痩せ体質の人のための「健康的に体重を増やして太る方法」16選

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一般的には太り過ぎは身体に良くないとは言われますが、その一方で近年の研究では痩せすぎの状態よりは多少身体に脂肪が蓄積した、小太りの状態の方が健康に良いということが提唱されるようになっています。

ダイエットでは目の敵にされる脂肪ですが、本来であれば生命の維持において欠かすことの出来ないもので、ある程度身体に蓄積しておくことは体調を常に安定的に保つために非常に重要なこととなります。

この記事では、痩せ体質の人のための健康的に体重を増やして太る方法をお伝えします。

痩せ体質の方にとって「太りたい」という願望は、ダイエットをしたい方の「痩せたい」という思いに匹敵するものです。

体質的な問題があったとしても、太ることは実は簡単です。太りたいと強く願っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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体を冷やす食品を控える

これから太りたいという時、まず考えるべきなのは食生活の見直しです。

その中でもアイスクリーム、清涼飲料水、生の野菜・果物のような「体を冷やす食品」の摂取を控えるということに気をつけるようにしましょう。

体を冷やす食品はそれを摂取すると、その消化に際し通常よりもより多くの熱量を必要としてしまいます。そのため余分なカロリーが消費され、身体に脂肪が蓄積されにくくなります。

さらに体を冷やす食品は胃腸の調子を悪くすることがあり、消化不良が起きることがあるため、結果として栄養素の吸収が妨げられるということも考えられます。

ストレスを溜めない

ストレスもまた、胃腸の調子を悪くし栄養素の吸収を妨げます。

特に腸は「第二の脳」と呼ばれるほどに精神面とのつながりが深く、ストレスによる影響を受けやすい器官であると言われています。

またストレスにより自律神経の調子が狂い、全身を活発に働かせ緊張感を与える交感神経のみが活発になることも、「栄養素の吸収」という観点では大きな阻害要因となります。

自律神経を整え、交感神経と副交感神経の双方のバランスを維持するためにもストレスの軽減、発散は非常に重要です。

胃腸薬を摂る

もし胃腸の調子がイマイチであるという場合には、胃腸薬などで調子を整えてから体重増加を試みると良いでしょう。

胃薬には大きく別けて胃酸の過剰な分泌を抑えるものと、胃の働きを活発化させるものの2つのタイプがありますが、「太る」という目的により近いものは後者であると言えます。

しかし胃の状態によっては前者を併用するということも考えられますし、どうしても不調が続くという場合には病気の可能性も考えられるため病院を受診してみるべきでしょう。

食事を抜かない

胃腸の調子がある程度整ったならば、いよいよ実際に「太る」ための日課、作業を開始することになります。

その際基本中の基本として意識をしておきたいのが食事を抜かず、毎日3食をしっかり食べるということです。

近年では朝食や昼食を抜き、1日2食で生活をするという人も増えてきているようですが、もし太りたいと考えているのであれば、手軽に食べられるものでも良いので、しっかりと食べるようにしてください。

食事の時間を変える

太りたいという場合、食事の時間についても工夫をするようにしましょう。具体的には特に夕食の時間を21時〜22時と遅い時間に設定します。

人間は元々夜行性ではなく日中に行動をする動物であるため、夜間は消化器官の働きも鈍くなります。

そのため夜間に摂取した食物は時間をかけてゆっくりと消化をされるため、より脂肪として吸収されやすくなるのです。

また、夜間は副交感神経が活発化し全身がリラックスしやすくなり、身体を激しく動かす機会もあまり無いため、摂取したカロリーが消費されること無く脂肪として蓄積されやすくなります。

夕食の量を増やす

夕食の時間を遅めにずらすと同時に、夕食の量を増やすというのももちろん効果的です。

ただし、夕食に油っぽいものを摂り過ぎたりすると翌日胃もたれを起こし、かえって食欲が無くなってしまう可能性も考えられるので、その点には注意が必要です。

食べる順番を変える

ダイエットで食事を取るときは、まず野菜などの消化のしにくい物を食べ、次に肉、最後に穀物と食べる順番を設定することにより、血糖値の上昇を抑え痩せやすくなるとされます。

つまり、もし太りたいという場合には、この正反対の順番、すなわちまず穀物を食べ、次に肉、次に野菜という順番で食事を取るようにし、血糖値を上昇させればよいのです。

血糖値の上昇は血中のインスリン濃度を上昇させ、インスリンは糖を脂肪として身体に蓄積させます。

炭水化物を多く摂る

食事内容に関する工夫としては、炭水化物を多く摂るということが挙げられます。

炭水化物は消化吸収がされやすく、さらに重さあたりの値段も安いため一度に大量に摂取しやすい食品です。

育ち盛りの子供などは、とにかくご飯や麺類、パン、お菓子など、炭水化物を大量に摂取する傾向がありますが、それと同じことをすればよいのです。

また、食事の一口目は炭水化物にすることで、脂肪の生成を促進し、結果的に太ることができます。

太りやすい食品を摂る

炭水化物以外にも太るのに適した食品は数多く存在します。

具体的なものとしてはまず乳製品が挙げられます。乳は哺乳類の赤子を成長させる栄養源であるため、とにかく高カロリーであり栄養素が豊富なのです。

ただし冷たい牛乳やヨーグルトなどを一度に大量に摂取すると胃腸の調子を悪くする可能性があり、その点には注意が必要です。

もう一つ、ナッツ類もまた植物の種子の貴重な栄養源であるため、高カロリーで栄養素が豊富となっております。

ただしナッツ類もまた消化はあまり良くなく、食べ過ぎは胃腸の不調の原因となる場合があるので気をつけましょう。

プロテインを摂る

効率的に太るためにオススメの食品としては、スポーツ選手などが摂取するプロテインがおすすめです。

プロテインはとにかくタンパク質が豊富であり、また消化吸収の効率も非常に高くなっております。さらにコスト面においてもその他食品に比べて低く抑えるということが可能です。

プロテインはタンパク質の塊であると同時に低脂肪でもあるため、その摂取と併せて運動をすることにより、単なる体重の増加ではなく筋肉量を増加させることが可能なります。

間食を取る

太るためには、積極的に間食を取るというのもおすすめです。成長期の子供は間食も多くなる傾向がありますが、それと同じことをするのです。

具体的な目安としては一日3食の通常の食事に加え、2回程度のおやつを取るようにすると良いでしょう。

爆食いはしない

太るためには食事量の増加は欠かすことができませんが、その一方で一時に大量のものを食べる、いわゆる「爆食い」はしないようにしましょう。

爆食いは胃腸に対する負荷を一気に高めてしまうため、その働きを悪くし消化吸収を阻害してしまいます。さらにそこから胃腸が自然回復するために、さらなるエネルギーと時間を浪費してしまいます。

太るために食事量を増やすという場合、一気に大量のものを食べるのではなく、中長期的なスパンで習慣的に少しずつ量を増やしていくということを心がけるようにしてください。

酵素を摂る

酵素とは、人間を含めあらゆる生物が食べ物を消化吸収する際に無くてはならない存在です。体内に取り入れた食べ物に化学反応を起こし、消化可能な物質へと化学変化を起こす触媒分子となります。

酵素はあらゆる人間の体内に元来備わっているものではあるのですが、人によってその量には差があります。

酵素量の少ない人は消化吸収の効率が悪く、太りにくい体質であるということができます。一方で酵素は、食品などを通じて体外から摂取し補給するということも可能です。

酵素の多い食品としては、発酵食品や野菜・果物などが挙げられます。また近年では酵素ドリンクやペーストなども市販されるようになってきており、そうしたものを摂取するのも良いでしょう。

筋力トレーニングをする

「ダイエットのために運動をする」というのはごく一般的に耳にすることではありますが、ここで言う「運動」とは正確には「有酸素運動」のことを指します。

有酸素運動はジョギングや水泳などを指し、カロリーを消費し、身体を痩せさせるという効果を持ちます。

その一方で無酸素運動は、腕立て伏せやダンベル、ベンチプレスなどでの運動を指し、もちろんカロリー消費という側面もありますが、その一方で成長ホルモンの分泌を促し筋肉量を増大させ、結果的に体重を増やすという効果を持ちます。

また筋肉は脂肪に比べ質量が高く、体型を比較的変えないままに体重を増加させるということも可能となります。

筋力トレーニングでは、身体で大きな部分を占めている3つの筋肉(胸・背中・腹回り)を鍛えると、体重の増加も早いです。

・胸=腕立て伏せ、ダンベル、ベンチプレス

・背中=懸垂、背筋運動

・お腹=腹筋運動

これらの無酸素運動をバランスよく組み合わせて、継続してトレーニングしましょう。

血行を良くする

血行を良くするということは、栄養素や酸素の体内全体への供給を活発化させるという効果を持ちます。またホルモンの供給量も増えるため、筋肉量が増加をしたり、食欲が増進されることにも繋がります。

血行を良くするためには、まず重要なのはストレッチやマッサージであり、これを習慣化するということは太るためには非常に重要です。

またその他の方法としては水分補給量を増やし、血液をサラサラにして流れやすくするということも挙げられます。

睡眠を取る

成長ホルモンの分泌は運動をした直後ではなく、その後の睡眠中に行われます。そのため身体を大きくし、太るために睡眠はとても重要です。

日本人の睡眠時間は世界においても特に短いと言われておりますが、目安としては一日7時間以上、少なくとも6時間程度は必ず確保するようにしてください。

まとめ

痩せ体質の人のための「健康的に体重を増やして太る方法」16選

・体を冷やす食品を控える

・ストレスを溜めない

・胃腸薬を摂る

・食事を抜かない

・食事の時間を変える

・夕食の量を増やす

・食べる順番を変える

・炭水化物を多く摂る

・太りやすい食品を摂る

・プロテインを摂る

・間食を取る

・爆食いはしない

・酵素を摂る

・筋力トレーニングをする

・血行を良くする

・睡眠を取る

いかがでしたか?

これらの点を踏まえ、日々の生活習慣の中でなるべく健康的に体重を増加させていきましょう。

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