筋トレ時に装着!トレーニングベルトの効果や種類と人気ベルトをご紹介

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筋トレで使うトレーニングベルトの意味や効果、巻き方や使い方をご存じですか?トレーニングベルト(リフティングベルト・パワーベルト)には種類や素材がたくさんあってわかりづらいですよね。そこで、トレーニングベルトの意味や効果を解説しつつ、各種類からおすすめの一本をご紹介したいと思います。

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筋トレ用トレーニングベルトの意味

腹圧を高めることにより筋トレ効果を高める

筋力トレをする時に、トレーニングベルトを使用するのは、主に「腹圧」という腹部の圧力を高めるためです。息を吸い込んで、グッとお腹に力を入れてみてください。お腹がパンっと膨れるのがわかりますよね。それが、腹圧です。
トレーニングベルトを腰に巻き、お腹が膨れるのを物理的に押さえ込むことによって、何もつけない時に比べて腹圧は高くなります。風船の真ん中にテープを巻いて膨らませるのをイメージするとわかりやすいかもしれません。

筋トレ用トレーニングベルトの意味……それは、腹圧を高めるためなのです。

筋トレ用トレーニングベルトの効果

腰が保護され、より高重量を扱える


では、トレーニングベルトを使用することによって腹圧を高めると、どのような効果があるのでしょう?

人間は腹部の筋肉を緩ませた状態よりも、腹部に力を入れた状態=腹圧が高い状態のほうが力が入りやくなっています。これは、日常で重いものを持つ時などに経験して、感覚的にわかるのではないでしょうか。

①トレーニングベルトを使用した状態で筋力トレーニングを行うほうが、腹圧が高まり、より強い強度で鍛えることができます。

そして、トレーニングベルトには、もう一つの効果があります。腹圧には腰椎(腰関節)を保護するという大切な役割があります。

②トレーニングベルトを使用して腹圧を高めることにより、腰の関節を保護する力が高まります。

この、二点がトレーニングベルトを使用して、腹圧を高めることによって得られる効果です。

筋トレ用トレーニングベルトの使い方

正しい使い方を知って確実に効果を高める

この動画は、トレーニングベルトの正しい使い方を解説したものです。

トレーニングベルトはただ巻いているだけでは効果を発揮しません。正しい巻き方をして筋トレの効果を最大限に高めてください。

筋トレ用トレーニングベルトの種類

ナイロン(布)製、革製(狭タイプ・広タイプ)、競技用などさまざま

一言にトレーニングベルトと言っても、実は非常にたくさんの種類があります。それぞれの種類のトレーニングベルトには、それぞれのトレーニングに合わせたTPOがあります。この項目では、トレーニングベルトの種類と用途について解説したいと思います。

布製トレーニングベルト

adidas(アディダス) ナイロン ウエイトリフティング ベルト (adgb-1223-789)
■内容◆マジックテープ開閉で簡単に調整可能◆耐久性のあるヘビーデューティメタル製ループ◆快適なフィット感のナイロン製◆3サイズ展開・MEDIUM:91cm~103cm・LARGE:96cm~108cm・XLARGE:101cm~113cm■納期ご注文より4~5営業日を目安に発送いたします。

adidas(アディダス) ナイロン ウエイトリフティング ベルト L ADGB-12238

こちらのような布製のトレーニングベルトは、あまり重い重量を扱うことのない初心者やフィットネス系トレーニングをする人におすすめです。

■長所
・専門店にいかなくても、デパートやホームセンターなどでも気軽に購入ができます。
・あらゆる種類のトレーニングベルトのなかで、もっともリーズナブルなタイプになります。
・軽量で、コンパクトに巻けばカバンなどにも入るため、仕事帰りのトレーニングなどにも便利です。

■短所
・マジックテープで止めるため、腹圧が強すぎるとトレーニング中に外れる場合があります。
・柔らかい素材で伸縮があるため、後述の革製のものにくらべ腹圧を高める効果が弱まります。

革製トレーニングベルト(背中側だけ幅広のタイプ)

【楽天市場】TOEI LIGHT(トーエイライト) ウエイトトレーニングベルト S H7454S 13SS:アンドウスポーツ
TOEILIGHT(トーエイライト) ウエイトトレーニングベルトS H7454S 13SS。TOEILIGHT(トーエイライト) ウエイトトレーニングベルトS H7454S 13SS

トーエイライト ウエイトトレーニングベルト S

筋トレの中級者になると、こちらのような革製のトレーニングベルトを使うのがよいでしょう。およその目安で、自重と同程度のバーベルでトレーニングをするレベルになると、前述の布製ベルトでは力が入れにくく、さらには腰痛のリスクも高まります。
このタイプは、背中側が幅広で、お腹側は若干細くなっています。これは、腰椎は分厚く保護しつつも、お腹側を細くして、動作を行いやすいように考慮されているからです。

■長所
・伸縮性がないので、布製のトレーニングベルトにくらべて腹圧を高める効果がかなり高くなります。
・お腹側が細くなっており、様々なトレーニング種目で動作を妨げない。

■短所
・布製ベルトようにコンパクトにはならないので、スポーツバッグ程度の入れ物が必要になります。
・お腹側が細くなっているため、腹圧が前面に逃げやすくなります。

革製トレーニングベルト(全体が幅広のもの)

apt'(エーピーティー) パワーリフティングベルト パワーベルト
□スレンレススチールの2本ピンで、サビに強い素材です。□各サイズとも、サイズ調整ホールが9つあります。□本格的な、ダンベルやバーベルを使った高重量パワーリフティングトレーニングに必須アイテムです。

apt’(エーピーティー) パワーリフティングベルト パワーベルト (M(77~100cm))

筋トレの上級者になると、このような全面が幅広の革製トレーニングベルトを使用したいものです。特に、ウエイトトレーニングのBIG3と呼ばれる高重量種目=「ベンチプレス」「デッドリフト」「スクワット」を行う場合は必須トレーニングギアとも言えるでしょう。
おおよその目安で、自重の1.5倍以上のバーベルでトレーニングをする人には強くおすすめします。前述の革製タイプにくらべ、お腹側も幅広になっているだけでなく、厚みもさらに分厚くなっています。

■長所
・前面も幅広のため、さらに腹圧が高まりやすく、高強度でのトレーニングが可能になります。
・ベルト自体の厚みも増し、腰椎を保護する効果も非常に高くなります。

■短所
・とにかく重くかさばるので、ジムに置いておくか、大型のバッグを使用する必要があります。
・お腹の部分が幅広になっているため、トレーニングの動作が若干制限されます。

本格的なトレーニングベルト

革製トレーニングベルト(競技者用)

ウエイト競技をする競技者向けのトレーニングベルトです。なかでもパワーリフティング(ベンチプレス・デッドリフト・スクワットの合計挙上記録を競う競技)に最適で、世界パワーリフティング協会(IPF)の装着ギアに関する競技規定もクリアできるように設計されたものです。
競技用のトレーニングベルトは、競技用としてだけでなく、普段のトレーニングでの使用にも最適なベルトになります。伸縮のない高品質な革素材を使用し、止め金具の部分も脱着が容易なように「レバーアクション」になっています。上級者レベルの人で、ベルトの買い替えを考えているのならば、こちらのような競技用を購入の候補にしてもよいかもしれませんね。

■長所
・最高強度のトレーニング・競技に対応できるように設計されています。
・ウエイト競技に出場する場合、競技規定に合わせてベルトを加工する必要がなくて便利です。

■短所
・通常のトレーニングベルトにくらべると、高品質なだけに高価になります。
・厚みが10mmを超えるため、巻く位置の調整などに慣れるまでは扱いにくくなっています。

本格的なトレーニングベルト・リフティングベルトには種類が豊富
上の写真のハイエンドモデル以外にも、本格的なリフティングベルトの入門用におすすめな種類やベンチプレス競技用に特化したモデルなど、さまざまなタイプがありますので、以下にいくつかのベルトをご紹介します。

レバーアクションベルト超強仕様

本格的なトレーニングベルトを使いたい人の入門用としておすすめなのがこちらのベルトです。

厚さ12~13mmと最高強度レベルの上、ハードレザーが使用されています。

新ロゴレッドステッチ鬼ベルトフックバックル超強仕様

こちらのベルトは、厚さは約12~13mmと数あるトレーニングベルトのなかでも最高強度を誇っています。また、非常に硬いハードレザーが使われているため、クイックリリース式ピンを採用することで、通常のピン式ベルトよりも脱着がスムーズになっているのも大きな特徴です。

競技用だけでなく、トレーニングで高重量を扱う人にもおすすめです。

ナローレバーアクションベルト

ベンチプレス競技に特化したのがこちらのナロータイプのリフティングベルトです。ベルト幅を5cmと狭くすることで、より高いブリッジを組み、ベンチプレスの挙上距離を少なくすることが可能になります。

また、スムーズな脱着が可能なレバーアクションベルトが採用されています。

なお、本格的なトレーニングベルトとしてご紹介したベルト類の詳細に関しましては、下記リンク先をご参照ください。

トレーニングベルトの購入で迷ったら

実際に、トレーニングベルトの購入にあたって迷うことがあれば、今の自分のレベルよりもワンランク上を対象にしたものを選ぶことをおすすめします。トレーニングを続ければ、初心者は中級者に。中級者は上級者になるのですから。

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