ビジネスで物凄く役立つ!窮地をチャンスに変える上手な謝り方

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悪いことをしたら「ごめんなさい」と言いなさい、と幼稚園のとき先生や親に習った記憶はないでしょうか?そう、悪いことをしたら「ごめんなさい」と謝るのは人間関係の基本です。

それは社会人になっても変わりません。

ビジネスの現場では、謝罪シーンは度々訪れます。自分自身が原因のときもあれば、自分が原因でないのに謝らなくてはいけない場面もあります。

謝罪をしなくてはいけないというのはピンチな状況です。

どのような謝り方をすればピンチを乗り切る事ができるのか、またどのように相手に伝えるのが効果的なのか、役立つ上手な謝り方をご紹介します。

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とにかく真摯に謝罪する

例え自分が悪くなかったとしても謝罪しなければいけない場面は社会人であればたくさん遭遇します。このとき、「自分は悪くないんだけど」という気持ちを持って謝罪していると相手に伝わることがあります。

下請け会社や部下のミスであっても、自分に監督不行き届きはなかったか、指示不足はなかったかと原因を求め、真摯な態度で臨む事が必要です。

自分が原因でミスを犯したのであればなおさらです。人のせいにせずに、まずは誠意をもって謝罪の気持ちを相手に伝えるように心がけましょう。

反論をしない

謝罪をするシーンで最も不要なものが「反論」です。例え相手が悪かったとしても反論はしてはいけません。「いえ、違うんです」「しかし」「お言葉ですが」など反論をすると、相手の怒りに火を注ぐだけです。

謝罪を行う場ではとにかく謝る事に徹しましょう。

反論や真実の追求については後ほど改めて説明すれば良いのです。まずは相手の気が済むまで話を聞くようにしましょう。何か言いたい事があればその後に話した方が相手も聞く耳を傾けてくれます。

言い訳はNG

謝罪する際に言ってはいけないこと、それは「言い訳」です。なぜこのようなことが起こってしまったのか、説明をすることは必要です。

しかし、それを謝罪をする前や直後に話すとどんな正当な理由があるにせよ、ただの言い訳にしか聞こえなくなってしまいます。

言い訳をしてしまうと「潔くない」「本当に悪いと思っているのか」とかえって心証を悪くしてしまう傾向があります。謝るときはまずは深々と頭を下げて、申し訳ないという気持ちを伝えるようにしましょう。

迷惑をかけた人全員に謝る

謝罪をする際に、相手の担当者とコソコソと小さくなって「すみませんでした」と謝ってはいませんか?悪い事をしたので大きな態度をとるのはどうかと思いますが、必要以上に小さくなる必要はありません。

むしろ、相手の担当者だけではなく、同じ部署の人など迷惑をかけたと思われる人全員に頭を下げて回りましょう。

謝罪は「そこまでしてくれなくても」と相手が思うくらいが誠意が伝わってちょうど良かったりします。少し大げさかもしれませんが、迷惑をかけて申し訳ないという気持ちを少しでも多くの人に伝える事で、巡り巡って相手の担当者にも伝わる事になるのです。

上司についてきてもらう

謝罪しなくてはいけない内容や、事の大きさにもよりますが、上司を一緒にいくことで誠意を示す方法があります。事の大きさを図る物差しは相手の上司が出てきたかどうかになります。

そこで、格を釣り合わせるためにこちらも上司に登場いただくというわけです。重大さによってはさらにその上の上司や担当役員に登場していただく事態になるかもしれません。

しかし、相手にしてみたら実力のある上司が謝罪と今後の対策を約束することで安心することができるのです。

チャンスを活かせ!

謝罪を行うような事態になったということはピンチだということです。しかし一度失敗した事で逆にチャンスが生まれます。

それは「次は必ず失敗しません。挽回するチャンスをください」と言えるからです。

謝らなくてはいけなかった事態から一転して仕事を受注するチャンスに早変わりです。当然、次は失敗できないわけですからハードルは格段に高くなります。しかしそれを乗り越えてこそチャンスを掴み取る事が出来るのです。

失敗したからこそ信頼を得る

ビジネスでの失敗は逆に信頼を得るチャンスにもなります。「ごめんなさい」と謝るだけなら猿にでも出来ます。出来るビジネスマンは謝罪の際に、対策案と改善案を持っていきます。

対策案は既に起こってしまったことに対してどのように収束させるのか、その方法です。

そして改善案は今後同様の事が起こらないようにするためにどのようにしていくのか、その方法についてです。この2つを謝罪と同時に提案する事によって、「この人は何かあってもしっかりと対応してくれる」「責任感のある人だ」と逆に信頼を得ることになります。

まとめ

失敗をして謝罪しなくてはいけない事態になったことは仕方のないことです。いくら悔やんでも後戻りはできません。ですから、きちんと誠意を見せ謝罪をして次へと進むのです。

そして、出来る事ならばマイナスのイメージをプラスに転換できるような奥の手を持って謝罪の場に臨むことが出来たらベストですね。

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