・セイフティーフック装備
・ベンチはフラット・インクライン・デクラインの7段階調整
・ラットプル・ローイングにはフットプレート付属
・レッグアタッチメントはアームカールアタッチメントと取り換え可能
・バタフライとプッシュプレスはワンタッチ切り替え式
・ラックサイズ:W120×D125×H208cm 重量:75kg
・ベンチサイズ:W70×D175×H55~121cm(シート高55cm) 重量:33kg
本格的に鍛えたい人におすすめ!パワーラック
POWERTEC(パワーテック)パワーラック WB-PR15
本格的にトレーニングをしたい人におすすめしたいのが、こちらのようなパワーラックになります。これまで、紹介してきた各種マシンのような多目的・多機能感はありませんが、本格的に鍛えるための基礎種目であるBIG3(ベンチプレス・デッドリフト・スクワット)にくわえ、自重系トレーニングの重要種目(チンニング・ディップ)が高い安定性と安全性を確保してトレーニング可能です。
上級者以上のトレーニングでは、危険防止の観点からも、最低でも耐久重量が300kg以上のものを選ぶようにしてください。
■諸元性能
・チンニングハンドルおよびディップバー付属
・サイズ:奥行127×幅130×高213(cm)
・重量:97kg
・耐久重量:ラック:454kg チンニング・ディップスバー180kg
Bodysolid ボディソリッド スミスマシン SSM-350G
本格的なトレーニングには、前述のような頑丈なパワーラックとバーベルセットがあれば十分ですが、もう一つおすすめするとすれば、こちらのようなスミスマシンになります。スミスマシンはレール軌道上をバーベルが上下するように設計されており、ブレを気にする必要がないため、フリーウエイトでは挙上不可能な高負荷でトレーニングをすることができます。
フリーウエイトトレーニングで体幹ごと筋肉を鍛え、さらにスミスマシンで特定の筋肉を追い込むことが可能になります。なお、かなり安価なスミスマシンもありますが、耐久性・安全性の観点からも耐荷重が200kg以上のものをおすすめします。
■諸元性能
・サイズ:w219×L135×H229cm
・総重量:171kg
・耐荷重:250kg
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