頭の回転が早い人の共通点『地頭力』を鍛える7つの方法

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地頭?「泣く子と地頭には勝てぬ」の地頭?いいえ、地頭と書いて「じあたま」と読みます。

単なる知識ではなく、それを思考的活用しながら表に出して問題解決や未知の事柄への対処、コミュニケーションなどに活用する総合能力のようなものをいいます。

頭の回転が早い人は、まったく知らない分野の事柄であっても、理解が早かったりしますよね。

つまり、知識がなくても物事の本質や問題の根本を見つけ出すことができる。アイディア力がある人も地頭力が有ったりします。そうイメージしていただければと思います。

皆さんも予期せぬ問題に直面しても、臨機応変に柔軟な発想を引き出し問題解決へと導く、そんなカッコいい能力を開発してみませんか?

そこで今回は、地頭力を鍛える方法をご紹介して行きます。

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まず考える

地頭は大きく「思考する」ということと「表現:コミュニケートする」という2つに分類されます。その中でも出発点である「思考する」が上手く機能しないと地頭力も弱くなってしまいます。地頭を鍛えるということに考えるという行為は欠かせません。考えるという行為を更に分解してみると

①    結論を推理し、仮説を導き出す。

②    全体感を想像する

③    物事を単純化してみる

④    常識や既成概念を排除する

に、なります。これらを活用しながら物事を思考していく事をクセにする事が地頭を鍛えることに繋がっていきます。

 

思考をバランスよく広げていく

思考する上で注意しなくてはいけないのが「思考の偏り」です。例えば原子力発電ということについて思考する。というと、原発事故や原発の危険性ばかり思考して原発即廃止と結論付けてしまうことが思考の偏りになります。

思考の偏りを防ぐにはバランスよく思考を広げていく訓練をするしかありません。例えば、他の人の話を聞いてみるのも方法の一つです。

同じ原子力発電というテーマでも、ある人は、賛成だったり、反対だけど離脱に関してはソフトランディングだったりと思考するアプローチや導き出した結論(意見)が違う場合があります。その様な思考プロセスに触れることが自分自身の思考を広げてくれることに役に立ちます。

また、本などを活用してみるのも良いでしょう。本は、時期的な問題(一時的かもしれませんが)はあるにせよ著者の思考プロセスを纏めたものです。本を読むということはその思考プロセスを知るということにほかなりません。

 

思考を活ける

人間はいろんなことを同時に施行することは出来ません。頭の中に一旦活けておいて別の事柄を思考しています。しかし、頭の中だけではどうしても何を考えていたのか忘れてしまったり、どんどん後回しになってしまって思考していた事柄さえ、思い出せなくなってしまう可能性もあります。

それを解消するのが思考ツールです。例えば、マインドマップ。自分の考えた思考を広げることが出来るばかりか、ツールを活用することで、思考時のまま保存することが出来ます。思考訓練の段階から思考ツールをうまく活用することを実践していきましょう。

 

反論や意見を嫌悪感・抵抗感なく聞けるか

人に意見を聞いたり議論する機会に恵まれても、その意見を自分がどのように受け止めるかによって地頭を極める道は変わってきます。

まずは、違う意見であっても否定的になったり、排除しないで話を聞く姿勢が必要です。

そして意見の違いを楽しめるかどうかです。「つまり○○ということですよね。」など相手の意見を要約したり、自分との妥協点を探っていくための質問をしたり、議論の節目を確認したりしながら議論を余裕を持って楽しめるかが重要なのです。

 

コミュニケート力を鍛える-自分の考えを人に話す。

一番初めに紹介したように、地頭とは思考とコミュニケートに2分されます。いくら考えられてもそれを表現し、相手に伝達できなければなんの意味もありません。

その為には日ごろよりコミュニケート力を鍛えることが重要になります。コミュニケート力はいくら頭で考えていても上手くなるものではありません。

まずは、相手に自分の考えを話してみましょう。ここでのポイントはうまく話したかという部分ではなくて、相手に伝わったか。です。相手に協力してもらい話を聞いてもらってから数日あけたあと感想を聞いてみるようにしましょう。何が相手に伝わったのかを確認する作業です。

行ってみると自分が意図していた様に伝わらなかったり、何気なく話した内容が伝わっていたりと、発見があるはずです。その内容を確かめて、どう伝えていけばより相手に伝わるのか考えてみることが必要です。

 

コミュニケート手段を増やす

コミュニケート力は、言い換えれば洞察力とコミュニケート手段を豊富に持っているかです。相手のリアクション(反応)を確認して、伝わり方が弱いと感じたら別のコミュニケート手段に切り替えて伝えていくということが必要になるからです。

コミュニケートの手段を豊富にするには、インターネットやセミナーなどで手段の方法を確認し、それを試してみて自分のものにしていくしかありません。

 

言葉にのみ頼らない

伝えるという行為は、なにも言葉に限られたものではありません。文字や図で伝える方法もあります。地頭はドキュメント能力やプレゼンテーション能力にも通ずる。と言われる所以です。

話を纏め図式化して伝えていくことも地頭が重要な働きをします。それを鍛えるためにも日ごろより、人の話の要点をまとめるクセや、それを図式化してより認識しやすくするクセをつけて実践していくことが地頭を鍛えることにも繋がっていきます。

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