映画と共に少年期から青年期までの時代を疾走してきたライターが自信を持っておすすめできる日本映画を紹介します。映画は常に時代や社会、そして人々の心をスクリーンに映してきました。誰もが映画の中の登場人物に感情移入し、感動を味わってきました。それは今も変わりません。「いやー、映画って本当に素晴らしいものですね」ある著名な映画評論家の言葉ですが、良い映画を観た後は感動が止まりません。
性善説に基づく君も上質のサスペンスの前では人間不信に!
不安定な非日常的な心理状態を描いたサスペンス映画はつまらない日常を破壊してくれる最高の素材です。誰もがハンニバル・レクター博士やジャック・トランスの狂気をスクリーンやテレビ画面を通して体験することで、その刺激に全身が泡立ち、映画を観る前と観た後ではまるで全身の細胞が入れ替わったかの様な爽快感を得られます。
日本映画には上質のサスペンス映画がたくさんあります。ハリウッド的なものではなく、日本古来の怪談話に象徴される様なおどろおどろしさを描いたものに名作がたくさんあります。
生とは?死とは?考えずにはいられない『告白』
「愛美は、このクラスの生徒に殺されたんです」
教壇に立つ女教師の独白から始まる映画「告白」は、2010年の映画で、大ヒットしました。主演は松たか子さんで監督は中島哲也さん。日本アカデミー賞4冠やブルーリボン賞の作品賞など数々の賞を受賞し、観た後に嫌な気分になるミステリーとして賛否両論あり、話題になりました。
「告白」のストーリーはシンプルに説明すると、娘を殺された母親の復讐劇です。松たか子扮する母親が、自分の娘がいかに殺されたかを教壇で生徒に向かって説明をします。その告白から始まり、様々な登場人物の告白を介して物語は進行していきます。何度も繰り返される「命」という言葉が、人間の生命は果たして重いのか、それとも軽いのかを考えさせられます。
ポイントとしては、映画の中では松たか子さん扮する森口悠子の告白から始まり、最終的に復讐を果たすところで物語は終了します。ですが、そこに至る過程において、森口悠子以外の登場人物は少しずつ事実について誤った認識をしているところです。
最終的に復讐をされてしまう生徒は大量殺人犯となってしまいますが、愛美ちゃんを殺したと誤った認識さえしなければ、自分も含めた人の命を軽々しく思う様にはならなかったかもしれません。日常の中でコミュニケーションは大事で、コミュニケーションには事実の共有が不可欠であると考えさせられました。事実に対する認識が人それぞれに少しずつ食い違っていることが、時としてサスペンスの様な結果を日常に及ぼすこともあり得るのだと思いました。
能年玲奈さんが出演していることにエンドロールを観ていて気付いたのですが、どこで出ていたのか分かりませんでした。よかったら探してみてください。
誰も予想できないリアルサスペンス!『だいじょうぶマイフレンド』
80年代を代表する作品で、音楽に桑田佳祐さんや坂本龍一さん、出演にタモリさんや研ナオコさん、「イージーライダー」で有名なピーター・フォンダさんなど、非常に豪華な顔ぶれが並んでいます。
監督は小説家として有名な村上龍さん。サスペンスを意識しながらもミュージカルやファンタジー要素も取り入れた意欲的な作品で、合間合間に入るミュージカルがサスペンス的な盛り上がりを演出しています。
日本的おどろおどろしさを海外へ!外国人にも勧められる歴史と伝統のミステリー
映画には様々なジャンルがありますが、最も人気のあるジャンルといえばミステリーなのではないでしょうか。ミステリーとサスペンスの違いは何なのかというと、ミステリーは犯人が後から分かるもので、サスペンスは最初から犯人が分かっているものなのだそうです。良質のミステリーを観賞した後は、その日一日呆然としてしまう程に心が震えてしまいます。
ストーリーが視点をどこに置くかで目まぐるしく変化する『ドグラマグラ』
日本3大奇書といわれる探偵小説のドグラマグラを映画化したものがこの映画です。小説は1935年の発行なのですが、映画の公開は1988年となっています。どちらにせよえらく古い映画ではあります。ストーリーを説明するのが非常に難しい映画です。
というのも、映画全編のストーリーそのものが、主人公の妄想ともとれるし、心理遺伝という映画特有の概念をレトリックとして使用したマインドコントロールによって記憶喪失となっている1青年を殺人者にしたてようとする精神科医の物語ともとれるし、心理遺伝が起こった青年が次々と殺人を起こしていく単純なミステリーともとることができるからです。
桂枝雀さんの存在感が素晴らしい映画です。ダウンタウンの松本人志さんなど、多数の方にリスペクトされている方ですが、リスペクトされている理由の一端がこの映画からもうかがえます。真剣に考えていると頭の奥の辺りが気持ち悪くなってくる映画です。おすすめは、DVDに副音声で監督の松本俊夫さんの解説が全編にわたって行われるのですが、ぜひ一度聞いていただきたいと思います。
恋愛とはつまりパッションだ!ありきたりの、でもどこにも無い恋愛映画
彼女としっぽりと、まったりと自宅デートをしたい時はDVDでも観てまったりと楽しむのが一番です。そんな時に観るのは大抵甘く切ない恋愛映画ですね。今回はそんなデートの時にぴったりの恋愛映画……とは対極にある恋愛映画をご紹介します。1人暗く、じめじめと憂鬱な人生を過ごしているWills読者ににおすすめの恋愛映画です。
最初から最後まで全力投球の『愛のむきだし』
3時間57分もあって、DVDだと上下巻に分かれているためにそもそもまったり自宅デートをするために手に取ることは無い映画、それが「愛のむきだし」です。愛すべきクソ映画といってしまえばそれまでの映画なんですが、とにかくひたすらにパワーがあります。
観終った後に登場人物の心理描写がどうこうだの、あのシーンが素晴らしかっただのペラペラと薄っぺらい理屈をこねるために観賞する映画とは対極に位置しています。これぞエンターテイメント、って感じです。ストーリーはというと、新興宗教にはまってしまった妹を盗撮魔の兄が助けに行くという実話が基になっているそうですが、映画では実の兄妹ではなく義理の兄妹として描かれていて、その2人の愛の物語です。
愛の物語とはいっても、ひどく歪んだ恋愛物語です。女性と一緒に観ると間違いなく嫌悪感を示す方もいると思うので、1人で観るべき映画です。1人でただ楽しむための映画です。最終的に、洗脳やなんやかんやで主人公の兄の方がおかしくなってしまって精神病院に収容され、架空の人物を自分と思い込んでいるのですが、それを妹が真摯な愛を直截に投げかけることによって、正気に戻します。
別にフィクションとかじゃなく、愛の言葉には体温を0.8度上昇させたりなど、科学的に愛は人の精神や肉体に良い反応を及ぼすと実証されているのであり得ない話じゃないと思います。ただし、そこまで精神的に追い詰められてしまう人間を誰がそこまで愛するのかと考えると、やはりありえない話なのかもしれませんが。愛には誰かと確かに共有した物語が必要ですが、モテない人間は誰かと物語を共有することができません。残念です。
満島ひかりさんがとてもかわいいので、その点でもおすすめです。
青い、どこまでも青い。『あの夏、いちばん静かな海。』
北野武監督の初期の名作であり、近年叩かれがちな監督の才能の一端が垣間見える恋愛映画です。タイトル通り、全編を通して非常に静かな映画です。その理由も映画の中で伏線となっており、知らない方が映画を観る時にとても楽しむことができるので、ぜひ予備知識なしに観てもらいたい映画です。
皆さん青春を……感動の青春を描いた群像劇
青春映画の名作というものがありそうで実はあまりありません。青春を描いた作品のほとんどが、アイドルやタレントのプロモーション映像の様な内容の薄いものに終始していることが多いからです。青春を真剣に描けば、それは苦楽じめっとした内容になりがちです。それはリア充がスポーツや恋愛に明け暮れる様な、日本男児の割合でいえば上位1%位しか実感できない様なありがちな青春映画では青春というものを上手く捉えられないからです。
ほとんどの方の青春は、何も上手くいかないけれど鬱憤だけは抱えている様な状態なのではないでしょうか。あるのは若さだけというのが、ありふれた男の青春です。なぜ大半の若い男性は実のところ満足とは程遠い生活をしているにもかかわらず、若さゆえの鬱憤を描いた青春映画がほとんど無いのかというと、昨今のドラマや映画では鬱憤しかない様な若い男性が出てくる様な作品はサスペンスになってしまうからです。
ほとんどの若い男性は不安や不満を抱えながら暮らしているというのに、鬱憤を抱えた若い男性はアニメやゲームにはまった派遣社員とか無職の非リアが「世の中ぶっ壊してやるー」とか言いながら犯罪を犯してしまう様なありふれたサスペンスドラマの中でしか登場しません。
リア充じゃなくても特別な取り柄が無くてもニートになるわけでもなく、かといって不安や不満があるにもかかわらず犯罪を犯すことはなく何とか自我を保っているという若い男性が世の中のほとんどを占めているはずなのに、普通の人が普通に鬱憤を抱えたまま生きる青春映画はあまり存在しません。普通のありふれた青春を描いても話題になりにくいからかもしれませんが、非常に残念です。
主人公のダメさ加減に思わず苦笑い『苦役列車』
苦役列車はバラエティ番組によく登場する芥川賞作家の西村賢太さんが芥川賞を受賞した作品で、映画化されました。どんな物語かというと、西村賢太さんを彷彿とさせる北町貫太の19歳の頃の物語です。高校には行かず、中卒で日雇い労働を繰り返しています。
日雇い労働で得たお金を酒とタバコと風俗に使い果たし、家賃すらろくろく払わない。大家さんが催促に来ると、母が病気でお金が無いとか、人の良い人なら催促が出来なくなってしまう様なことを平気で言い、すぐに頭を下げ、時には土下座する。
友達からお金を借りるも、返すことはなく、お金の無心だけは一生懸命。女性を見てもヤる対象としてしか見ていなくて、そのくせ彼女がいない彼女がいないとボヤく。酔うと暴言を吐き、すぐにケンカになりボコボコに殴られて路地にパンツ一丁で捨てられる。その上父親は性犯罪者で、それがコンプレックスとなっている。
誰もがかかわりたくないな、面倒くさいなと思うクズで、友達と思っていた人間からは見捨てられ(彼女には絡むし、金は返さないし、面倒くさいなと思われても当然なんですが)、好きだった女性からはこっぴどくフラれ(これも手の甲を唐突に舐めたり、夜中に自宅前で待ち伏せした挙句急にヤらせてくれと押し倒したりしてるので当然)、友達も彼女もできないのは自業自得としかいい様が無いのですが、しかし貫太はラストで、町のチンピラにボコボコにされ、パンツ一丁で河原に放り出されても犯罪に走ることもなく、無気力にニートと化すわけでもなく、ひたすらに黙々と机に向かい小説を書くのです。
何の希望も無い生活だけれども、鬱憤をひたすら小説という形に昇華しようとするラストシーンは感動的で、非常に青春映画的です。何も生活にうるおいが無いと嘆いている方にぜひ観て欲しい映画です。個人的には主演の森山未來さんが寺山修二監督の「書を捨てよ町に出よう」の主演の人にそっくりで、タバコばっかり吸っているのもある種リスペクトなのかな、と映画を観ている間そればっかり気になってしまいました。
もう終わっちゃったかなと感じた時にまだ始まってもいねえと叫びたい時に観る『キッズリターン』
パッとしない2人が色々と頑張ってみたけど駄目でした、という映画です。駄目なんですが、自分の駄目さすらとりあえず何かやらないと気付くに至らないんだなあと思い知らされます。
とりあえず殴りたい!スカッとしたい時に観るバイオレンス
とりあえず娯楽として何も考えずに観られるジャンルとして、バイオレンス映画があります。私も含めたほとんどの人が暴力とは無縁の生活をおくっていて、暴力をふるったなどというと大問題になる昨今ですが、にもかかわらず暴力的なものをムシャクシャしている時に観るとたまらなくスカッとするのはなぜなのでしょうか。
全員悪人。『アウトレイジ』
とにかく騙し騙され、殺し殺され……が延々と繰り広げられる映画です。この映画を観ると、ヤクザという仕事は大変だなと思わされます。仕事でボッタクリバーのポン引きをやっていて、客にからんだらヤクザで、けじめを取るために指を詰めさせられ、挙句殺されたり、上に言われるがまま人を殺したらそれが原因で殺されたり…。ヤクザなんて絶対になりたくないと思います。
この映画の特徴として、感情移入できるところが一切無いということが挙げられます。そしてとにかく登場するヤクザ全てが決してカッコよいものではなく、死ぬ時はいいところが一切無く死んでいきます。親分は金に汚く、忠義を尽くして親分のために身体を張って働いた挙句殺され、セリフはひたすらエーコラタココラと大声を張り上げることがほとんどで、ヒロイズム的なものが一切排除されています。この映画を観ると心底ヤクザなんてろくなものじゃないな、暴力はいけないなと思います。
アウトレイジよりも更に人が死にまくる!『アウトレイジビヨンド』
アウトレイジよりも更にスケールの大きな話となる続編がアウトレイジビヨンドです。栄枯衰退、諸行無常。前作で裏切ったり悪いことしたりして出世した登場人物も結局最期は皆殺されてしまいます。前作と続けて観ると、世のはかなさについてついつい考えてしまいます。
笑いが欲しい夜にはコメディ映画を観よう!
日本映画ではコメディは軽視されがちです。それというのも、日本ではお笑いが非常に独特の文化を持っているので、笑いを観るのならば芸人さんの芸を観るという風潮があるからなんですね。それに日本独自のコメディ映画というのはあまりなくて、大抵外国のコメディに影響されているものが多いです。そのせいか、何か日本の文化的土壌では受け入れられないことが多いんですよね。
ただ、そうはいっても心の底から楽しくなれるコメディ映画はたくさんあります。
出落ち!?『テルマエ・ロマエ』
古代ローマ人が現代日本の風呂文化に触れて刺激されて、色々と触発されて古代ローマに影響を与えていくという話を聞くと、どう考えても出落ちみたいな感じがします。そこだけ聞くと面白そうだけど、膨らませられないだろうなあ……と。
ですが主演の阿部寛さんのあまりにもローマ人みたいな容姿も相まって、最初から最後まで飽きない、とても楽しい映画に仕上がっています。デートの時や家族で観る映画としても楽しめる1本です。
【おまけ】二人で映画を観よう~オススメの洋画!
言葉ではなく、ムードが大事!センスの良い恋愛映画を選ぼう♪
映画は二人で時間を共有するもの!好みが合わない映画を選んでしまうと、鑑賞中も気恥ずかしくてソワソワしてしまいます。ロマンティックな台詞には抵抗がある・・・という人は風景や街並みの景観で映画をセレクトするのがオススメです。フランスやイギリスは街を歩くだけで世界遺産に触れる事が出来、映画の舞台にも数多く使われます。また、冒険やホラー、ディズニーなど子供心に戻りたい時はアメリカ映画をチョイス!アメリカはジャズやロックなど音楽が有名ですので、音楽映画もいいですね。
更に娯楽映画だけでなく、社会問題を風刺した環境破壊、難民問題、戦争等、テーマを選らんで勉強のために時間を使う事も大事です。家族になるのを意識する人は、同じ地球で生きるために、相手の立場で物事を考え、より生活を豊かにし人を傷付けない姿勢を学ぶ事が大切です。映画は様々なメッセージを投げかけてくれますので、二人で良い時間を過ごせるような特別な映画を選びましょう。
謎解きサスペンスで楽しむ♪【ダ・ヴィンチ・コード 】
映画は同じスクリーンで映像を共有するものです。しかし男性と女性では好みが全く違います。男性はアクションや冒険を好みますが、女性はロマンティックな恋愛映画が好きです。そこでオススメしたいのは、サスペンス&ミステリー!男性はスリリングな展開に息をのまれ、女性は主人公とヒロインの恋愛に心打たれます。
イチオシなのが、フランスのルーブル美術館が舞台の『ダ・ヴィンチ・コード 』館長が殺され、そこに残された不可解な暗号を、容疑者とされたラングドンと、そのラングドンを助けた館長の孫娘で暗号解読者のソフィーが解決していくというラブ&ミステリー!フランス司法警察の追手から逃げながら、暗号の謎を解読すると、歴史を覆すような真実が・・・!カップルで一緒に観るのに最適な映画ですね。ラングドンとソフィーになりきって、映画を楽しみましょう!
ハンディを克服する勇気を学ぶ!【英国王のスピーチ】
『英国王のスピーチ』は、イギリス王室ジョージ6世が吃音症のハンディを、精神科医ローグの助けをかりながら克服し、第二次世界大戦の緊迫した情勢下で英国民にスピーチを届けるという威風堂々たる映画です。ジョージ6世のように国を背負うことは出来ませんが、元々苦手意識がある事にめげずに挑戦すると、熱意や情熱が伝わり、相手に感動を伝える事ができるのです。
カップルも一緒にいると様々な困難にぶつかる事もあるかと思いますが、ジョージ6世の果敢なスピーチに心打たれると、努力で克服できない試練はないという気持ちになります!苦楽を共にしたい二人で一緒に観る映画としてオススメです!
愛が温まること間違いなし!【レ・ミゼラブル】
ビクトル・ユーゴー原作のミュージカルでも数多く上演される、『レ・ミゼラブル』!パンを盗んだという罪だけで19年間服役したジャンバルジャンは仮出獄後に再び盗みを働いてしまいます。しかし、その時教会で、自分が大したことないと思っている盗難の罪を、悔い改める教えを司祭から授けられます。その教えに心打たれ、ジャンバルジャンは改心をします。やがて、運命的な出会いを果たした女性フォンティーヌから最愛の娘コゼットを託されたジャンバルジャンは、執念深いジャベール警部の追跡を逃れて、パリへ!
自らを徒刑囚として扱ったフランス政府に異を唱え、フランス革命、六月暴動の混沌を背に自らの正義を貫くジャンバルジャンの生き様が、勇気と感動を伝えます!「英国王のスピーチ」のトム・フーパー監督が手がけた、真実の愛を描く感動の作品です。愛が温まること間違いなしです!
ラブストーリーの定番♪【シンデレラ】
ディズニー版シンデレラ!日本では絵本や童話、アニメーションで子供の頃から親しまれていますね。2015年に日本で実写版で映画化されました。論理的でない批判や仕打ちはいつの時代もあるもです。ただ、それに屈する事なく自分の真義を貫き通す事で、一陣の光りが差し込みます。
シンデレラは、金持ちの娘として生まれましたが、小さい頃に病弱な母が亡くなり、父親の再婚相手である継母とその娘2人と共に暮らすことになります。やがてシンデレラの父が旅先で亡くなると、醜悪な継母と2人の娘は財産を浪費するようになり、瞬く間に屋敷は落ちぶれます。シンデレラは洗濯・掃除・食事の支度など小間使いのように働かせられ、陰湿ないじめに堪え忍んでいるのでした。
全国民に対して知らせがあった国の舞踏会にも出席を許されず、悲嘆に暮れていた夜に、魔法使いが現れます。魔法使いは、シンデレラに魔法をかけ、ボロボロのドレスを美しく輝くドレスに、カボチャを馬車に変え、舞踏会に相応しい姿に変身させます。その時、シンデレラの快進撃が幕を開けるのです!
日本では、仕事をするにも、結婚するにも女性は特に苦労します。ですので、メンズのフォローがどうしても必要ですね。ただ意味のない否定を自分の力で解決し、人に自分の苦しみを押しつけず正々堂々と立ち向かう事で、最悪の状態から少し改善がみられるのです。女性は特に努力に対する結果が遅い分、途中で諦めたくなってしまいますが、努力した分だけ大きな幸運が巡ってきます!長い視点を忘れずに、愛を育む事が大切です!カップルでみると、テンションが上がる事間違いなし!オススメの映画です!
まとめ
Wills読者の皆さんにおすすめの映画をご紹介しました。まだ観ていない作品があれば、ぜひ手に取っていただきたいと思います。映画はワイワイ騒ぎながら観るのも楽しいものですが、1人でじーーっと目を離すことなく色々と考えながら観るのも悪くありません。
どちらかといえば1人で観ることに適している映画が多いので、寂しい人にこそお薦めです。
コメント