ダイエット!アンチエイジング!知って得する味噌の6つ効能とは!?

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私たちに馴染み深い味噌ですが、色々と身体に良いものが入っています。朝食に味噌汁が出てきたら何かホッとしますよね。味噌ってとても身体に良いと言われていますがなぜなんでしょうか?そこで今回は、味噌の驚くべき効果について説明させていただきます。

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日本の健康食「味噌」!


味噌って普段から食べることが多いですか?例えば、味噌汁だったり魚の西京焼きだったり田楽だったり、色々な料理に使われています。1年中食べられている味噌ですが、そもそも日本の食べ物ではないことを知っていますか?

元々は、中国や朝鮮半島から伝わってきて日本で色々カスタマイズして今日の味噌が完成したとされています。初めて、日本で食べられたのは7世紀頃だと言われています。もう、味噌が日本で食べられて1300年以上経っています。しかし、鎌倉時代に味噌汁が誕生しますが、味噌は贅沢品として扱われ、一部の人しか食べることができませんでした。

その後、室町時代になると庶民にも浸透して、自家製の味噌を作り出す人も増えてきました。この頃には一般の人でも味噌を食べることができるようになります。また、この時代に現在の味噌料理のほとんどが作られたとされています。

そのうち、戦国時代には味噌は戦陣食として食べられるようになりました。それは、味噌にはタンパク質が含まれているためです。この頃は、調味料としてだけではなく、味噌をおかずとして食べる人も多くいたようです。

そして、江戸時代になると江戸の人口が増えてきて色々な地方から味噌が送られるようになり、味噌屋がたくさんでき、大繁盛しました。そして昭和に入ると、インスタントの味噌汁が販売され、手軽に取れるものになってきたという歴史があります。

味噌はこうして、日本で親しまれてきました。味噌は医者いらずとも言われているくらいです。では、そもそも味噌を摂ることで身体に良い理由とはなんだと思いますか?味噌の成分や効果について説明していきます。

味噌の驚くべきパワー!

①コレステロールが溜まりにくくなる

味噌は、大豆を原料にして作られていますが、大豆にはリノール酸というのが入っています。これは、コレステロールの排出を促してくれるものでとても身体に役立っています。また、植物性ステロールも含まれていてコレステロールの吸収を妨げてくれます。また、ビタミンEにもコレステロールを抑える効果もあります。

どんどん悪いものを輩出してくれる効果が味噌にあることが分かります。味噌を摂取することで、身体もみるみるうちに蘇ってきます。特に普段から油ものばかり摂っている人は注意してください。コレステロールを適度に輩出していかないと、身体に悪影響を与えてしまいます!

②胃がんの予防

1981年に、国立がんセンター研究所の発表により、味噌汁を飲む人は、飲まない人に比べ胃がんになる可能性が低くなるという研究結果が出ました。飲まない人は毎日飲む人と比べて、50%も高くなるという結果が出てます。

なお、この結果は胃がんだけではなく、肝硬変や心筋梗塞の場合でも、同じような結果になると言われています。心筋梗塞を予防する理由としては、味噌を食べた時に、血管の中もきれいにしてくれる働きもあるので、血液がサラサラになりやすくなります。

肝硬変を予防する理由は、味噌を食べることで酵素を取り込んでくれます。その結果、ほかの食品の成分とも上手く結びついてくれるので、肝臓の働きを常に正常にしてくれるような働きをするためです。

③胃潰瘍の予防

味噌汁を飲んでいる人は、飲まない人と比べると胃潰瘍になる確率が低くなると言われています。特に、60代のになると、数値が顕著に出てくるそうです。若いときから味噌汁を飲むようにすることで、胃の病気を予防しましょう!

特にストレスを抱えていて胃の調子がおかしかったり、食べ物の消化が最近遅くなったかなと思う人は、ぜひ味噌を積極的に食べましょう。食べることで、症状が緩和になり胃もたれなどご飯が進まなくなるということも予防されます。

④老化を防止する

ダイセイン、サポニン、褐色色素、ビタミンEには体内が酸化するのを防いでくれる効果が含まれています。老化が促進される理由の一つに脳細胞や血管などに、過酸化物質が増えることがあげられます。この過酸化物質を溜めないようにする働きが味噌にはあるので、老化が遅れるきっかけにもなります。

歳をとっても、健康的に過ごせるように味噌を摂っていきましょう。歳を取ってから、味噌をたくさん摂り出しても効果はありますが、若い頃と比べるとどうしても効果は減少してしまいます。

若いうちから生活習慣の中に組み入れましょう。味噌を食べることで、例えば認知症予防や、倦怠感の予防にもつながり、イキイキとした人生を、何十年後も送れやすくなります。

⑤消化を助ける

味噌は発酵食品です。発酵させることで、アミノ酸が生成されています。そのため、消化吸収の良い食べ物となってくれています。さらに、活性度が高い消化酵素も味噌には含まれています。そのため、他の食品から吸収された消化に良い成分とも結びつくので、消化吸収をさらに効率良く働かせるきっかけにもなります。

普段の食事において、消化の悪いものをたくさん摂っている人に良いです。これも、脂ものをたくさん摂っている人にとても良い効果だといえます。

⑥腸をきれいにする

味噌には、豊富な食物繊維が含まれています。そのため、腸の中を掃除してくれる働きがあります。また、味噌の中には、発酵によりできた微生物も含まれています。この微生物は、腸内に滞在する有害物質を体外に出してくれる働きを持っています。毎日摂ることで、腸の中がきれいになり体調を整えてくれる効果があります。

普段から便秘気味で、便が出づらい人にとても良い効果です。また、野菜不足で食物繊維をあまり摂れていない人も、味噌を摂ることで、腸内がきれいにされるのでデトックス効果も期待できて、身体を若返らせてくれる働きを持っています。

味噌の種類別のカロリーについて

色々と味噌の効果についてご紹介させていただきました。味噌を摂ることで、色々と身体にも良いということがお分かりにいただけたと思います。それでは、今度は味噌の種類別によるカロリーを説明していきます。尚、味噌18gあたりのカロリーを記載させていただきます。

①白味噌(35kcal)

白味噌とは、米こうじを多く使っており、白っぽくしかも甘い味噌のことを指します。有名なものとして、京都の西京味噌や広島の府中味噌、香川の讃岐味噌が挙げられます。

白味噌の製造工程ですが、大豆を煮るところから始まります。大豆の白さをそのまま味噌に残すために、大豆の煮汁が外へ流れ出るようにして調理します。似た大豆を米麹と合わせるのですが、大豆が1に対して米麹は2の割合で混ぜます。

白味噌にも甘口と中辛がありますが、目安として甘口は1週間程度寝かし、中辛は1ヶ月から3ヶ月ほど寝かして製造するのが一般的です。尚、白味噌は大豆の濃厚の味わいが出るので、料理としては魚の西京焼きですとか、石狩鍋などに使われています。

また、お酒にも隠し味でほんの少し白味噌を入れているような地域もあります。甘酒に入れてみると、また濃厚さが増して一味違った味になります。

②赤味噌(33kcal)

赤味噌は、白味噌とは工程が多少違いますが、材料はほぼ変わりません。赤味噌には、青森の津軽味噌、秋田の秋田味噌、宮城の仙台味噌、福島の会津味噌が挙げられます。

赤味噌の場合ですが、白味噌とは違い、大豆をまず蒸します。なぜ蒸すかというと、大豆の煮汁ごとしっかりと取り入れ、色を褐色色に変えていくためです。大豆を蒸したら、米麹と混ぜますが割合も変わってきます。今度は、大豆1に対して米麹も1の割合です。

また、赤味噌の熟成期間も白味噌と比べてもとても長いです。だいたい、3ヶ月から1年くらい寝かすと言われています。これは、熟成期間を長くすることで、塩分の濃度を上げていってます。塩分の濃度が高くなるほど、コクのある赤味噌ができるためこのような製造工程にしています。

赤味噌はコクと塩辛さがあります。料理としては、味噌カツや田楽、味噌おでんなど味にパンチをつけるために使用されている場合が多いです。また、赤味噌は味も濃いので、辛めのお酒を一緒に飲むと、料理にも合って最高です!

③甘味噌(39kcal)

甘味噌とは赤味噌の中の部類に入っている味噌です。光沢がとても強い茶褐色となっており、甘味がとても強く塩分が少ないのが特徴です。昔は、とても濃い赤褐色だったのですが、現在は徐々に黄褐色のものが多くなってきています。有名なものは、東京の江戸甘味噌と呼ばれるものが有名です。

とても柔らかい味噌となっており、粘度が高くなればなるほど良質な味噌だと言われています。いい味噌は、大豆が持っている甘い香りを持っていて、とてもスッキリとした甘味もあるのが特徴です。これは、東京で古くから馴染まれている味噌です。

この味噌は、熟成期間が2週間弱ととても短いです。また、塩分がとても少ないので夏になると、10日程度しか保存できなかったとも言われています。

尚、先ほどご紹介した信州味噌と比べて、何と、約3倍もの米を原料として使っています。そのため、贅沢品として扱われています。また、鮮度もとても良いので、味噌田楽など江戸料理にも多く使われています。

尚、2003年には東京都において、江戸甘味噌が地域特産品としても認定されており、代表的な生産品としても認識されています。この甘味噌は、白味噌や赤味噌と比べてると、なかなか使用している地域は少ないです。

しかし、その分、ほかの味噌と比べても、非常に素材の旨みが出ている味噌となっています。また、大豆の甘味もしっかりと出ているので非常に食べやすい味噌だとされています。

④麦味噌(36kcal)

麦味噌って聞いたことがありますか?私の実家も麦味噌でした。これは、九州地方や愛媛地方、山口地方でポピュラーに使われている味噌です。別名「田舎味噌」とも呼ばれています。

これは、麦が入っているので、味噌汁でこの味噌を使っていると、ときどき麦が浮いてたりするので、初めてこれを食べた人は、びっくりしている人が多かったです。

麦味噌はが生まれたのって、実は平安時代くらいに生まれたと言われています。この時代は、各地で稲作が盛んになった時期だと言われています。全国の色々なところで米麹が使われて味噌が作られるようになったのですが、九州地域においては、米を植えても天候の関係で、なかなか獲れない地域でした。

そこで考え出したのが、麦を主体に麹をつくる、いわゆる「麦麹」を元にして味噌を作ることにしたのです。

麦味噌は全国でも5%くらいしか生産されてないので、なかなかお目にかかることもできない製品となっています。麦味噌には、麦のつぶか残っているものです。最初は、何か異物が入っているのかと勘違いしてしまう人もいますが、実際に食べてみると、濃厚で結構おいしいという人がいます。

味は、少し薄く淡白な感じがします。とても優しい味がするので、二日酔いの日にこの味噌汁を飲むと、体力も回復してとても良いです。身体を元気にしたいときには、麦味噌を使ったものを食べると良いかもしれません。

尚、味噌汁以外にも田楽として麦味噌を使うことで、食感も歯ざわりもとても面白い感じになるので、ぜひ料理してみてください。同じ味噌でも今までとは、違う食べ物を食べている感じがします。

味噌を色々食べよう!


いかがでしたか?味噌に関する効果をお伝えしていきました。なかなか普段味噌を使った料理って食べる機会もないと思います。私も実家へ帰ったときは、毎朝味噌汁が出るので、ありがたくいただいていますが、一人暮らしをしているときって、正直味噌を含む料理はなかなか食べていません。

しかし、味噌も料理をしなくても簡単に摂取できます。それが、野菜に味噌をつけて食べるという方法です。例えば、もろきゅーっていうのがありますが知っていますか?

これはきゅうりを味噌につけながら食べるものです。田舎へ行くと、そうやって食べている人も多いです。私も、たまに調子が悪いときに食べていますが、本当に味は格別なものです。

味噌は絶対に火を通さないといけないものでもないので、野菜につけたりご飯と一緒に食べることで、摂りやすい食品なので、ぜひ味噌を活用してみてください!

そして、病院にも行かなくて良い身体作りのためにも、常日頃から摂取しておくと、体調も崩しにくくなるので実践してみると良いでしょう。

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