インナーチャイルドを癒して「自分を好きになる」4のステップ

メンタルヘルス・精神・気持ち
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人前では、元気に振る舞っていても一人になると「こんな自分が嫌い」と、考えてしまう方は意外に多いようです。その様な人は、自分を信頼する事ができないので、自信も持てません。また、生きる上で最も重要な「自分で自分を癒す」ということも苦手です。

特に日本人は、シャイな国民性からか自分を下に見下しがちになってしい、自信が持てない悪循環に陥りやすい傾向にあります。

今回は、そんな方におすすめの自分を好きになる方法を紹介します。是非、試してみてください。

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幼少期の思いに再フォーカスしてみよう(インナーチャイルドに気が付く)

自分を好きになれない人は、その思いが培われていった原点にフォーカスしてみる事が重要になります。

幼少期(子供時代)の記憶(経験)や心もち・どの様なことに傷ついたのか振り返ってみましょう。この時、重要なのはイキナリ感傷にアプローチせず、子供時代の風景(カラー付きでイメージできる位まで行ってみると良いでしょう)や音・匂い等を思い出しながら進めてみましょう。

その際、リラックスするために呼吸を意識しながら進めていきます。深呼吸を3回程度繰り返し、以後はゆっくり落ち着いた呼吸で行いましょう。

また、記憶を時系列に並べて思い返すことを意識しながら行ってみると、より鮮明に記憶を呼び出すことができます。ここでの注意点は、幼少期の自分に感情移入するのではなくて、第三者的な(客観的な)大人の視点を保ったまま行ってみる事です。

もし、感傷に飲み込まれて当時の感情に支配されてしまった場合や、第三者的な視点で見ていても怒りの気持ちがわいてきた場合は、一旦休息をとって、心が穏やかになった時に再度、実施してみるなど自分の感情と向き合いながら行っていきましょう。

感情の見分け方は呼吸です。感情が動いた時は、先ほどの落ち着いた呼吸ではなく浅く速い呼吸になっているはずです。

このプロセスを繰りかえし行うことで、自分の中にいるインナーチャイルド(内なる子供)の存在に気が付くことができるようになります。このインナーチャイルドに気がつき、働きかけを行うことが自分を好きになる最良の道なのです。

「時系列を上手くさかのぼれないときは(幼少期をイメージできない)、どうしたら?」

というお困りの方に是非、試していただきたい「かなり」効果の高い方法は、リラックスした状態で子供のころに聞いた音楽をかけながら取り組んでみるという方法です。

家でかかっていた音楽・学校で習った同様・友達とよく歌ったあの曲。シーンによって聞き分けてみるのも良いでしょう。

 

インナーチャイルドを抱きしめよう

インナーチャイルドの心持に気が付いたら、子供のころの自分を抱きしめて「辛かったね」「悲しいね」「寂しいね」など子供の気持ちに共鳴してあげましょう。

ここでは、よりリラックスした環境づくりも重要になりますので、心がよりリラックスできる音楽などを聞きながら行ってみるとおすすめです。

注意するポイントとしては、決して励まさないことです。思いっきりその子に泣いてもらうことを心掛けて声がけをしてみてください。

インナーチャイルドから離脱する際には、より一層抱きしめてあげて「今まで気がついてあげられなくてごめんね。」「でも、これからはちょくちょく会いに来るね」と言ってお別れするイメージングをすることで、よりインナーチャイルドを大切に思えるプロセスですので是非、実践に取り入れてみましょう。

 

過去から現在へポイントを移す

インナーチャイルドのケアが行えるようになったからといってドラスティックな変化で「自分が好きになる」という事はありません。それは、原因を見つめることができたにすぎず、現在の自分へのケアがリンクしていないからです。

では、どの様なケアを今の自分に対して行わなければいけないのでしょうか。

それは、目標を細分化して、出来たことを中心に今日一日を振り返り、自分で自分を褒めてあげることです。ここでのポイントはあくまで“自分の基準で褒める”ということです。

他人の目線や評価は度外視するようにしましょう。他人には「それっぽっち?」と思う様な進化でも自分自身にとっては「進化は進化」です。大いに褒めていきましょう。

そうすることで、他人評価でしか見られなかった自分に対して自分自身の評価、すなわち自分軸が成長するキッカケとなって行くのです。

 

自分の事を考えない時間を持とう

自己を見つめることは非常に重要ですが、いつもいつも自分を監視していては疲れてしまいます。たまには、何もかも忘れて気分転換をはかることがより良く「自分を好きになる」極意といっても過言ではありません。

しかしながら、いざ気分転換と思ってもなかなか急には思い出せないかもしれません。そんな時の為に、日頃から興味のあることや気になったことなどをメモする習慣をつけましょう。テレビ等を見て心の琴線にふれたら、すぐメモするようにするのです。

そして、よく使う気分転換の効果が薄れてきたときにはそのメモを活用するようにしましょう。

また、インナーチャイルドに向き合ったり現在進行形の小さな目標を振り返っている時、なかなかその気持ちに入り込んでいけない場合は、無理をせず中止にするくらいの心持で実施してみる事です。

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