デビットカードのメリットを解説!クレジットやプリペイドとの違いは?

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デビットカードが便利とはよく聞くけれど、クレジットカードやプリペイドとはどう違うの?デビットカードのメリットは?そんな疑問に全てお答えします!これを知ればあなたもデビットカードを持ちたくなるかもしれません。デビットカードに興味のある人はぜひ参考にしてみてください。

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デビットカードのメリット・デメリット

ではさっそくデビットカードのメリットとデメリットを見てみましょう。

デビットカードのメリット

デビットカードの魅力は主に以下のようになります。

・銀行口座にある金額しか使えないので使いすぎることがない
・クレジットカードの審査なしに作れる
・年会費が無料もしくはとても安い
・クレジットカードが使える店やオンラインショッピングならほぼどこでも使える
・海外に行ったときにATMから現金を現地通貨で引き出せる
・お金の出し引きが自動に記録される
・キャッシュバックがある

というのが主なメリットとなっています。詳しくは下で説明していますのでご覧ください。

デビットカードのデメリット

メリットが多いデビットカードですが、デメリットももちろんあります。主なデメリットは以下になります。

・手数料がかかる
・海外もしくは海外のショッピングサイトで利用するときに海外通貨レートがかかる
・保証が少ない
・クレジットカードのように身分証明書の代わりにはならない
・使えない店舗もしくは用途がある
・分割払いができない

などが挙げられます。詳しくは以下で説明しますのでご覧ください。

海外で使うときのメリット

デビットカードが人気の理由にはその国際性が挙げられます。日本でデビットカードの認識が浸透してきたのはわりと最近ですが、アメリカをはじめ海外ではデビットは数十年前から一般的に使われてきました。そのため使えるお店も用途もとても多いです。ここでは日本で作ったデビットカードを海外で使う時のメリットをリストしてみました!

【メリット】両替の手間が省ける!

これはデビットカードの最大の魅力と言えるでしょう!海外旅行や海外への出張の際、空港で長い列に並んで日本円を現地通貨に両替するのって面倒ですよね!後で銀行で両替すればいいやーなんて考えていても、実は外国通貨を扱っている銀行は以外と少ない。トラベラーズチェックも受け付けてくれるところも少ないですよね。

デビットカードならそんな悩みが無用です。まずデビットカードとはあなたがお持ちの日本の銀行口座とつながっているキャッシュカードと同じようなものです。日本で銀行の普通口座に預金をして海外に行くと、現地のATMを利用してあなたの日本の銀行口座からお金を引き出すことができるのです。

しかもその時の国際通貨レートによって自動的に計算され、現地の通貨でお金出てくるので大変便利なのです。さらに嬉しいのは、現金を持ち歩かなくてもデビットカードを使ってさまざまなお店やレストラン、ホテルなどの支払いを済ませることができますのでATMにすら行かなくても良いわけです。

ですのでこれはデビットの機能の中で一番のメリットと言って良さそうです。

【デメリット】海外通貨のレートと手数料

そんな嬉しい機能ばっかりのデビットにもデメリットがあります。特に海外で使うときにやっかいなのはその手数料です。海外でデビットカードを使う際には3種類の手数料がかかることを覚えておいてください。

1.ATM手数料
2.Visaなどの定める為替レート
3.カード会社(銀行)の定める海外加算レート

1のATM手数料はご存知の通りATMを使う度にかかる手数料です。実はこの手数料じたいはそれほど問題ではありません。日本発行のデビットを海外のATMで使う場合には手数料が無料のものも多く、かかっても100円や200円などかなりリーズナブル。

ちなみにアメリカで普通預金口座を開設すると日本と同様キャッシュカードがもらえますがそれは同時にデビットカードでもあります。そして自分の銀行以外のATMを使ってお金を引き出す場合手数料がかかります。その場合1.7ドルくらいから高いもので4ドルくらいかかったりしますので、やはり日本のデビットはお得だと思います。

それよりも問題なのは2と3の手数料です。2の為替レートとはVisaなどの国際ブランドが定めるレートでそれは日々変動します。これはカード会社ではコントロ―ルできませんのでどこのデビットカードを利用しても同じです。毎日変動するこの数字ですが目安は1.6パーセントくらいです。

そしてさらにやっかいなのは3の各カード会社(銀行)の定める海外加算レートです。これはカード会社によって変わりますので手数料を低く抑えたい場合にはこのレートが低いところを選ぶ必要があるわけです。ちなみに高いもので3パーセント強、低いもので1.5パーセントくらいと幅がありますので、高額な買い物をするときにはかなりの差になります。

海外通貨レートやデビットカードを使った海外でのATMの使い方を別の記事で詳しくしらべましたので以下にリンクをしておきます!デビットカードの海外での使用に興味がある人は是非チェックしてみてください。

デビットカードと他のカードとの違い

デビットカードのメリットとデメリットは分かってきましたが、クレジットカードやプリペイドカードとの違いはどこなのでしょうか?まとめてみました。

デビットカードとクレジットカードの違い

まず、クレジットカードとデビットカードはお金の流れが全く違います。クレジットカードはご存知の通りVisaからお金を「借りて」物を買いますよね。それを分割払いで返していくわけです。しかしデビットはあなたがお持ちの銀行の普通預金口座とつながっているので自分の口座からお金を引き出しているだけです。

なのでクレジットカードのように今手元に無いお金を後で払うことにして使ってしまうということが無いのです。もし銀行口座にある金額よりも高いものを購入しようとすると「残高不足」で購入することができません。

ではこれを踏まえた上で具体的な違いを挙げてみましょう。

【審査】
・クレジット:審査に通らなければカードが発行されない
・デビット:銀行口座さえあれば15才から審査無しで発行OK

【分割払い】
・クレジット:一括、2回払い、3回払い、リボ払いなど
・デビット:一括のみ

【支払いのタイミング】
・クレジット:一定期間に使った分が予め定めた引き落とし日に一気に落ちる
・デビット:使った直後にその都度落ちる

【海外旅行保険】
・クレジット:海外旅行保険がついているものが多い
・デビット:ついていてもショッピング保険のみなど保証が少ない

【ポイント】
・クレジット:各ポイントが稼ぎやすい
・デビット:あまり稼げるポイントがない

ということで以上が主な違いとなります。ちなみに年間利用手数料はどちらもかかる場合もあればかからない場合もあります。クレジットの方が年間手数料の値段の幅が大きいのでカード会社によるでしょう。それからどちらにも盗難補償はついています。有効期限はどちらも5年程度が主流です。発行手数料はどちらもほぼかかりません。

デビットカードとプリペイドカードの違い

プリペイドカードもデビットカードも使いすぎることが無いという点では似ていますが、実は全く違うしくみになっています。プリペイドはプリ(Pre=前)にペイド(Paid=支払われている)という意味ですので、その名の通り前払いされているカードということです。テレホンカードを思い浮かべていただけると分かりやすいかもしれません。

【審査】
・プリペイド:無し
・デビット:無し

【分割払い】
・プリペイド:一括
・デビット:一括

【事前の入金】
・プリペイド:あり
・デビット:無し

【ポイント】
・プリペイド:基本的には無いがソフトバンクのTポイントなどカードによっては独自のポイントが稼げる
・デビット:基本的には無し

コンビニなどでよく見かけるGoogle playなどのギフトカードもプリペイドカードですし、三井住友Visaプリペイドのようにカードを発行して(発行手数料200円)クレジットカード同様の16桁のカード番号を取得することでVisa加盟店で利用できる、見た目がクレジットカードそっくりのものもあります。もちろんオンラインショッピングにも使えます。

各デビットカード比較

楽天銀行デビットカードメリット

楽天銀行から出ているデビットカードには3種類あります。ポイントをまとめてみましたのでご覧ください。ポイントとしてはJCBは年会費が無料に対してVisaはゴールドとそうでないもの両方に年会費がかかります。しかし還元ポイントがJCBより高いのでよく楽天を利用する人にはVisaのほうが良いでしょう。

またJCBよりもVisaのほうがアメリカをはじめ海外では使えるところが多いです。手数料はどれもやや高めです。

1.楽天銀行デビットカード(JCB)

・年会費無料
・世界中のJCB加盟店で使える(例外あり)
・利用100円ごとに1ポイント還元
・発行手数料無料
・ATM手数料無料
・海外加算レート:JCB海外通貨レート+3.024%(税込)

2.楽天銀行ゴールドデビットカード(Visa) 

・年会費:3,086円(税込)
・世界中のVisa加盟店で使える(例外あり)
・利用1000円ごとに5ポイント還元
・発行手数料無料
・ATM手数料無料
・海外加算レート:Visa海外通貨レート+3.024%(税込)
・海外でカードを紛失したときに24時間電話対応サービス

3.楽天銀行デビットカード(Visa)
 
・年会費:1,029円(税込)
・世界中のVisa加盟店で使える(例外あり)
・利用1000円ごとに2ポイント還元
・発行手数料無料
・ATM手数料無料
・海外加算レート:Visa海外通貨レート+3.024%(税込)
・海外でカードを紛失したときに24時間電話対応サービス

スルガ銀行デビットカードメリット

スルガ銀行デビットカード

・年会費無料
・入会費無料
・世界中のVisa加盟店で使える(例外あり)
・キャッシュバック:年間ご利用金額×0.2%
・海外加算レート:Visa海外通貨レート+3.00%
・海外でカードを紛失したときに24時間電話対応サービス

スルガのデビットにはキャッシュバックだけでなく色々な特典がついてきます。たとえばドリームジャンボ宝くじ年間利用金額100万円ごとに10枚、ANAマイル年間利用金額(海外ATMを除く)に応じてプレゼント、dポイント年間利用金額×0.2%、Tポイント利用金額200円(税込)につき1ポイント(決済ごと)などがありますので、これらをよく利用する人にはかなりお得だと言えそうです。

三菱東京UFJデビットカードメリット

三井東京UFJのデビットのメリットをまとめてみました。

・初年度年会費無料(23歳以下および前年10万円以上利用で翌年無料)
・通常年会費1,080円(税込)
・ショッピング保険
・海外ATM手数料108円(消費税込)
・海外加算レート:Visa海外通貨レート+3.00%
・キャッシュバック:毎月利用金額の0.2%を自動でキャッシュバック

ということで特に目立った特典は見当たりませんでした。

りそな銀行デビットカードメリット

りそなのデビットには2種類あります。

1.オリジナル

・年会費初年無料
・通常年会費500円 + 消費税 ただし、期間中1回以上ショッピングのご利用があった場合、500ポイント(500円相当)が毎年もらえる
・ポイント:りそなクラブポイント月間の累計でのショッピング利用金額1,000円(税込)毎に5ポイントがたまる
・ショッピング保証なし
・海外加算レート:Visa海外通貨レート+2.5%

2.JMB

・年会費初年無料
・1,000円 + 消費税ただし、期間中1回以上ショッピングの利用があった場合、500マイルが毎年もらえる
・ポイント:JALのマイル月間の累計でのショッピングご利用金額200円毎に1マイルがたまる
・ショッピング保証あり
・海外加算レート:Visa海外通貨レート+2.5%

ということで、海外で利用するなら海外レートの低いりそながいいですね!さらにJALのマイルもたまるので、海外で利用するにはもってこいのカードとなりました!

まとめ

以上デビットカードのメリットをまとめてみました!クレジットカードやプリペイドとも少しずつ違う、ユニークなデビット。とくに海外旅行のときには重宝しそうですよね!手数料の低さではりそなが断トツでしたので興味がある人は是非参考になさって下さい!

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