集中力を持続させることが苦手な人というのは少なくないのではないでしょうか。
今回はそんな皆さんのために「集中力を持続させる方法」について紹介していきたいと思います。
それでは、早速見て行きましょう。
45分以上集中力を保つのは無理
いつの間にか没頭してる!「強制的に」集中力を持続させる11の方法
人間の脳は基本的に集中力を45分以上持続させることが出来ないように作られています。人間の集中力は15分毎にピークとなる波があり、その波は3回繰り返すと弱くなっていきます。
小学校の授業時間は1時間あたり45分と定められていますが、これにはちゃんとした根拠があるのです。
もし集中力に自信がないという場合には45分活動をしたら次の15分は休憩に当てるという風に工夫をしてみましょう。
雑事を最初に済ませる
いつの間にか没頭してる!「強制的に」集中力を持続させる11の方法
心配事や気になることがある場合、それらがストレス因子となってどうしても集中力は削がれてしまします。
集中して行わねばならない作業がある場合には、その前に雑事をひと通り済ませてしまうと良いでしょう。
一度に全てをやろうとしない
いつの間にか没頭してる!「強制的に」集中力を持続させる11の方法
人間の意識には許容限界があり、多くのことを一度に一定の力でこなすということはあらかじめ出来ないようになっています。
やらなければならない作業が複数ある場合には、必ず優先順位を付け、その順番通りに一つ一つのタスクに集中するようにしましょう。
また、たとえ一つのタスクであっても、それが大きい場合には切り分けをして、小さなタスクとして一つ一つこなしていくようにしましょう。
わざと自分を追い込む
いつの間にか没頭してる!「強制的に」集中力を持続させる11の方法
人間に限らずあらゆる動物は、危機が迫っていない時にはなるべくエネルギーの消費を抑える、つまり怠けようとします。
つまり、もし集中力を持って何かに取り組みたいという場合には、あえてプレッシャーなどをかけて自分を追い込んでみせるのも効果的です。
これをビジネスシーンなどにおいては「デッドライン法」と言います。
取り敢えず取り組んでみる
いつの間にか没頭してる!「強制的に」集中力を持続させる11の方法
作業に対してやる気が出ない場合にも取り敢えずそれに取り組んでみると次第に集中力が高まり、効率的な作業ができるようになっていきます。
これは脳が一時的に部分最適化されるようにチューンナップされるためであり、この時脳内では脳内ホルモンの一種であり興奮作用をもたらすドーパミンが放出されています。
俗にいう「トランス」とはこの状態を指します。
自分にご褒美を与える
いつの間にか没頭してる!「強制的に」集中力を持続させる11の方法
ドーパミンは未来に対して「期待」「良い予測」が成り立つときにも大量に放出されることが知られています。
そこで、ある作業に対し、自分へのご褒美を設定することにより集中力を上げることが出来るようになります。
集中力のピークを計算する
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人間の集中力のピークは、およそ起床してから3時間後くらいであるとされています。この時をピークとして意識は覚醒し、代謝も活発化していきます。
つまり、本当に重要なタスクは、この時間帯にこなすのが効率的であるといえるでしょう。翌日のスケジュールを立てる際には、起床時間から逆算してみるというのがオススメです。
睡眠をしっかり取る
いつの間にか没頭してる!「強制的に」集中力を持続させる11の方法
起床時間だけでなく、睡眠時間も当然のことながら集中力に大きく影響します。
脳の疲れが取れていない状態ではいくら頑張っても集中力を高めることは出来ません。睡眠時間は最低でも6時間は確保するとよいでしょう。
カフェインとブドウ糖を摂る
いつの間にか没頭してる!「強制的に」集中力を持続させる11の方法
覚醒作用のあるカフェインは集中力の向上にも効果を発揮します。近年では錠剤タイプのカフェインも市販されるようになって来ており、利用してみるとよいでしょう。
また、脳のエネルギー源となるのがブドウ糖です。3時のおやつとして「お茶とお菓子」を摂ることには科学的に理にかなっているといえるでしょう。また、栄養ドリンク剤などもブドウ糖とカフェインを同時に摂取できるよう考案された飲み物です。
ビタミンBを摂る
いつの間にか没頭してる!「強制的に」集中力を持続させる11の方法
ビタミンB類は先に挙げたブドウ糖などの糖類を分解す働きを持ちます。ブドウ糖は分解されることによって初めて脳が栄養素として吸収可能な物質となるのです。また、ビタミンBは脳内ホルモンの生成を促進するという働きもあり、広範囲な脳の活動にとって欠かすことの出来ない栄養素といえるでしょう。
集中力を持続させたいという人は、日常的にビタミンB類をサプリメントなどで補給してみましょう。
照明の色を寒色系に
いつの間にか没頭してる!「強制的に」集中力を持続させる11の方法
一般的に青などの寒色系の色は、人間に緊張感を与え意識を覚醒させる作用を持っています。そのため、集中力を持続したいというときにはLEDや青や白などの寒色系の照明を用いると良いとされています。
ただし、寒色系の照明は意識を覚醒させてしまうため、不眠などの原因にもなってしまします。睡眠不足によって脳の疲れが取れないということになってしまっては本末転倒でありますので、十分に注意しましょう。
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