最近は酵素ブームで、美容に関心がある人ほど酵素ドリンクやサプリメントを摂っています。さらに昔から日本人に馴染み深い味噌にも酵素がたっぷりと含まれていることから、改めて良さを見直されるようになりました。
そんな酵素ブームの中でも、今一番注目を浴びているのが酵素玄米です。
たくさんの芸能人やモデルが美容や健康のために食べていますが、酵素玄米にはどんな嬉しい効果があるのでしょうか?
ここでは、玄米酵素に秘められたスゴイ効果をご紹介させていただきます。
そもそも、酵素とはいったい何?
酵素は私たちの体の中でタンパク質から作られる物質で、生命活動に欠かせない役割を持っています。
●消化酵素
食べたものを消化して、分解・吸収するための酵素
●代謝酵素
吸収された栄養を体中の細胞に届け、新陳代謝を高める働きをする酵素。体の悪い部分の修復や、毒素を尿や汗に排出する働きもします。
このように人間が生きていくために必要な機能をサポートしているのが酵素なのです。
ただし、酵素は40歳を過ぎた頃から体内の生産量は減っていきます。そのため外から適度に補給することが、若々しい体をキープできる秘訣と言えます。
酵素玄米とはどんなもの?
酵素玄米は、白米より栄養価の高い玄米と小豆を炊いて3日間、炊飯器内で保温してから食べるご飯のことを言います。
3日間置くことで玄米から不要な水分が抜けだし、臭みのない均一なやわらかさとモチモチとした食感になります。
玄米のパサつきや独特の臭いが苦手という人でも、美味しく食べられるのが酵素玄米の魅力の一つでもあります。
また、3日間寝かせて発酵させることで、栄養価が驚くほど高くなるので、健康や美容に嬉しい効果を得られるようになります。
健康の底上げをする酵素玄米の驚きの力
白米はぬかを取り去ったものですが、酵素はこのぬか部分にたっぷりと含まれています。玄米はぬかが残った状態になるため白米よりも高い栄養を得られることは知られていると思います。
そして、玄米を使って酵素玄米を炊くとぬかに含まれている酵素が、タンパク質を分解することで旨みが増し、食感はやわらかくモチモチとした状態になります。
また、玄米に含まれているギャバという成分が酵素の力により、量が驚くほど増えます。
さらに玄米には白米の約6倍もの食物繊維が含まれているため、便秘解消にも大変役立ちます。
玄米と一緒に炊く小豆には抗酸化物質であるポリフェノールも含まれているので、アンチエイジング効果も同時に得られます。
現代人の健康を守る働きをするギャバがたっぷりと摂れる
酵素玄米には、ギャバという成分が豊富に含まれています。ギャバは主に神経伝達物質をスムーズにする作用があるため、ストレスを緩和したり集中力をアップさせるなどの嬉しい効果があります。
さらに、血圧を下げる効果もあるため高血圧の予防や改善、中性脂肪の低下など生活習慣病に改善にも役立ちます。
また、腸内環境を整える効果があるため、頑固な便秘が解消される、肝臓や腎臓の機能を活性化するなど健康面で幅広く有効に働きます。まさに、ギャバは現代人の健康を守る成分と言えます。
酵素が体内をキレイの掃除するから手軽に美肌になれる
酵素玄米でより多くの酵素を体内に取り込むことにより、新陳代謝が活発に行われるようになります。体機能のめぐり全般がスムーズに動くようになるため、体に溜まった不要な有害物質や便などがスッキリと排泄するデトックス効果を得ることができます。
体内に溜まっていた要らないものが出てしまうことで、より体内機能が活発に動きだし、血液の流れも良くなるので、体の隅々まで酸素や栄養を運ぶことができるようになります。
そのため、肌のキメが整ったり、すくみが取れたりするなど、肌トラブル全般が一気に解決します。
とっても簡単!早速、酵素玄米を作ってみよう!
炊飯器させあれば、酵素玄米はとっても簡単に作ることができます。
【材料】
・玄米(できれば無農薬のもの)…3合
・小豆…30g
・天然塩…小さじ1
※塩加減や小豆の量は好みに合わせて調節が可能
【作り方】
①玄米を軽く水洗いします。
②炊飯器に全ての材料を入れて、泡だて器を使い8分間ほど右回りにゆっくりと混ぜます。
③炊飯器の玄米炊きにセットし、スイッチオンします。
④炊き上がった後、保温状態のまま3日間置いておくと完成します!
※1日1回、軽くかき混ぜるようします。
まとめ
美容や健康に関心の高い人がこぞって食べていると噂の酵素玄米。
材料を炊飯器に入れて3日間置いておくだけで、栄養価の高いモチモチ食感の美味しい酵素玄米ができます。
玄米を発酵させることで、玄米自体に含まれている栄養価が驚くほど高くなるため、毎日食べるだけで、高い健康&美容効果を得ることができます。
ぜひ、上記の項目を参考に、酵素玄米を毎日の食事に取り入れて、いつまでもイキイキと若々しい体と肌を手に入れてください。
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