朝早い仕事は主婦に向いている?時間を有効利用するためのコツ

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朝早い仕事というと大変なイメージがあるかもしれませんが、じつは主婦にとって良いこともたくさんあるんですよ!朝早い仕事にはどんな仕事があるのか。またメリットとデメリットも紹介します。

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朝早い仕事は主婦に向いている?

朝は家族の朝食を用意したり、お弁当を作ったり、主婦にとって忙しい時間ですよね。ですから朝早い仕事なんて無理!と思っている人も多いかもしれません。ですが、朝早い仕事は時間を有効利用するのにぴったりなんです。工夫次第で主婦にとっても働きやすい職場になるんですよ!

朝早い仕事のメリット

朝早い=起きるのが大変というイメージが大きいと思いますが、朝早い仕事にはどんなメリットがあるのでしょうか?

1日を有意義に過ごせる

例えば早朝の5時から10時まで5時間勤務したとします。朝は4時に起きなくてはいけませんが、仕事が終わって帰ってきてもまだ午前中です。ゆっくりランチを食べて、午後にゆっくり家事をすることができます。子どもがいる場合も保育園や学校から帰ってくるまでにはまだ結構時間があるんですよね。

逆に午後に10時から15時までのパートの場合はどうでしょうか。朝、家族の支度と自分の支度をして、バタバタと出勤。仕事から帰ってくるともう子どもが帰ってくる時間です。そこから家事をするとなると、なかなか自分の時間や子供とゆっくり向き合う時間が取れなくなってしまうという人も多いです。同じ5時間勤務でもだいぶ違いますよね。

夜はどうしてもだらだら過ごしてしまうことが多いのではないでしょうか。でしたら早く寝て、家族よりも早く起きて行動を開始したほうが時間を有効利用出来るようになりますよ。

夫が家事に協力してくれる

朝早く働くことになると、夫の理解と協力は不可欠です。お弁当や朝ごはんなどある程度用意しておくにしても(前日のうちに用意しておくとスムーズ)、朝自分がいない時間に夫が出勤することになるので、多少の負担はかかってしまいますよね。

ですが、逆に考えれば自然と家事に協力してくれるようになるのではないでしょうか。手伝う気持ちはあるのだけれど何をやったらいいのかわからない、という男性は意外と多いです。いちいち「あれやって」「これやって」とお願いするのは大変ですが、自分がいないとなると自然にやってくれるようになりますよ。

もちろん、旦那様の性格にもよります。協力が得られない場合は昼間の仕事を探すしかありませんが、自分の収入も家計にとって必要なのでしたら交渉する余地があるのではないでしょうか。

時給がアップすることも!

法律上、深夜早朝手当がつくのは夜22時から朝5時までです。5時からの勤務でしたら、早朝手当を付けなくてはいけないという義務はありません。ですが、日中の時間帯よりも人気がないのも事実です。ですから、場所によっては朝9時くらいまで時給アップしている場合もあります。同じ仕事でも高い時給で働けるのはうれしいですよね!

正社員のダブルワークもしやすい!

日中の仕事を掛け持ちするとスケジュールを合わせるのが大変ですが、1つが朝早い仕事になるとスケジュールも組みやすいです。パートとパートを組み合わせるのももちろんOKです。

朝早い仕事をパートで行い、本業は正社員というのも可能ですよ。(ダブルワーク可能かどうかは会社の規定に従ってくださいね)ダブルワークで夜バイトをしようとするとなかなかスケジュールが組みにくいですが、朝のパートが残業になることは考えにくいので、ダブルワークもしやすいです。

朝早い仕事のデメリット・辞めたいと思うことは?

朝早い仕事にはよいこともありますが、やはり大変なこともあります。人によっては上手くできると思いますが、人によってはかなりのストレスになってしまうことも。あまりストレスになるのならおすすめはできませんので、自分が乗り越えられそうなのか、家族の協力は得られそうなのかどうか考えてみましょう。

朝起きるのがきつい

朝5時、6時からの仕事となると、起きるのは朝4時、5時になります。早起きが苦手な人にはきついですよね。ですが、朝早く起きれば自然と早い時間に眠くなります。初めはきついかもしれませんが、早寝早起きの生活が自然と身についてきますよ!

ちなみに著者も朝4時起きで6時出勤という仕事をしていました。初めのうちは朝起きられるか不安で夜何度も目を覚ましてしまいましたが、だんだん慣れてぐっすり眠って朝も起きられるようになりましたよ。さすがに4時には起きませんが、今でも早寝早起きの習慣が身についているので健康的な生活を送れています。

はじめのうちはこんな悪循環に陥ることもありますが、だんだん慣れてきますよ!

冬は朝寒いのでなかなか起きられないということもありますね。タイマーで暖房をセットしておくなどして起きられる工夫をしましょう。逆に夏になると涼しいうちに出勤できるというメリットもありますよ。

保育園がやっていない

朝早い仕事の場合、保育園はまだ営業していません。早朝保育をやっているところもたいてい7時ころからですので、5時や6時の仕事ですと間に合わないんですよね。中には無認可の24時間体制の保育園もありますが、あまり朝早いとお泊り料金になってしまうようです。必要以上に高い保育費になっては意味がありませんよね。

ですから、子どもを保育園や幼稚園に預けなくてはいけない場合は、夫の協力が必要になってきます。夫の出勤前に子供を保育園に連れて行ってもらえるかどうか、頼まなくてはいけません。親と同居していたり、近くに住んだりしている場合は親に協力してもらってもよいでしょう。

子どもが小学生以上になれば、自分で登校できるようになるので問題ないかと思います。小学校入学前の小さな子供がいて早朝バイトをする場合は夫、もしくは親の協力が必要になってきますので、まずは家族で話し合う必要があります。

急な欠勤は厳禁!

どんな仕事でも急な欠勤は良いことではありませんが、朝早い仕事の場合は代わりがきかないので当日の欠勤は難しいです。特に、電車やバスが動く前の勤務ですと、その時間に代わりに来れる人が限られていますからね。また、24時間営業の場合はよいですが、朝から仕事が始まる場合は前の時間の人に残ってもらうこともできません。

自分や子供の調子が悪くて仕事ができそうにないという場合は早めの判断が必要です。朝の4時になって出勤できないといわれても職場も困ってしまいます。最低でも前日の夜までに判断するようにしましょう。夜のうちに連絡をしておけばまだ対処ができます。ただし、あまり頻繁ですといい顔をされませんので本当に困ったときのみにしましょう。

通勤手段が限られる

朝5時、6時からの仕事となると通勤手段が限られます。電車やバスはまだ動いていないということも多いので気を付けましょう。できれば徒歩で通えるところが一番です。自転車でも可能ですが、雨の日はどうするのかをあらかじめ考えておきましょう。

また、通勤手段がないということは雇い主側もわかっているので、朝早い仕事はマイカー通勤可というところも多いです。ただし、あまり遠いと通勤も大変なのでなるべく近くから選ぶことをおすすめします。

年中無休の仕事が多い

早朝に開始する仕事の中には24時間体制の仕事なども多く、年中無休のことも多いです。ですから、お正月やお盆、ゴールデンウイークも出勤しなくてはいけない可能性があります。

場所によっては、休日は学生のバイトがいるので大丈夫、というばあいもありますし、シフトで調整できることもあります。どうしても休みたい時期がある人はあらかじめ相談しておくとよいでしょう。

朝早い仕事の種類

「朝早い仕事」と一言で言ってもさまざまな職種があります。自分に向いている仕事はあるかどうか探してみてください。

朝早い職種にはどんなものがある?

朝早い仕事といわれて思い浮かぶのは、コンビニ、新聞配達くらいかもしれません。ですが、実際さまざまな職種があります。自分に合っているものを見つけることも可能だと思いますので、いろいろと検討してみましょう。

接客業

早朝営業しているお店といえばコンビニですよね。コンビニ以外もお弁当やさんや、パン屋さんなども早朝から営業しているところがあります。その他駅の売店や、スーパーなども接客業ですね。スーパーは早朝営業しているところではなくても、品出しなどで朝早く勤務している人はたくさんいます。早朝勤務を募集していないか探してみましょう。

朝は時間がなくて急いでいる人も多いです。また、通学通勤ラッシュもありますのでコンビニなどは結構忙しいです。忙しく働くのが好きという人におすすめです。

飲食業

ファミレスや牛丼屋、蕎麦屋など早朝営業をしている飲食店は多いです。簡単な調理補助の仕事も多いですから、とくに料理が得意、好き、という方でなくても大丈夫です。接客業はちょっと苦手、という人は調理の仕事にチャレンジしてみてもよいのではないでしょうか。

その他、介護施設などの厨房や、ホテルのレストランなども早朝勤務があります。こちらは少し調理技術が必要になる場合もあります。

配達業

早朝の配達といえば、新聞配達ですね。他にも牛乳配達などの仕事もあります。また、家庭に配達する仕事だけでなく、食品などのルート配送の仕事もあります。

製造業

工場の仕事も早朝から稼働しているところがあります。とくに、食品の工場は朝早いことが多いようです。工場によって時間が異なりますので、希望の時間帯のものを探してみてください。工場の場合は早朝のみの仕事ではなく、早朝から昼過ぎまでの7時間ほどの勤務の仕事が多いようです。

清掃業

ビルやショッピングモールなどの清掃は早朝に行われることが多いです。清掃場所はさまざまあり、普段は入れないようなところに入れることもあるんですよ。また、一度仕事を覚えてしまえば一人で担当することが多いので、マイペースに仕事ができるのも特徴です。

専門職

特別な資格を持っている人は、専門職にも早朝勤務があります。看護師、介護士、保育士などにも早朝勤務のお仕事があるんですよ。せっかく専門のスキルがあるなら、それを活かした仕事をしたいですよね!また、資格が必要なので、時給も他のものよりも高いことがあります。

朝早い仕事を始める前に

朝早い仕事についてメリットとデメリットを見てきました。朝早い仕事を主婦が始める前に何をチェックすればいいのか今一度考えておきましょう。

家族の協力は得られるか

特に子どものいる家庭では、家族の協力は絶対になってきます。夫や親に朝食の準備や送り迎えを代わってもらえるかどうかお願いしましょう。

子どもが大きくて一人で学校に行けるから大丈夫、という場合でも家族の理解は必要です。朝級に必要なものが出てきてバタバタする、なんてことはよくありますからね。また子どもは朝起きたらお母さんがいない、という状態になりますので、これも納得してもらわないといけませんね。

子どもがいない場合も、夫には自分で出勤の準備をすべてすることになります。それでもよいかどうかあらかじめ話しておきましょう。

通勤手段はあるのか

朝早く職場まで行く交通手段を確保しておきましょう。自転車やバイクの場合は雨の日はどうするのかも考えておかなくてはいけません。また、車で通勤を考えている場合は、家族にも相談しておいたほうがよいでしょう。とくに、家族の車の場合、通勤に使われるのはいやだと思われる可能性もあります。

朝はちゃんと起きられるのか

繰り返しになりますが、夜早めに寝れば朝自然と起きられるようになります。ですが、中にはどうしても朝起きるのがしんどい、という人もいると思います。また、起きたはいいけれどぼーっとしたままというのでは職場にも迷惑がかかります。

朝起きるのに自信がない人は、ためしに1週間くらい4時起きの生活をしてみるなどして、続けられるのか検討してみましょう。たとえ仕事をしなくても早く起きればその時間に家事のできることは進められるので時間を有効利用できるようになりますよ。

何時まで働くのか

朝早い仕事は5時から9時まで、と朝のうちに終わるものもあれば、15時くらいまでかかるものもあります。朝行って午前中に帰ってくれば余裕がありますが、帰ってくるのが夕方だとぐったり疲れてしまうこともあります。

帰ってからも今まで行っていた家事などの仕事はありますから、その分の時間と体力は残しておかなくてはいけません。無理をしない範囲で仕事のスケジュールを決めましょう。

まとめ


朝早い仕事は生活のリズムになれるまでは大変だと思います。ですが、慣れてしまえば時間を有効利用することができます。家事や育児も自然と分担できますし、自分の時間も持ちやすくなると思いますよ。

ただし、朝は本当に苦手という人や、夫が家事や育児に協力的ではないという家庭の場合は適していないと思います。その場合は無理に始めてもよくありませんので、よく考えて仕事を決めてくださいね。

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