これは「『結婚』=『幸せ』」という方程式は誰にでも当てはまるものではないということを表しています。結婚して不幸な人生になってしまう人も多く存在するのです。
では結婚して幸せになる人と結婚して不幸になる人にはどのような違いがあるのでしょうか。
今回はそれぞれの7つの習慣お伝えしていきます。結婚をして幸せになりたい人は、是非参考にして幸せな結婚生活を送ってください。
理想ばかり追い続けている夢子ちゃん
夢子ちゃんは言いました。
「結婚したら、マイホーム一戸建。そこに犬を二匹飼うの。子供は結婚3年目に女の子。その2年後に男の子が欲しいな。専業主婦になってゆっくり趣味でもしながら暮らそうかしら」
結婚にこんな理想を追い続けている夢子ちゃん。果たして幸せになれると思いますか?
夢子ちゃんは、自分の夢が叶わない限りは幸せとは思えないでしょう。ペット禁止のマンションでは満足できないのです。そんな自分の理想ばかりを追い続けていると、理想と現実のギャップに落胆し、結果不幸な人生を歩くことになってしまうのです。
もしどんな素晴らしい人と結婚したとしても、長く過ごしているうちに何かしら必ず理想とのギャップが生まれてきます。
理想や夢を求めること自体は悪いことではありませんが、それだけでは幸せになれません。
人に求めるばかり
「幸せにしてください」とプロポーズした人。
まずこのセリフが間違っています。このような考え方の人は不幸になる人の特徴です。結婚は相手に幸せにしてもらうものではありません。一緒に幸せになっていくものです。それにはお互いの努力が必要です。
幸せにしてもらう。感謝してもらう。決めてもらう。
このように何事も求めてばかりいる人は、決して幸せにはなりません。相手に求めるのではなく、自分が与えられる人にならなくてはいけません。
なんでも否定的
自分の口癖を知っていますか?人の口癖はその人の性格を表します。
必ず話し言葉に『でも』『だって』『どうせ』とつけるような人は要注意です。これらは「D言語」と言って、不幸を呼び寄せる言葉です。
常に否定的な気持ちを持っている人は結婚しても不幸になってしまいますね。
ひがみっぽく、言い訳も多く、一緒にいる方も疲れてしまいますね。
まずはなんでも肯定をすることを意識しましょう。その上で、伝えたいことがある時には言葉を加えれば良いのです。
粗(あら)を見つけるのが得意
あなたは私のお姑ですか?と思わず言いたくなってしまうくらいに、人の粗を見つけて嫌みを言ってくる人っていますよね。
窓枠を指でスッとなぞり「あら?ここホコリが残っているわよ」なんて言われた日には、誰でもグッタリ・・・嫌な気持ちになります。このように小さなゴミでも見つけるかのように、人の粗を探すのが得意な人は、結婚しても相手の粗ばかりが目についてしまいます。
そしてネチネチと姑のようなことを口にしてしまうのです。
粗ばかり見えてしまう人は相手のことを幻滅していきます。粗ばかり指摘される人は疲れてしまいます。双方にとってよくないこととなり、結果不幸になってしまうのです。
窓枠のホコリなんて気にしないくらいの器の大きさを持ちましょう。
判断力が甘い
結婚相手を決めるのは、人生最大の決断と言えるでしょう。そしてその時の自分の判断は甘いものであってはいけないのです。
何かにつけて判断力が甘い人は、相手を見抜くことが出来ていないのに結婚を急いでしまい、結果失敗をしてしまうのです。
結婚相手の本性、結婚相手の仕事、結婚相手の家族、それらを全て含めて判断する必要があります。結婚は急がずに、自分が納得できる判断をしてからするようにしなければいけません。
人を信用していない
『人を信用していません』オーラが出ている人っていますよね。なんでも疑うことからスタートするのです。「明日から2泊で出張に行く事になった」と夫が言った時。
「明日から?ほんとに出張なの?」と返事する妻。「明日から?急に大変だね。すぐに準備しなくちゃね」と返事する妻。
どちらが不幸になると思いますか?
これはもちろん前者の疑う妻です。仕事を頑張っている夫に対して失礼ですね。そんなに疑うなら、いっそのこと遊んでこようかと思ってしまうかもしれません。
後者の妻は、何の疑いも持っていません。夫の言葉を素直に受け止めて心配しています。こんな妻なら夫も裏切ることはできません。
『信じるものは救われる』まさにその通りです。人を信用できない人は結婚しても不幸になってしまうでしょう。
なんでも人と比べる
お隣さんの新婚旅行はハワイに行った。うちは箱根。
友達の家族は都内にマンションを買った。うちは田舎暮らし。
知り合いの夫婦は結婚記念日に指輪を贈り合っていた。うちは記念日ケーキだけ。
このようになんでも人と比較して物事を考える人。
「○○ちゃんの家は誕生日にゲーム買ってもらっていたよ」なんて駄々をこねる小さな子供と一緒です。
隣の芝は青く見えるのです。人と比べても良いことはありません。人を羨ましいと思う必要もありません。大切なのは自分の家族の在り方です。それを理解できない人は結婚しても不幸になるでしょう。
結婚して「幸せ」になる人7つの習慣
それでは、結婚して幸せになる人の習慣をお伝えしていきます。
既に結婚した人も、今から結婚を考えている人も、これからお伝えする内容を1つだけでも実践してみたら幸せが近づいてきます。
ありふれた日常に感謝して生活する
あなたの目の前にはありふれた空気が存在しますね。「いつも酸素をくれてありがとう」なんて空気に感謝する人はいないでしょうが・・・酸素があってこそ生きられます。その気持ちを持てる人かどうかということが大切なのです。
ありふれた日常にも感謝できる人は、結婚してからもその気持ちを大切にできる人です。
結婚するとお互いが隣にいることが当たり前になります。夫は外で仕事をして、妻は家事に育児をする。それが日常のありふれた生活となるのです。
そんな日常に感謝できる心を持っている人は、結婚生活を幸せに送ることができます。またそのような人と結婚をした人も感謝されることに喜びを感じ、幸せを感じてくれるはずです。
愛するという意思を持つ
「恋は奇跡。愛は意思。」
という有名なルミネのキャッチコピーをあなたはご存知でしょうか?奇跡の先の、力強い意思の力。だからこそ、愛は尊いのでしょう。
結婚する瞬間には、すでに恋を超えた意思の状態にあることは間違いありません。
しかし、結婚して長い時間が経てば、ほとんどの場合、夫婦は、マンネリ・倦怠期を経験します。喧嘩したり相手の嫌なところを見てしまうことも次々にあるでしょう。一緒にいる喜びに感謝できなくなってきます。
もしもあなたが迷った時は「あなたの意思」を思い出してはいかがでしょうか。強い意思を感じたその瞬間を思い出し、私は幸せになるぞ!愛していく!と、心にもう一度誓ってみましょう。
互いをリスペクトする
人は尊敬していない相手を、自分より格下に見下してしまう傾向があります。そして見下してしまうと相手が何をしていても、何か気に入らないような感情が出てきてしまうのです。
夫婦関係でそのような感情が出てしまっては、結婚生活も終わりに近いでしょう。
人をリスペクトする気持ちがある人は、相手の良いところを探せる人です。そして素直に良いところを尊敬できるのです。尊敬している相手に対して、人は強く当たるようなことはしません。
夫婦でも尊敬する気持ちはとても大切です。毎日一緒に生活をしている中で尊敬できる部分を見つけることのできる人は、結婚生活も良好に送れます。
互いに尊敬できる人と一緒に暮らせることで幸せを感じることができるでしょう。
相手を変えようとせずに、まずは自分が変わるようにする
夫婦で「帰宅する前は必ず連絡をする」という約束をしたとします。しかし何回言っても連絡を忘れて帰宅する夫。連絡をしてもらうよう毎回注意をします。それでも電連絡を忘れてしまう夫。
何度言えばわかるの?とだんだんイライラも募ってくるでしょう。注意をされ続ける夫の方も鬱陶しく感じ始めるかもしれません。
そこで『諦めも必要ね』と笑える人は幸せになれる人です。相手を変えることを諦めて、自分を変える努力ができるのです。
夫は連絡を忘れてしまう人なのだから、自分から連絡をして帰宅時間を確認しよう。夫が何時に帰宅しても良いように食事を用意しよう。と発想を変えることができるのです。
そうすることで自分も相手もイライラすることはなくなり、幸せに結婚生活が送れるでしょう。
また、あなたが変わることにより、相手に尊敬されるようになれば、最終的に相手を変えることだってできるかもしれません。
夜遅く帰ってくる夫のために『料理を磨く』のもよいでしょう。ちょっとした気のきいた一言が言えるようになるためのコミュニケーション能力を磨いていくことも有効です。
発想を転換して、楽しく自分を変えていきましょう。
本質を見抜く特殊能力を磨く
目を閉じてみてください。今目の前にいる人の本質があなたには見えますか?
相手の見えないところでの努力。本当の意味でのあなたへの優しさ。そんな相手の外面ではなく内面を知ることができる人は、本当の意味で相手を愛することができるようになります。
逆に言えば、笑顔に隠された、悪の部分。甘い言葉に隠された、闇の部分。そんな裏の部分を見抜ける特殊能力を持った人は、結婚相手を選ぶことにも失敗しません。
長い結婚生活のためには、本質を見抜く自分自身の特殊能力を磨くことが大切です。
もしあなたのこの特殊能力が未熟な場合は、この能力を持った友人にまずは一度見て診断してもらうことも良いでしょう。
正しい金銭感覚を身に付ける
正しい金銭感覚を身に付けていると、結婚してから幸せになる可能性も高くなります。
金銭感覚は、実は年収よりも重視すべき点です。
結婚相手、そして自分自身の、以下の点を見直してみましょう。
・お給料の管理の方法
・しっかり貯金しているか
・正しい自己投資をしているか
・融通が利かずにケチ過ぎないか
・高級ブランドばかりに偏る傾向はないか
・衝動買いをする癖はないか
・飲み会などでの後輩へのおごり方
また、時間を大切に使う人や、整理整頓ができる人は、お金の使い方がうまい傾向にありますので、その点も参考にしてみてください。
一緒に時間を過ごす(年を取る)ことを恐れない
一緒に年をとることを恐れない人との結婚は、幸せと言えるでしょう。
花の20代を過ぎれば、30、40代というように、人は歳を取っていきます。
もちろん歳の差がある夫婦もいますが、5年、10年、それ以上と一緒に過ごすうちに、昔のような若さ・美しさは薄れていきます。
人が歳を取っていき、最後に向かうことは残酷で切ないことですが、夫婦で過ごすことは、歳をとる意味をきっと教えてくれるでしょう。
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