目は口ほどにものを言う!目から心理が超簡単に分かる15のポイント

メンタルヘルス・精神・気持ち
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目は口ほどにものを言う・・・目つきは口で話すのと同じくらい気持ちを表現する、人間が喜怒哀楽の感情を最も顕著に表すのが目だ

「目は口ほどにものを言う」ということわざがありますが、人間は目(目線)によってさまざまなメッセージを相手に投げかけようとする動物です。

またこうした行動は、意識的に行われる場合もあれば、無意識的に行われるという場合もあります。

この記事では、そうした目(目線)がどのようなメッセージを投げかけるのか、その心理についてお伝えしていきます。

これであなたも今日から、メンタリストのように相手の心が面白いように読めてしまうかも!

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瞳孔が開いている

相手の瞳孔が普段より大きくなっているという時、考えられる心理としては「見ているものに対して興味を持っている」ということが挙げられます。

人は興味を持っているものに対しては「もっとよく見てみたい」という心理が働くため、自然と瞳孔が大きくなるのです。

また、好きなことに挑戦している人や、興味のあるものを見ている人の目をキラキラして見えますが、あれは気のせいではなくて実際キラキラとしているそうです。

これも瞳孔が開くためにキラキラして見えるのですが、実際に相手の瞳孔の大きさを目で確かめるのは難しいため、目が輝いているかどうかで相手の心理を判断するのも方法です。

もし、あなたと話している相手の目がキラキラ輝いていたり、話のテーマによってグッと瞳孔が開いたならば、あなた自身もしくはその話題に興味がある可能性があります。

まぶたを見開く

まぶたが大きく開かれているという際、考えられる心理としては、「驚いている」もしくは「動揺している」ということが挙げられます。

人は、多くの情報を受け取ろうとする時、瞳孔を開いてよりたくさんの光(情報)を取り入れようとするのですが、身に危険が迫っていたり、動揺する出来事を感じた場合は、さらに多くの情報を得ようと、まぶたを見開いて目を全開にして非常に多くの光を受け取ろうとします。

またそれ以外にも、会話の最中などに相手の顔を見ながら目を大きく見開くという場合には、「自分のことを理解して欲しい」と訴えかけているということも考えられます。

人は顔のうち、特に目を見ることで他者を識別する性質があるため、自分の目を大きく見せることによって、相手に対し自分を認知させ理解させようとするのです。

目付きが鋭くなる

会話の途中などで目つきが鋭くなった際、考えられる心理としては「不快感や疑念を抱いている」ということが挙げられます。

「眉間にしわを寄せる」という言葉がありますが、思考を研ぎ澄ませたり、考えをまとめているときに、このような表情になりやすい傾向があります。

ところがそれとは別に、話題になっている対象や会話をしている相手などに興味を持っているという際にも、目つきが鋭くなるという場合もあります。

この場合、その興味を持っている対象をより詳しく知りたい、吟味をしたいと考えている場合も多いようです。

目が泳いでいる

目がキョロキョロと泳いでいる場合、真っ先に考えられる心理が「不安」です。

不安感を感じている人は、その状況から逃げ出す方法はないかと無意識に考えるため、目をキョロキョロと動かして周囲の状況を探ります。

特に、内向的な性格を持っている人は、他の人と接することに不安を感じやすいため、会話中に目を泳がせることが多いです。

もう一つ、落ち着きのない性格の持ち主も、同じように目が泳ぎやすい傾向を持っています。

落ち着きのない人は、とにかく気が散りやすく、周囲の状況が気になって仕方ないため目を頻繁に動かしてしまします。

またこれは、「興味の対象」が頻繁に移り変わりやすいADHD(注意欠陥多動性障害)など発達障害を持った人にも多い特徴でもあります。

上の方を見ている

目が上の方を向いている時、考えられる心理としては、「過去のことを思い出している」ということが挙げられます。

尚、ここで言う「過去」とは歴史的な過去のことではなく、その人自身の幼少期や学生時代などのことを指します。

また、会話の最中などに相手の目が上の方を向いているという時には、「自分の考えをまとめている」ということが考えられます。

さらに、その会話の内容に関心が持てず、「内心では別のことを考えている」という時にも目線が上を向くということがあります。

相手を見上げている

人が相手の人物の顔を見上げているという場合、第一に考えられる心理としては「服従の意志」が挙げられます。

人は自分よりポジションが上と認識している人間に対しては、見上げる(仰ぎ見る)ようにその顔を見ます。

また恋人など親密な関係においては、同じように相手の顔を仰ぎ見ることで服従の意志を示すと同時に「相手に甘えたい」という意思表示をしている場合もあります。

もう一つ、相手に対し「威圧感」や「恐怖感」を感じている際にも相手の顔を仰ぎ見るということがあります。このような場合には、相手の出方を警戒しながら慎重に伺うという心理が働いています。

右上の方を見ている

人は、アイデアや想像を思いつこうとしているするときは、右脳が働くため右上の方向を見ようとすると言われています。

もし、会話の最中に視線が本人から見て右上の方を向いている場合、「嘘をついている」もしくは、「嘘をつこうとしている」ことが考えられます。

実際には起きていない現実を、あたかも本当にあったかのようにするため、アイディアを振り絞っている最中である可能性があるのです。

また、嘘ではなくても、フィクションの物語のストーリーや、遠い未来に起こるかもしれないことなど、非現実的なことを想像している際にも右上に目線が向く傾向があります。

右下を見ている

目線が本人から見て右下の方を向いている時、考えられる心理としては「自問自答をしている」ということが挙げられます。また、独り言などを言っている人の目線も右下の方を向いていることが多いと言われています。

もう一つ、右下の目線で読み解ける心理としては「肉体的なことを想像している」ということも挙げられます。これは過去に体験した痛みや痒みなどの肉体的不快感、もしくは快感などを思い出している時に見られます。

下の方を見ている

会話の最中などに目線が下を向くという場合、考えられるのが「相手を拒絶したい」という心理です。

相手の顔をできるだけ見ないようにしたい、という気持ちが働いています。

また、元々内向的な性格で自分の内面世界に入り込みやすい人にも、下の方を向きながら会話をするという傾向があります。

相手を見下ろす

いわゆる「上から目線」という相手を上から見下ろす目線の場合、考えられる心理は「威嚇」や「軽蔑」です。

相手に対し「あなたは自分より下の存在だ」ということを分からせようとするとき、人は文字通り相手のことを「見下し」ます。

左下を見ている

目線が左下の方を向いているという時、まず挙げられる心理としては「視覚より聴覚に神経を集中させている」というものです。

これは目よりも耳を前方に突き出すというポーズであり、聴覚から優先的に情報を得ようとしています。

通常、人間は情報の8割程度を視覚によって認識し、聴覚は残りの2割以下であるということが知られています。

しかし中には通常よりもやや聴覚の割合がやや大きい人も存在しており、これを「聴覚優位者」と呼ぶのですが、この聴覚優位者においてはこうした耳を突き出すポーズが多く見られるようです。

もう一つ、左下の方を見ている人において考えられる心理としては「音楽的な想像をしている」というものも挙げられます。

これは過去に聞いたことのある音や音楽を思い出そうとしていたり、頭の中で音楽的なアイデアが湧いてきたりするという場合に多く見られる目線です。

相手の目を見る

会話などにおいて、相手の目を見つめるという場合、第一に考えられる心理としては「相手が何を考えているのか知りたがっている」ということが挙げられます。

特に、恋愛感情などを意識している相手に対しては、「この人は自分のことをどう思っているのだろう?」という考えから、相手の目を通して情報を得ようとしているのです。

また、「相手の目を見つめる」際の恋愛感情に関しては、男女間でやや違いが見られるという場合もあります。

男性の場合、「好きな人が話をしているとき」に相手の目を見つめる傾向がありますが、女性の場合は「好きな人に話しかけているとき」に相手の目を見つめるという傾向があります。

恋愛感情以外の要因で相手の目を見つめるという場合に考えられるのが、「自己主張をしたい」という心理です。

自分の率直な気持ちを相手に伝えたいと思っていたり、自分の主張に絶対的な自信があったりする場合などにおいて、相手の目をまっすぐ見つめて話しかけようとすることがあります。

ただし、逆に自分の主張に自信が無かったり、嘘を付いていたりする場合にも、「自分の本心を悟られたくない」という心理が働くため、あえて相手をまっすぐ見つめようとする場合があります。

チラチラと見る

相手に対してチラチラと目線を向ける場合、「相手に好意を持っている」という心理が考えられます。

これは相手に対し行為を抱きつつも、そうした自分の本心を悟られたくないと考え、しかしそれでもついつい相手が気になってしまうという、なんともややこしい心理が働いているのです。

こうしたパターンは、どちらかと言うと男性に多いとも言われ、チラ見をされた女性は相手男性からの好意のサインと思ってもいいでしょう。

見つめてから目をそらす

相手を見つめつつ、目が合いそうになると目をそらしてしまう、それは「自分の好意を相手に気付かれたくない」という心理が働いているためです。

これは恋心を抱きつつも自分に自信がない人が行いやすいパターンであるとされ、またどちらかと言うと女性に多いともされます。

目が会った瞬間に目をそらされた男性は、相手女性からの好意を抱かれているかもしれません。

また、恋愛感情とは別に、相手に対し警戒感や恐怖心を抱いている場合にも同じようなパターンが生じる場合があります。

まばたきの回数が増える・減る

まばたきは目についたゴミを落としたり、涙を目に送り乾燥を防ぐなどの役割がありますが、心理の変化によりその回数が増えたり、逆に減ったりすることがあります。

通常は、人のまばたきは1分間で20回程度と言われていますが、緊張が高まると心理的ストレスが影響し、その回数は多くなります。

ある研究では、議員がテレビで討論した際、ベテラン議員が通常の1分で20回程度だったのに対し、新人の議員はその3倍の60回を超えるまばたきをしていました。

ただし、逆に極度の緊張状態に陥った場合は、ほとんどまばたきをしなくなるとも言われています。ここまでくると、ほとんど意識もないほど緊張していると言っても過言ではありません。

また、眠気を我慢していたり、かなりのリラックス状態、思考が停止している場合にも、まばたきがほとんどなくなることがあります。

目から心理を読み解く2つの注意点

このように目(目線)の動きにはさまざまなメッセージが込められているのです。

ただし、こうしたメッセージを解釈する際には、少し気をつけなければならない点も存在します。

まず一つ目のポイントとしてはそうした目(目線)の動きが「必ずしもパターンに当てはまるわけではない」ということです。

人間は心理的なもの以外にも、さまざまな要因によって目線を動かすため、その全てを上記のような心理パターンに当てはめるということはできません。

二つ目のポイントは「人によって心理表出のパターンは違う」ということです。

人にはそれぞれに個性や心理的な癖が存在するため、同じ目線の動きをした場合であっても、人によってその意味は全く異なってくるということも考えられます。

こうしたことを無視し、一方的に他人の心理を解釈してしまうことは、後々の人間関係において大きな誤解を生じさせる原因となる場合もあるので、注意をするようにしましょう。

まとめ

ぜひ、あなたの周りの人を観察してみて、今回ご紹介したポイントを参考に、いろいろなパターンを研究してみてください。

経験値が増えれば増えるほど、まさにメンタリストのように、相手の心理が簡単に読めるようになるでしょう。

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