最近疲れをしっかり取っていますか?疲れが溜まりすぎて疲労困憊で亡くなられる方も少なくありません。そうなってしまっては元もこうもありません。もちろんお仕事も大切ですが、少し息を抜いて体のケアに時間を当ててみるのはいかがでしょうか。
少し怖い話になりますが、疲労困憊により過労死される方は少なくありません。年間約300人ほどの方が過労死認定されており、申請数も考慮すると実際にはそれ以上の方が、限度を超えた疲労困憊により命を落とされています。
余談ですがアメリカやイギリスでは「過労死」のことをそのまま「karoushi」と表記するそうです。なぜかというと、仕事の過労による死に当てはまる言葉がなかったからだそうです。それほど世界でも過労死に対する注目は増してきています。
また、会社での疲労に限らず、子育てなどの主婦としての仕事や介護など、疲労困憊になる原因は様々だと思います。さて、みなさんはその疲れをどのように回復されていますか。もしもその疲れをそのまま引きずったままで過ごすことにより、更に疲れが悪化することもあります。 出来るだけその疲れをとって、心身ともに楽にしてあげることが必要です。
1.体の疲れなのか心の疲れなのかを知る
疲労困憊だと感じているのは、体の疲れなのか、それとも心の疲れなのかを考えてみましょう。そしてどちらの疲れなのかによって、対処法が変わって来ます。体の疲れならば、少し休息を取りたいところです。
心の疲れならば、考えすぎていて疲れたのかもしれないので、出来るだけ考えずにリラックスをすることが必要です。心身ともに両方疲れているという場合でしたら、休憩をして、リラックスをするようにしましょう。
自分が一番リラックス出来る方法はどのようなものかということを考えてそれを実践してみると良いでしょう。
音楽を聴くということでもいいですし、何もしないで景色を見ているというだけでもいいのかもしれません。自分の心身が一番楽になれることをしてみましょう。
2.癒されるような相手と話す
この人と話すと癒されるというような相手が世の中にはいます。その相手が疲れていることもあるかもしれませんが、たまには人に頼るようにしてみましょう。そして甘えるということも必要です。
疲労困憊なんだということを伝えて、相手に話しを聞いてもらうようにしましょう。逆に相手の話を聞く方が癒されるということもありますので、出来るだけそういう相手と接する時間を持ってみましょう。
きっと疲れが癒されるはずです。
3.心身のサインと受け止める
疲労困憊というように感じるということは、少し休みなさいというサインなのです。それをしっかり受け止めるようにしましょう。それでも無理をして頑張るということをせずに、なぜそのような状態になったのかを考えてみても良いでしょう。
そしてそれを続けなければいけないのか、それとももう続けなくても良いのかということもこの機会に考えてみると良いと思います。自分に対しての自分が発するサインを見過ごすということのないようにしましょう。
せっかく心身がサインを出してくれているのですから、それに対して今後どのようにしていくかを考えてみると、少し楽になってくるかもしれません。
4.甘いものを食べる
人によっては甘いものが嫌いという場合もありますが、低血糖になっている場合もあります。食生活の乱れからそのようになる人は結構多いのです。
そういう時には、チョコレートひとかけらでも良いので食べてみましょう。 体が少し楽になるはずです。低血糖により疲労を感じているという人も結構いますので、一度試してみると良いでしょう。
ブドウ糖の点滴を打てるというような時間があればそれをしてみてもいいと思いますが、そのような時間が無い人は多いので、そういう場合はスポーツ飲料や、ブドウ糖が簡単に取れるように白米を食べるという方法があります。
5.今日しなくていいことは明日するように
今日しなくてもいいことを無理に頑張ってしようとしていませんか?待ってくれることは結構世の中にあるものなのです。それを待ってくれないと思い込んでしまっている場合があります。
そう考えると、疲労困憊な時点で今日は出来る最低限のことをして明日に回すというようなことをした方が効率的ではないでしょうか。そして自分自身も休むことが出来ます。出来るだけ休むということが必要です。
そのためには今日どうしてもしなくてはいけないことだけをして、後は明日に後回しをするようにしましょう。
6.最終手段!栄養ドリンク
最後の手段かもしれませんが、安くてもよく効く栄養ドリンクは結構あります。それを朝起きた時に飲むのです。それから会社に行ったり、用事をするようにしましょう。
高価な栄養ドリンクだからと言って効果が高いとは限りません。 自分自身に合うものであればそれでいいのです。それを飲むようにしてみると、疲労を少しでも改善することが出来るかもしれません。
いつも飲むということになると癖になるかもしれませんが、どうしても今日は疲れているというような時には飲んでみると良いでしょう。 コンビニなどでもすぐに買えますので、思い切って頼ってみるということがあっても良いと思います。
まとめ
疲労困憊だと感じても誰も助けてくれないというように感じて、孤独に思う人もいると思います。でも疲れをとる方法はあります。これ以上疲れなくする方法もあるのです。疲れるとほとんどの人は気持ちが後ろ向きになりがちです。
前向きな気持ちを取り戻すためにも、疲れを少しでも取って、明日は今日より少しでも元気になれるようにしたいですね。
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