ヘルスケアへの投資で「米国は窮地に」、米国グループが報告

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米国は医療分野で積極的に投資が進み、日本をはじめ世界に水をあけている?新しい研究や技術を推し進める上で、米国は窮地にある。そんな報告が出ている。

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資金の伸びが10年滞る

米国ジョンズ・ホプキンス大学を含む研究グループが、米国医師会発行で、有力医学誌ジャマ(JAMA)誌2015年1月号で報告している。米国では医学研究が進展して、さまざまな研究報告が生み出されている。看護や介護などのサービスでも国外から参考とされている。コストの改善も進んでいるようだ。それに対して、研究グループは、米国では健康分野への投資が減少傾向にあると危機感を示している。米国の科学研究に対する資金は2004年までは年6%の割合で増加したが、その後は年0.6%の割合の増加にとどまっていると分かった。産業界に目を向けると応用研究に資金を振り向けて、基礎研究への投資を減らしている。医療機器開発や生命工学による新薬の開発に予算を配分している。米国国立衛生研究所では、がんとHIVの研究のための資金が不足している。サービスを改善するためにも資金は不足しているという。ヘルスサービスの得る資金は年間50億ドル。日本円で6000億円ほど。これでも多く見えるが、ヘルスケアのための支出全体の0.3%にとどまるという。

予算配分で中国と格差

米国政府の研究費への予算配分も57%から50%へと減っている。 研究グループは、とりわけ中国では予算配分が8年で3倍以上に伸びており、アジアを中心に国外で進む研究との格差を問題視している。世界全体の傾向を考慮すると、米国は新たな投資が必要。この動きを加速しなければ、米国は、主導権を放棄せざるを得ないと指摘する。新テクノロジーを生み出す拠点の秩序は意外と揺らぎやすいのかもしれない。

文献情報

The anatomy of medical research: US and international comparisons - PubMed
New investment is required if the clinical value of past scientific discoveries and opportunities to improve care are to be fully realized. Sources could includ...
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