仕事でミスをすれば、誰だって落ち込んでしまうもの。でも、落ち込んでばかりいても何も解決しません。
今回はそんな時の対処法をご紹介します。
仕事のミスをしないことが一番良いのですが、もし失敗で落ち込んだ時はご紹介する方法を試して、立ち直りましょう。
「勝ち芽」を見つける
仕事で失敗するとどうしても落ち込んでしまって、ミスと上手く向き合えない方がいます。もしミスをした場合には、
①「ミスの原因を自分なりに分析してみること。」
②「失敗をくり返さないようにするためにはどうしたらよいか。」
を考えることが重要ですが、その前にミスと気分は比例関係にある事を理解しておきましょう。
そうでないと、ミスによる落ち込んだ気分にずっと引きずられてしまって、ミススパイラルから抜け出れない。(何度も失敗を重ねてしまう)なんていうことにもなりかねません。
落ち込んだ気分の打破には、そのミスの中にも成長の芽(勝ち芽)が隠れているものなので、そこに気がつくことです。
仕事に失敗しているのに成長なんて!と、思うかも知れませんが成長には2つの種類があって、その会社の仕事でしか成長できないスキルと、どこの会社に行っても使える基本的なスキル(パーソナルスキルと呼ばれています)を成長させているのです。
例えば、ある商品に関する営業はその会社でしかできませんが、営業の仕方やプレゼンテーションの技法などは、どこ会社にいっても利用できるスキルかもしれません。
ミスをしたときは、このパーソナルスキルに目を向けてください。必ず成長の芽が見つかり、失敗経験が成長に役立つことが理解できるとお思います。
立ち止まらない
仕事のミスと上手く向き合えない方は、立ち止まってミスと向き合ってみても上手く行かない可能性があります。
そんな時は、むしろ体を動かしたほうが良いかもしれません。落ち込んだときほど体を動かす。
一流のスポーツ選手も同様の方法でメンタル面の回復を待って、改めてミスと向き合う方も多いのです。
体を動かすということは行動しようという意識回復につながりますし、一心不乱に体を動かしていると運動に頭が集中して気持ちのヘコみを忘れることができます。
また、運動をすると体も適度に疲れ、眠りやすくなり、睡眠をとることで気持ちも切り替えやすくなるのです。
感情を言葉にしてみる
自分の感情を言葉にしてみることは非常に重要です。
「失敗しちゃったな」でも「くそ~っ。次は頑張るぞ!」でもなんでもかまいません。思い切って声に出してみましょう。
職場などで声に出すのが難しい場合は、感情を紙に書き出してみるのも効果的です。
この方法で重要なのは言葉を思いっきり吐き出して、もやもやした気持ちを消してしまうことです。そして、くれぐれも自分を責めないようにしましょう。
こうして、言葉に出すことで自分を客観視する気持ちが出てきます。
自分が重大と思っていた失敗も、もしかしたら改めて考えてみると、大したことないことじゃないものだったと思えるかもしれません。
心のケアをする
仕事のミスから早い段階で立ち直るためには心のケア、心のリフレッシュをすることが必要になります。
しかし、ミスを予見することはなかなか難しいものです。
いつ発生するか分かりませんのでミスが発生してから心のリフレッシュの手段を探して、もたついてしまっては意味がありません。
日頃より趣味やチャレンジしてみたいことなどをメモしておくと、いざというときに慌てず、心のケアを行うことができます。
お風呂をうまく活用する
お風呂にゆっくりつかってリラックスしていると、仕事の失敗を思い出してしまうこともあるかもしれません。そのような時は、入浴タイムのアクセントを少し変えてみるのも方法の1つです。
照明を落として、少しぬるめのお湯にアロマなどを活用してみましょう。
ローズウッドやベルガモットなどを調合してみると、よりリラックスを誘導してくれるはずです。また、好きな曲をBGMにするとより効果的です。
体内に「入れない」
ミスに打ち勝つ心を養うために、落ち込みやすい気質になりやすい食べ物というものがあることを認識しておきましょう。
その代表的なものとして「トランス脂肪酸」があります。
トランス脂肪酸には、脳の神経伝達物質の働きにネガティブな影響を与える働きがあるといわれています。
「気持ちを切り替えよう。」「意識を他のものに変えよう。」と考えても、脳内の伝達物質が上手く伝達できずに否定的な思考に陥りやすいと指摘されています。
トランス脂肪酸は、食パン、菓子パンやスナック菓子、ファーストフードなどによく用いられる「マーガリン」や「ショートニングオイル」などに含まれている可能性が高いので、この様な食品を摂取するときには注意したほうが良いかもしれません。
体内に「入れる」
食事は人間の3大欲求の1つ。有効に活用しないてはありません。
ミスしたときには奮発して美味しいものを食べに行くのも方法の1つです。
但し、食べ過ぎてしまわないことと、食事で癒す事が習慣化しないように配慮する事が必要です。食事以外の解消法もいくつか準備しておきましょう。
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