一目惚れの心理と注意点を理解し、運命の出会いを発展させる方法４つ

「一目惚れの経験がありますか？」という質問をすると、女性は半数以上がＮＯなのに対して、男性は半数以上がＹＥＳだそうです。

女性は聴覚で好きになり、男性は視覚で好きになるという言葉をよく聞きますが、まさにそういうことですね。

一目惚れは決して、外見を好きになるだけではなく、初めて会った時の雰囲気やフィーリング、しぐさなど、一目惚れする要素はたくさんあります。

一目惚れから始まる恋は運命的で素敵でもありますが、とはいえ一目惚れは相手のことを何も知らないまま恋に突入してしまうので、注意も必要です。

今回は、一目惚れをする人、しやすい人の心理と、一目惚れの恋にありがちな注意点をご紹介します。

一目惚れの心理

そもそも、なぜ人は一目惚れをするのでしょうか。

外見だけを好きになるメンクイというわけでもなく、もっと直感的な、いわゆる「ビビビっ」とくるものを、一目惚れと呼ぶようです。

人は、相手との共通点があると強い親近感を感じ、そこから恋に発展することがあります。

一緒にいるときに、昔見たことのあるような風景や感覚を思い出したり、昔仲良くしていた近所のお兄さんや昔好きだった女の子に似ている。

また、女性の場合は特に、彼と一緒にいるときに昔嗅いだ事のある匂いを嗅いだ時など、デジャブなような感覚を起こします。

そのせいで初めて会った人でもなぜか昔から知っているような気になり、もっと知りたいという思いが強くなり、恋をしてしまうのです。

少女漫画に出てくる主人公が、彼と共通の趣味があったり、持ち物が同じだたり、最寄り駅が一緒だったりすると「これって運命？！」と考えてしまうように、一目惚れはごく単純で幼稚な共通意識からくるものなのです。

幼稚と書きましたが、恋愛経験の少ないころに感じるこのような感覚は、言い換えれば純粋で真っすぐだともいえます。

とはいえ、これらのタイプの人は純粋で真っすぐなゆえに、恋に突っ走りがちです。だらしない男性や癖のある女性を好きになったりと、間違った恋にはまってしまう可能性があります。

「私、第一印象で好きになる恋が割と多いかも～」という人は、一目惚れしやすい人です。

一目惚れしやすい人と言うのは、何かに依存しやすい人が多い傾向にあります。純粋ではありますが、簡単なきっかけで恋に落ちてまるで運命のように感じてしまう、少女漫画のような恋愛感覚を持っている人が多いようです。

純粋で真っすぐであるがゆえに周りが見えなくなり、自分の生活のすべてをその人との付き合いに注いでしまい、入れ込んでしまう欠点があります。

その人のために予定を合わせ、休日を空けておく。男性なら彼女のために無理してお金を出してあげたり、女性なら彼の好みのファッションやメイクに変えたり、彼・彼女の言葉に一喜一憂してしまいますが、これはけして相手に強要されたわけでもなく、自分でその人が好む人間になりたいと頑張ってしまうのです。

そして少しのすれ違いや喧嘩が生じ、別れが訪れたときには大きく動揺し、今までの時間の大部分を中心で使っていたため、ついつい相手にすがってしまったり未練いっぱいになってしまったりするのです。

一目惚れしやすい人の特徴としては、熱しやすく冷めやすいという点も挙げられます。「燃え上がるような感情があってこそ恋！」だと思う人が、一目惚れしやすい人と言えます。

このタイプにありがちなのが、優しく素敵な恋人ができて穏やかな幸せを手に入れたとしても、なぜか満たされず、そのうち恋心に迷いが生じてついには気持ちが覚めてしまうようです。

さらに熱しやすいこのタイプの人は、付き合っている恋人に疑問を感じ始めたころから、もう次に気になる人ができていることも多くあります。

まさに熱しやすく冷めやすい、でも常に情熱的でないと恋じゃないと考えるタイプなので、また新しい燃え上がるような恋を求めてしまいます。

一点集中型と言えばそうですが、やはり熱しやすく冷めやすい分、せっかく出会った大切な人を逃してしまいがちです。

恋に恋する状態に陥りやすいため、欠点が見えないことが多い一目惚れの恋。

恋をすると人は盲目になりますが、一目惚れの恋は相手のことを何も知らないうちからそのしぐさや話し方・外見だけで想像が膨らみがちになり、通常の恋以上に正常な判断力がなくなってしまいます。

恋が実ってお付き合いが始まると、さらに燃え上がってしまいもっと盲目になってしまいます。

こう書いてしまうとなんだかロマンのない話ですが、素敵な相手と出会うためにもあとで傷つかないようにしっかりと相手を見ることが大切です。

盲目にならないようにするためにも、相手のまわりの友達を見てみることをお勧めします。

自分が燃え上がっているときは、その人の本心や素顔は見抜けないものです。なので恋人が仲間内と一緒にいるときを観察してみましょう。

友達の中でも変わらず自分の見ている行動と同じであれば、裏表なく素敵な人だと言えるでしょう。