アルバイトといえども仕事は仕事です。バイトの面接官は、キチンと仕事をして頂けるか、あなたの人柄を確認して採用したい。
そう考えるのは人情かもしれませんね。
今回は、バイトの面接を突破する方法として、面接官が是非ともあなたを採用したくなるテクニックをご紹介します。
履歴書を選ぶ
バイトの面接といえども、仕事をしたいという気持ちや、やる気が伝わらなければなかなか採用はしてもらえません。
そこで、活用したいのが履歴書です。
「バイトの履歴書なんて基本の情報(住所、名前、連絡先など)と学歴さえあればいいだろう」と思うかもしれませんが、志望動機や自分のPR、趣味などが書ける一般的な履歴書を使用する方が良いでしょう。
そのような項目をしっかり埋めることで、書く手間をいとわない姿勢や、やる気を伝えていることができます。
字を書くことに苦手意識がある方や、字が綺麗でないという方も履歴書はやはり手書きで書いた方が良いでしょう。
綺麗でなくてもいいのでしっかりと丁寧に書くことを心がけることが重要です。
身だしなみや清潔感を整えて
就職面接もバイト面接も一番重要なのが「第一印象」です。
バイトの面接だからといって無精ひげで寝起き感バリバリの髪形、アクセサリージャラジャラ(男性の場合)だったり、ド派手なメイクにつけ爪、アクセサリーバッチリ(女性の場合)では、相手に常識を勘繰られる可能性は高くなってしまいます。
常識ある服装(バイト面接はジーパンなど普通の服装でも可。ただし破れているようなものは避けた方が無難)で臨みましょう。
また、自分のことを伝えることばかりに意識を向けてしまうと、逆に人の話を聞かない人という印象を持たれかねません。
相手の話にも耳を傾け、相手の話を聞いている時には相手の目(照れてしまって目が合わせない方は相手の鼻の付け根を見ていても構いません)を見てうなずいたり、しっかりリアクションすることを心がけてみましょう。
特に接客にかかわるアルバイトは、志望内容より雰囲気を重視する場合が多いようですので注意が必要です。
条件をシッカリ提示する
バイトの面接は志望動機でやる気を伝えるというよりは、むしろ条件をしっかり伝える方が採用される可能性が高くなります。
志望動機は全くつたえないで良いということではありません。簡単で良いので働く動機は伝えるようにしましょう。
ここでの条件とは火曜日がダメとか、18時までとかという具体的な指定条件ではなく「○万円程度は欲しい」というような金額的な条件です。
時間指定や曜日指定などは他のアルバイトとのシフト調整が困難になったりするので敬遠されがちです。
むしろ欲しい金額をいうことで、バイトにどれぐらいの日数入れるか・入らないといけないかが分かり、両者の共通認識になりやすくなります。
面接は電話から始まっている
昨今では、インターネットによるアルバイトの応募・申し込みを採用しているところも多くなってきつつありますが、まだ電話での応募や申込みが主流です。
ですので、アルバイトの面接はこの応募や申込みの電話からもうスタートしているという認識をもつ必要があります。
また、応募方法がインターネットと電話の両方ある場合は、電話を活用する方が採用される可能性が高くなる傾向にありますので、電話の方を利用した方が良いでしょう。
電話での応募・申し込みの注意ポイントは、相手の忙しい時間帯をさけることです。特に営業開始時間から1時間位は電話をさけた方が無難です。
もし忙しい時間帯が分からなかった場合は、「私、○○と申しますがアルバイトの応募をしたいのですが、今お時間大丈夫でしょうか」など相手を気遣う言葉から入ると良いでしょう。
面接時は「まとめの言葉」を忘れずに
自己紹介や自己PRをした後で、ずっと黙ってしまう方がいます。
本人は自己紹介・自己PRを終えたつもりでも面接担当者にはそれが、自己紹介や自己PRが終わったのか、何かまた言いたいことがあるのか判断に迷う場合があることを認識しておきましょう。
そして、話が終わった場合は「以上です、宜しくお願いします。」と言ってあげるようにすると良いでしょう。
この「まとめの言葉」があるのとないのとでは、面接の雰囲気も印象も変わってしまう可能性がありますので注意が必要です。
面接でのあなたの回答は「セリフ」ではない
インターネットなどに記載されている「アルバイト面接によく聞かれる質問」を見て、あらかじめ自分自身に置き換えて回答を考えている方は多いと思います。
しかし、それをそのまま記憶をたどる様(暗唱するように)に話してしまったり、「セリフ」として無感情で話してしまう方がいらっしゃいます。
この様な言い方で質問に回答してしまうと、たとえどんなに素晴らしい回答であったとしても相手の心には響きません。
また、言いよどんだり、噛んでしまったりすると「失礼しました」を連発する人がいますが、これも考えものです。
相手には熱意という感情も伝わっている。ということを理解して一生懸命話すことが重要です。
言いよどみや噛んでしまった言い回しなどを気にする面接担当者はいません。
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