気になっている女性との初デートは、その後、お付き合いを始められるかどうかを左右する大切なイベント。普段、顔を合わせている相手でも、2人きりでデートとなると意外に緊張するものです。
その緊張を解きほぐし、初デートを成功させるにはいくつかポイントがあります。そこで今回は、女性恋愛の心理に添った成功の掟をお教えします。
会話に困らない場所を選びましょう
あるテレビ番組が女性を対象に実施した「初デートはどこがいい?」というアンケートで、1位となったのは「映画館」でした。
まだまだ、ぎこちない2人だと、デート中に会話が途切れないかどうか、心配ですよね。その点、映画は上映中、会話するプレッシャーから解放され、鑑賞後はお互いの感想で話が弾む、ということが期待できるからだそうです。
ほかにもアンケートで人気が高かったのは遊園地や水族館。日経ウーマンオンラインが実施した「デートで楽しかった場所」を尋ねるアンケートでも、多くの女性が水族館や動物園など「2人で会話を楽しみながら鑑賞できるスポット」を挙げていました。
とにかく、「会話が途切れて、ぎこちなく過ごす時間は苦手！」と感じる女性が多いので、会話に困らない場所をあらかじめ選んで置くのは初デートの鉄則です。
また、一緒に見たり体験したりすることで会話が盛り上がり、お互いの意外な面に気づいて距離が縮まっていく、ということも。
最初は緊張していた二人が、共通の体験を通して素の自分を出していけるようになれば、「一緒に居て心地いい！」という気持ちになるはずです。
しっかり目を見て、笑顔を絶やさないようにしましょう
「相手の目を見て話す」というのはコミュニケーションの基本ですが、初デートでは緊張してなかなか相手の顔を見られない、というのもよくある話です。
ただ心理学の面からみても、目を見て話してくれる人は自分に好意があると信頼する傾向にあると言われています。
特に女性は、自分の目を見て話す相手には真面目で、頼りがいのある人と感じやすいようです。
恥ずかしくても、目を見て話すことは必ず心がけたいですね！
また相手も緊張しているはずなので、ささいな会話でも笑顔を絶やさず、楽しい雰囲気を作るようにしましょう。
デート中、この人は自分のことをどう思っているのかな?と、常に女性はチェックしています。女性には、笑顔の多い男性には心を許しやすかったり、母性本能がくすぐられたり、ということもありますから、スマイルをいっぱい振りまいてくださいね。
とにかく相手を褒めましょう
会話が上手な人は相手のいいところを見つけて、それを言葉にしてさりげなく伝えています。特に初デートで会話が困りそうになったら、このテクニックを使ってみましょう。
恋愛診断などで人気の心理学者、植木理恵さんも、恋愛指南のトークショーでこのように話しています。
「心理学的な定義として、（女性にとって）デートの目的は、男性に認めてもらう、褒めてもらうためのもの。（そのために）女性はいろいろと着飾ったり、メークしたりする。『どうやったら褒められるかな』ということを一生懸命考えて出向いているので、そこを指摘しないと盛り上がりようがない」。
植木さんによると、あれこれ事前に仕込んでおいたネタより、とにかく相手を褒める方がデートの盛り上げには効果的、とのこと。確かに、褒められて嫌な人はいないはず。相手の見た目だけでなく、普段の仕事ぶりや頑張っている様子などを話題にすれば、「自分のことを良く見てくれているんだな」とうれしくなってもらえるでしょう。
ちょっとしたスキンシップでドキドキ感を加えましょう
初デートとはいえ、女性はやっぱりドキドキ感が欲しいもの。
観覧車で2人きりになる、夜景を見に行ってロマンチックな雰囲気を作る、などシチュエーション的なドキドキも効果的ですが、おすすめしたいのは、ちょっとしたスキンシップ！
たとえば、デート・恋愛に関する口コミサイト「デート通」が実施した「初デートで手はつなぐ?」というアンケートでは、63%の女性が「つないでくるのを待つ」と回答しています。
照れくさい、軽いと思われたくない、など思う男性もいるでしょうが、多くの女性は手をつながれることを期待している様子。
手をつなぎたくない、と露骨に嫌う女性もそうそういないでしょうから、男性の方からさりげなくつないでみてはいかがでしょうか。
また、一緒に写真を撮ろう、と誘い、自撮りするのも距離が縮まる方法。写真に入るため、自然と肩を寄せ合うぐらい近づいてしまうのでおすすめです。
その他、彼女が車道側を歩くときは彼女の腕を取って内側に入れてあげる、エスカレーターに乗るとき、彼女の肩あたりを触れて自分の前に立たせてあげる、など、男らしいエスコートは女性をドキドキさせる抜群の方法！
ドキッとする瞬間があれば恋に落ちやすいので、ちょっと意識して行動してみてはいかがでしょうか？
女性の不安を解消してあげましょう
女性がデートのとき、困ったり不安になったりしてしまうのは次のようなときです。
・ヒールの高い靴や細身の靴、サンダルを履いていて足が疲れる。
・デートだからと選んだ可愛い服装が寒い。
・トイレに行きたいと言い出しにくい。
・口まわりや洋服を汚しやすいもの、大口を開けなければいけないもの、食べ方が分からないものは食べたくない。
・お金の支払いをどうするか迷う。
これらのことは、相手への思いやりがあれば解決することがほとんどではないでしょうか?
たとえば、定期的に「疲れてない?」、「寒くない?」、「トイレは大丈夫?」など、男性の方から聞いてあげるだけでも、印象は格段に良くなります。
しかし、そう聞かれて、本当は違うのに「大丈夫」と答えてしまう女性もいます。そんな複雑な女心まで読んで、さりげなく休憩を入れたり、上着を貸してあげたり、行動に移すことまでできたら完璧です！
また、食事中は恥ずかしい食べ方を見せたくない、という女心があります。ハンバーガーなどは避け、女性が上品に食べやすいお店を選びましょう。
支払いは、相手に気を遣わせないことがポイント。さりげなくおごるか、自然な流れで割り勘にするか、その場の雰囲気を見て判断しましょう。
デート中はとにかく、この女心を察知する能力が問われます！ 鈍感にならず、常に相手を気遣う優しさを見せてくださいね。
まとめ
お互いに相手の気持ちや態度が気になってしまう初デート。成功させるポイントは、女性に楽しい！と思ってもらえることに尽きます。そのためには、2人の緊張感をほぐすことが第一。付き合う前の関係では、会話が途切れると気まずく感じやすいので、上手なコミュニケーションを心がけたいですね。
そのうえで自分の真剣さを分かってもらったり、ドキドキさせたりして、これから関係を発展させていく期待感も高めておきましょう！
また会話の仕方や女性への気遣いなどは、初デートだけでなく、その後も心がけてほしいポイントです。ぜひ頭に入れておいてくださいね！
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